「軽い!大容量!雨に強い!」三拍子揃ったお布団バッグが最高

先日、大盛況で幕を閉じていたTOKYO ART BOOK FAIR。私も行ってきたのですが、紙や本、カルチャーに対する熱量が会場全体を包んでいて、その空気感だけでもワクワク、楽しい気持ちに。じっくりと各ブースを巡り、心満たされ会場を後にしようとした際、幸いなことにPRの方とお話する機会がありました。その方に教えていただいたのが、公式サイトにある『NEIGHBOURS』という特設ページです。会場である東京都現代美術館近隣の、オススメスポットが紹介されています。「駅から少し離れた立地なので、帰路も是非楽しんでいただきたい」とのこと。最近お洒落なお店が増えている清澄白河ですが、サイトには載っていないショップも教えていただきました。それが、FAARというセレクトショップです(トーキョー内見クラブのこちらの記事でも紹介されています)。帰りにふらり寄ってみたのですが、佇まい、セレクト共にとても素敵! 1階には厳選された衣類が並び、奥には期間で入れ替えているというギャラリーが設けられています。更に二階に上がると、ライトや食器などのインテリア雑貨からヴィンテージの家具まで、洗練されたアイテムの数々が。“作り手の真摯なものづくりに触れられる、出合いの場をつくりたい”と、今年の初めにオープンしたそうです。

TABFでも写真集を数冊手に入れていたため、買い物をするつもりは全くなかったはず…が、あまりにセレクトが刺さってしまい、バッグを一点購入してしまいました。

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KASSL Editionsのバッグ。2018年に、ユニセックスコートを作るブランドとしてスタート。アムステルダムとアントワープを拠点に、様々な年齢のデザイナーが所属しているそうです。

手に入れたのがこちら。KASSL Editionsのビッグバッグです。コレクションを見ていても、バッグの大きさは二極化。とにかく小さいか、大きいサイズか。私は特に後者に目がなく、即決してしまいました。

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存在感のあるバッグが、スタイリングのポイントに。

使い始めてから、日に日に愛が深くなるこのバッグ。とにかくビッグ!なサイズ感と、ヴィンテージのレザーソファーを彷彿とさせる絶妙なブラウンがたまりません。

加えて機能性も兼ね備えているのが素晴らしいのです。無駄が一切ない外見と同じく、内側もすっきりとしたデザインが特徴。それでいて何もないわけではなく、大きめの内ポケットがひとつ付いています。横幅、深さ共にしっかり設定され、位置も絶妙で使いやすい!また、横に大きな長方形で、間口も広いので荷物の出し入れがしやすい。中を覗くと、一見してどこに何があるのかわかる、余裕のあるデザインです。パファーなのでバッグ自体の形がよれず、底が沈んで荷物が取りにくくなることもありません。そして侮るなかれ、レザーと見紛うほどラグジュアリーな質感ですが、実は加工を施したキャンバス地で、水も弾くのだそう。大切なバッグが雨に濡れると少し落ち込みますが、こちらはハンカチでふくだけでOKです。

2種類付けられた持ち手の長さも絶妙で、ショルダーにすると、長すぎず、短すぎずでモダンに仕上がるから凄い。ただミニマルなだけでなく、使い勝手や機能性を考え抜いた先にこの造形ができあがったのだと想像するくらい、使い込むほどに魅了されます。

ちなみに、持ち手もとてもパフィーに作られているので、肩への負担が少ないのも嬉しい点です。大荷物を持っていても、いつもより重量感を感じません。バッグ自体が空気を背負うように軽いので、それも軽やかさを感じる所以かもしれません。

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先日、初対面のおばさまに「可愛らしいバッグね」と褒められました。

そして、このバッグを使いはじめてまだ数日ですが、老若男女問わず「可愛いバッグですね」と褒められます。お布団や枕を思わせるボリューム感が、とても愛おしいんです。それから、通勤時に電車内で前に抱えていると、とても安心するのもプラスポイントかもしれません。

既に魅力に惚れ惚れしているビッグバッグ、仕事、プライベート問わず、これからも愛用間違いなしです!

エディターSASAYAMAプロフィール画像
エディターSASAYAMA

周囲の人の着こなしが気になって仕方ない私服ウォッチャー。
街でも目を光らせています。ミニマルで、少しひねりのある服が好きです。

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