愛用歴2年。もう手放せないルームシューズ

マスミツケンタロウさんの革スリッパ

足に馴染んで、経年変化を愛おしく思う。何度かご紹介しているご贔屓ショップ「This」で出合ったレザーのスリッパです。

マスミツケンタロウさんの革スリッパ
税込4,620円。

こちらは、山梨県の北杜市で制作されている造形作家・マスミツケンタロウさんの作品。

2枚の革をステッチで繋げたシンプルな作りで、とにかく大変に柔らかいんです。爪先から踵に向けてくるくるとロールでまとめることができるくらい。そして軽い!

マスミツケンタロウさんのレザースリッパ

店頭で見つけた時は、踵がわに施されたホールに麻紐を通して両足をまとめ、壁の鋲に吊り下げられていました。その様が有機的で、無駄がなく、研ぎ澄まされたセンスに心を打たれました。まずは自分用にグレーのLサイズを購入。履けば履くほどフィットしてくる感じもいいし、足癖で変化する形も面白い。2年経ってもしっかり丈夫ですが、マスミツさんのサイトによると、修理を受け付けているとのことで、心強い。

マスミツケンタロウさんのレザースリッパ
あまりにも気に入って、子ども用にも調達しました。

仕事柄、新しいもの、次のトレンドに目を光らせながら過ごしている電脳生活ですが、帰宅して外靴からこのルームシューズに履き替えた瞬間、気持ちをリセットできるようになりました。日々の暮らしの大切さをしみじみ実感できる良品で、もう手放せません!

エディターKINUGASAプロフィール画像
エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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