SPUR編集部において圧倒的に“カブリ率”が高いのがアーレムのメガネ。スモールグッドシングスでも幾度となくご紹介をしているので自分は遠慮していたのですが、最近その素晴らしさを改めて感じることが多くて……。「やっぱり私も語りたい!」と思い溢れてこの記事を書いています。私が愛用しているのは“Segur”というモデル。数年前にグローブスペックスにて購入しました。
このメガネはウェリントンタイプのオーソドックスなデザインですが、アーレムならではツヤのある面とマットな面を折り混ぜたセルフレームによりぐっと洗練されたムードがプラスされています。サイズは通常よりもやや縦幅が大きく設定されていて、それもまたモダンな印象に。どんなコーディネートにも似合うのに、しっかりと主張してモードなムードに仕上げてくれる。これがアーレムがこれだけ愛される理由なのだと思います。
そしてさらに推したいのは“Fog light”という色! こちらは黒ではなくやや明るいグレー、少し透け感がありつつ、光の当たり方によっては淡いグリーンが混ざったような色にも見えます。いわゆる黒ぶちメガネも持っているのですが、薄顔の私は「か、顔が負けている……」と思うことも多くて。そんなときに出合った絶妙なグレーは程よい存在感が使いやすくヘビロテしています。購入時に一緒にいたスタイリストさんに「中間色のフレームはクリアレンズ以外も似合うから、色付きのレンズやサングラスにアレンジしても素敵だと思うよ」とアドバイスをもらったのも決め手でした。この夏はレンズを入れ替えてみようかな? と思っています。
多くの編集部員がそうであるように、実は私もアーレムのメガネは2つ所持しています。もうひとつは大ぶりのレンズサイズと変則五角形が目を引くLa Siene。こちらも唯一無二のデザインでスタイリングのレベルを上げてくれる頼りになるアイテムです。
花粉や黄砂対策としても出番が激増。さらに「やばい、寝坊した!」という日も、「疲れておしゃれする気力がありません」なんて日も、メガネさえかければよそ行きになるからついつい手に取ってしまう。アーレムのアイウェアは、モードラバーの必需品であり、働く人の強い味方だと思っています。
ワードローブの中心はデニムとメンズのシャツ。『スターウォーズ』シリーズに出てくるイウォークに似た犬と暮らしています。