【ミナ ペルホネン】のリングは、大人のためのくまさん

いくつになってもあこがれのブランドのひとつ、「ミナ ペルホネン」。

ユニークなテキスタイル、丁寧に作りこまれた洋服、素敵なインテリアを用いた店内……上質な大人っぽい美しさと、子ども心を忘れない遊びの効いたデザインのバランスが絶妙ですよね。ミナの服は、長く大事に愛用している人が多いイメージ。こんなブランドが似合う大人になりたい、と見るたびにいつも思います。(その割には、勢いに任せてド派手な洋服を買ってばかりいるのですが)

しかし先日、私にドンピシャなアイテムをついに見つけたのです!

どっしりと構えたくまの「セバスチャン」のリング

ミナペルホネンのリング
価格は¥17,600

くまが堂々と直立しているリングです。

このくまは、Sebastian(セバスチャン)と名付けられたキャラクター。過去のシーズンに登場した「alive」というテキスタイルにたくさんの熊が描かれているのですが、その中の一頭なんです。個人的にはちょっとおじさんのようなずんぐりしたシルエットもツボです。

くまらしいお腹の丸みや、原画で描かれた線の細かな部分まで、丁寧に落とし込まれたリング。素材はシルバーにメッキ加工を施しており、少しレトロでニュアンスのある風合い。

ミナペルホネンのリング着用
わたしの子どもっぽい手にもしっくり!

動物のモチーフというと、どうしても大ぶりなものやポップなものが多いのですが(私調べ)、これは一味違います。細くてきゃしゃなデザインなので、着用するとこんな感じ。

小ぶりでいい意味でくま感が強すぎないところも推せるポイントです。初見の人からも「それなあに?」と聞かれることが多く、ばれにくい! アイテムの主張が控えめなので、ちょっとかしこまったシーンにもさりげなくくまを紛れ込ませることができるのではないかと、目下画策しています。

手のひらサイズのコンパクトな箱にもときめく

ミナペルホネンリングの外箱

私は結構外箱は捨ててしまう派なのですが、このサイズ感がたまらなくかわいくて、捨てられません。

ミナペルホネンの箱を開けた様子
お腹が空いているからむすっとしているのかも?

小さい正方形の箱を開けると、ちょっとむすっとしたセバスチャンがお目見え。この箱のサイズ感や佇まいにもときめきます。

ちなみにこの「alive」という図柄、食料がなくなってしまい、里に下りてきた熊たちが対話を求めている、という物語を想い浮かべて描かれたものなんだそう。小ぶりで控えめなアイテムですが、かわいさだけでなくしっかりとメッセージ性をはらんでいるのも推せるポイント。

動物のデザインやファンシーなものばかり集めている私。このリングをきっかけに、実はこっそり動物をひそませていました……という“ステルス動物”手法も学んでいこうと思います!

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エディターKAGOHARA

メンズ誌から異動してきたのですべてが新鮮な毎日!お笑いとぬいぐるみとドラァグクイーンが好きです。「なにそれ!」とツッコまれそうな服に目がありません。野菜が苦手です。

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