みなさん、 VIVANT見てますか? ドラマには疎い方なのですが、友人に絶対見てと強く念押しされ、U-NEXTで追いかけ視聴してすっかりハマってしまいました。民放の邦ドラマとは思えない、モンゴルロケがなせるダイナミックな絵作りはもちろん、つい考察せずにはいられない展開に夢中です。「敵か味方か味方か敵か」のキャッチコピー通り、マトリョーシカのように次々に登場人物の腹のうちがわかってくる構造もたまりません!
ところで、堺雅人演じる乃木憂助が重要なシーンで実に美味しそうに食べるものがあります。お赤飯です。未見の方のために少しだけ解説すると、ある事情で天涯孤独となった主人公乃木は小さな頃から自炊をしており、料理が上手という設定なのです。ときどき仲間に自分の大好物のお赤飯を振る舞うのですが、それがまあ本当に美味しそうで。しかし乃木と違って料理がからきし駄目な私にとって、お家であずきを茹でたり、せいろ蒸しをしたりするのは気の遠くなる道筋。ということで、美味しいお赤飯を売っているお店で購入してきました!
伺ったのは『ふるや古賀音庵』というお店。和菓子屋さんなのですが、近所に住む人から、小豆の使い方に慣れてるからか、小豆と近いささげ豆を使ったお赤飯もとっても美味しいと聞いていて気になっていました。
そういえば、ドラマのお赤飯のイメージのもとになったのは「とらや」のものだとか。和菓子屋さんの赤飯が美味しいというのは、お蕎麦屋さんのカレーが美味しいみたいなことなのかもしれません。大好きな「アド街ック天国」でも3位にランクインする名店とのことで、早速電話して予約。
包装紙から可愛いのでお土産にもぴったり
予約した折り詰めはこちら。7寸370gの一番小さいサイズを購入しました。持ち帰って家で食べるだけなのですが、包装紙にくるんでくれました。どこか懐かしい朱色が可愛い。友人の家にお呼ばれする時のお土産にもいいかもしれません。
赤い鶴がプリントされた容器をいざ開封。お赤飯とご対面です。
もち米さとささげ豆のほのかな甘みが懐かしい!
黒胡麻団子が自慢のお店だからか、ごま塩はプリセットタイプでした。絶妙な塩加減がお米の優しい味を引き立てます。昔ながらの製法で毎日蒸篭で蒸しているそうで、小豆のふかふか感と餅米のもちもち感をしっかり感じられます。そうそうこれこれ、これが食べたかった! 常温で頂いたのですが十分美味しい。まさに乃木の言う通り、「おかずなんていらない、これだけでいけます」!
気軽なコンパクトサイズも。
もう一つ、店頭に予約なしで買えるお赤飯があったのでこちらも買ってしまいました。これは次の日のお弁当に。こちらはその日分が売り切れ次第終了とのこと。今日はいよいよ最終回。絶対お赤飯出てくると思うんですけど、どうですかねえ~。他に回収しなきゃいけない伏線が多すぎますかね~。今夜のVIVANTのリアタイ視聴のお供に、お赤飯、いかがでしょうか?