【シャツ／デニム／ニット】これを選べば間違いない。ベーシック服の“正解”15選

美シルエット×トレンドを兼ね備えているから正解！

ハリ感のあるコットンポプリンで仕立てたシャツは、ミリタリー由来のディテールにマニッシュなムードが漂う。一方、絶妙に細身のシルエットはエレガントで、ボディラインをきれいに見せてくれる。今季、注目のネクタイつきで、旬な雰囲気が味わえる優等生だ。

今こそ手に入れるべき、永遠の名品

オリジナルのウォッシュ加工による、マットな風合いが特徴のシルクを使用。流れるような袖やボディのシルエットも美しく、デニムやチノなどカジュアルなボトムに合わせても、ハイエンドな仕上がりに。「クワイエット・ラグジュアリー」先駆者のシルクシャツ、今すぐ手に入れよう。

即完売必至！ 人気シリーズの新作

ファッション関係者にもファンの多い「7 デイズ シャツ」。ストライプの新シリーズから、リラックスシルエットの「sunday」を。シャリッとしたコットンブロード、ペンシルストライプ、胸ポケット下の＂JS＂の刺しゅうと、老舗テーラーで仕立てたような佇まいも誇らしい。

スタイリングに迷うことなく一枚で決まる

クラシックなシャツ襟に対して、バルーンのように膨らんだ身頃や袖。モードなエッセンスがほどよいバランスでちりばめられていて、一枚で着てスタイルが決まるシャツ。ボディの裾が絞られ、自然にタックインしたように見えるから、旬なスタイリングが手間なく完成するのもうれしい。

ユニセックスならではのサイズ感が重宝

厚手の光沢感ある素材で仕立てたユニセックスのシャツは、ゆったりとしたサイズ感だから軽いジャケットのようにも使えて、季節の変わり目に重宝すること間違いなし。カジュアルだけど、どこか色気があるのはフレンチブランドならでは。パリジェンヌのようにノンシャランな女性像をかなえる。

アーティスティックなデザインが正解！

斜めに走るフライフロント、アシンメトリーに縫い合わせた色みの異なる生地。ロエベらしいアーティスティックなデニムは、ハイメゾンならではのひねりがきいた唯一無二のデザインだ。サイドの切り替えが前にずれていて、脚をすっきり見せてくれる効果あり。

ファッション通に愛されるアイコニックな一本

（右）多くのファッション通が愛用する「サンシー」のアイコニックなドローストリングパンツ。ウエストの後ろ側はゴムなので、リラックスしてはけるにもかかわらず、ノーウォッシュのデニムだからルーズすぎない。ヒップのスラッシュポケットは片方だけ三角形のフラップつきで、ディテールへのこだわりも通を惹きつける要因。

デニム￥44,000／サンシー

デニムに定評のあるブランドならではの安定感

（中右）ブランドの創業年が冠されたシグネチャー「1978」は、ヒップまわりにフィット感がありつつ、ほんのり裾へと広がるフレアシルエットが美しい。フロントポケット付近には「ひげ」が浮かび上がり、はき込んだような風合いが自然に表現されているのは、デニムを得意とするブランドならでは。

デニム￥35,200／ディーゼル ジャパン（ディーゼル）

はき心地のよさも美しいシルエットもかなえてくれる

（中左）生地が10.5オンスと薄手、かつストレッチもきいているのではき心地が抜群。ハイライズが腰の位置を高く見せ、ワイドレッグシルエットが脚長効果をもたらしてくれる。アメリカントラッドの伝統を受け継ぐ「ラルフ ローレン」らしく、メンズライクなジャケットを合わせたくなる一本だ。

デニム￥40,700／ラルフ ローレン（ポロ ラルフ ローレン）

アップサイクルだからこそ、世界に一点だけのデニム

（左）「ヴェトモン」出身のデザイナーが2021年に立ち上げた「プロトタイプス」は、デッドストックやヴィンテージを再利用した一点ものを制作する気鋭のブランド。こちらのジーンズももちろんヴィンテージのデニムを用いており、サイドの縫い合わせや裾のスリットなど、ディテールに個性が宿る。

デニム￥64,900／THE WALL SHOWROOM（プロトタイプス）

今の空気をとらえたクリエーションが正解

肉厚ながら柔らかいウール、身頃の飾りボタン、上品なブラウングレー。「ボッテガ・ヴェネタ」といえば控えめで上質な物作りが信条だけれど、マチュー・ブレイジーはブランドの哲学を守りながらもモダンにアップデート。その精神が息づくシンプルな丸首ニット、今のうちにゲットしたい。

メゾンの哲学をさりげなく纏える

ネックや裾の「デコルティケ」ディテール、レザーのエルボーパッチが、ベーシックなＶネックニットをひと味違うムードに昇華。ウールにリネンとコットンをミックスした素材は、さらりとしたテクスチャー。さりげないのに個性的、そんなムードで着ることができる一枚。

アクセシブルな価格も魅力の定番

ワークやミリタリーをデザインソースに、クリエーションを続ける「ハイク」。くすんだオリーブグリーンのトーン、リブの表情やフォルムにミリタリーの匂いを残しながら、モダンにアップデートしたウールのニットは、ストイックなまでにシンプルだから、スタイリングの可能性は無限。アクセスしやすい価格もうれしい。

シンプルがゆえの汎用性の広さ

前身頃のパッチポケットがメンズライクでカジュアルな雰囲気。短めの着丈は、ボリュームのあるボトムとも合わせやすく、インナーの裾をアウトにして着てもバランスがとりやすい。羽織ってもよし、ボタンを留めた姿も美しいのでVネックニットのように着てもいい、幅の広さが魅力。

旬を纏える最強のセットアップ

ニットの裏側にフェルト生地を貼って厚みを持たせたことで、コンサバになりがちなニットのセットアップが、一気に旬なムードに！ 半袖ニットはネックの開き具合がほんの少し広く、中に合わせたインナーがいいあんばいでのぞいてくれる。

権藤千絵さん＂長く着続けたい、こだわりのホワイトシャツ＂

「パリ発のシャツを専門とするブランドで、シンプルながらこだわりがあり、どの型も魅力的。今回選んだのはスタンドカラーのロングシャツです。ギャザーになったバックヨークが描く立体的なシルエットはとにかく美しく、一枚で着るのはもちろん、襟は折り返しても形が決まるのでインナーとしても。メンズのヴィンテージシャツのディテールがモダンに落とし込まれて、デザインされすぎていないあんばいが絶妙な、理想の一枚です」。

佐々木桃子さん＂レイヤードアイデアが無限のネルシャツ＂

「たくさんの秋冬ものの中でも独特の存在感を放っていたKUROのネルシャツ。グラデーションになった色みや、メンズからスタートしたブランドならではのユニセックスな雰囲気は、ほかには見つからない。そしてスタイリングのアイデアが無限に浮かぶところが、＂正解＂ポイントです。インナーとして、あるいは中にタートルを着て上から重ねたり、羽織りとしても重宝。柔らかい素材は、腰に巻いてもスマートに決まります」。

嶋﨑由依さん＂社会貢献もできるブラックデニム＂

「デニムはたくさん持っていますが、中でも＂正解＂だと確信したのは『The Emerald Jean Black』。王道ストレートで、ブラックのノンウォッシュなのできれいめにもはけますし、名前の通りエメラルドグリーンのステッチや、バックサイドのアジャスターなどのディテールがひと味違うところもいい。何より売り上げの一部をデザイナーが信頼を置くチャリティ団体に寄付するなど、社会貢献を意識したスタンスも応援したくなる！」。

仲本 結さん＂斬新なデザインと手編みの温かさを感じるニット＂

「pillings（毛玉の意）という名前の通り、ニットにフォーカスするブランドならではの斬新なデザインが、目を引くこと間違いなしの一枚です。存在感がすごくあるのに、なぜかお母さんの手編みのような安心感もあって、長く愛でたくなりますね。短い身頃の丈に対して、袖が長くて大きいアンバランス感がモダンな雰囲気をもたらしてくれます。インナーにシャツを重ねたり、ランジェリードレスに羽織ったり、今シーズンらしいレイヤリングが楽しめるのも魅力的です」。