AIは嘘をつく!?! ひとりっPが旅で実際に体験した7つの悲劇とは

何かと話題のAIですが、ひとり旅歴25年以上450回超えのひとりっPも、今年2026年に入ってからは、めちゃくちゃ旅にも日常にもAIを活用しています。
 
おもに使っているAIは3種類。そのうち、もっとも使うAIには課金もしています。
 
ひとりっぷ中にかなり頻繁にAIと会話しているヘビーユーザーのため、無料枠では立ち行かないと悟り、課金しているんですが、だからこそ、ヘビーユーザーとして断言させていただきます。
 
「AIは嘘をつきます」
 
ひとりっP、何度、AIの嘘回答に振り回されたことか!! ほんっと、自信満々に間違い情報を答えてくるんですよ。
 
というわけで、みなさまへの注意喚起も含めて、ひとりっPの実体験からの「AIの嘘実例」をご紹介します!

何かと話題のAIですが、ひとり旅歴25年以上450回超えのひとりっPも、今年2026年に入ってからは、めちゃくちゃ旅にも日常にもAIを活用しています。
 
おもに使っているAIは3種類。そのうち、もっとも使うAIには課金もしています。
 
ひとりっぷ中にかなり頻繁にAIと会話しているヘビーユーザーのため、無料枠では立ち行かないと悟り、課金しているんですが、だからこそ、ヘビーユーザーとして断言させていただきます。
 
「AIは嘘をつきます」
 
ひとりっP、何度、AIの嘘回答に振り回されたことか!! ほんっと、自信満々に間違い情報を答えてくるんですよ。
 
というわけで、みなさまへの注意喚起も含めて、ひとりっPの実体験からの「AIの嘘実例」をご紹介します!

INDEX

1:配車アプリについての嘘

リオデジャネイロ・ガレオン国際空港のUber案内表示

先日出かけたギリシャ・アテネ国際空港から市内への移動方法について、「空港からUberは使えるの?」とAIに聞いたところ、「使えますが、あまり一般的ではありません。現地の配車アプリ○○○のほうがつかまえやすいですよ」との返答。
 
でも、空港内にUber乗り場はこちら、との表示があり、「?? UberでOKなんじゃないの??」と思い、Uberで手配したら普通にサクッと乗れたんですよ。
 
ちなみに、トルコ・イスタンブール国際空港でも全く同じことが。
 
空港からの配車アプリ利用については、AIの案内よりも空港内の広告&案内表示が確実!と悟りました。
 
そもそも、その国独自の配車アプリを新規ダウンロードするのは面倒だし、クレジットカードを登録できるかどうかもわからないし(海外の空港で新規の配車アプリをDL、クレカ登録の段階でカード会社のセキュリティに引っかかり「登録不可」と表示されたこと、何回もあります)、そんなこんなで余分な時間がかかるor使えない可能性もあることを考えたら、既存のアプリでGOできるならそれに越したことはないんですよね。
 
[補足]アテネもイスタンブールも、配車アプリで手配できるのはタクシーのみです(一般の自家用車のライドシェアは許可されていないため)。つまり、配車アプリ=実質はタクシー手配アプリということです。

2:ロサンゼルス国際空港でのターミナル間移動についての真っ赤な嘘

ロサンゼルスのヴェニスビーチ

2026年2月にロサンゼルス国際空港(以下、LAX)にアメリカ国内線で到着、羽田行きの国際線に乗り継ぐ際。久々のLAX乗り継ぎだったので、「ターミナル間移動って、たしか徒歩だとかなり大変だったような気がするけど、思い出せないな」と思い、AIに確認。
 
「その移動なら、徒歩でも20分程度。ターミナル間連絡バスに乗る場合は制限エリアの外に出るため、再度保安検査場を通過する必要が。その時間を考えたら、歩いたほうが早い」との回答。徒歩20分?? ほんとか??とちょっと疑いつつ、徒歩移動開始。
 
が!! これが、大嘘だったんです!! 
 
LAXのターミナルはもともと9つあり、U字型の道路に沿って展開されているんですが、まず、そもそものターミナル展開が案内地図で見る印象より断然広大で、ターミナル間の距離が結構あるんですよ。
 
てことをひっさびさのLAX乗り継ぎだったので忘れていました。歩けど歩けど、着かない。さらには、ターミナルをふたつ通過した時点で、「え!?? 徒歩用通路が、消えた!??」。案内表示があるのに、その先は搭乗ゲートで連絡通路が見当たらない!?!
 
あたりをぐるぐる探し回り、AIに聞いてもラチがあかず(このやりとりもかなりイラつくやりとりで、怒りに拍車! 書くと長くなるので割愛しますが)、結局空港スタッフに聞いて判明。なんと、その先はいきなり駐機エリアをシャトルバス移動! しかも便は15〜20分ごとの出発! というわけで15分間のバス待ちまで発生! さらにはシャトルでの移動は一部ターミナル間のみ。なので、下車後、再びのえんえん歩き! 
 
あとからわかったんですが、LAXのターミナル5は2025年10月に建て直しのため閉鎖&取り壊しになっていたんです(2028年の完成を目指しているそう)。そのため、ターミナル5を挟んでの徒歩移動の場合、ターミナル4〜6間がバス移動に置き換えられているんですね。というわけで、2026年10月時点でLAXで稼働しているターミナルは8つです。
 
そんなこんなの想定外、というか、聞いてない! という事態多発で、国際線ターミナルに到着したのはなんと1時間30分後!! 歩いた距離は3km以上! ターミナル5が閉鎖されていることをAIが把握していなかったということも、事態の悪化に拍車! ひとりっP大激怒! AIを罵倒叱責したことは言うまでもありません。
 
(ちなみに、乗り継ぎ時間は5時間半あったので、日本帰国便には問題なく乗り継げました)

[補足1]LAXのターミナルは、見取り図ではそれぞれが近そうに見えますが、実際は想像以上に離れています。徒歩移動していいのはせいぜい両隣のターミナルまで。それ以外は、いったんターミナルビルの外に出て、ターミナル間連絡バス(無料です)に乗って移動するのが最適解です。
 
[補足2]LAXのターミナル間連絡バスは一方通行のため、逆方向のターミナルへの移動の場合、すぐ隣だとしてもぐるっと大回りすることになります。そこに保安検査場通過の時間もプラスされるため、両隣までなら徒歩もあり、というのがひとりっP的見解です。

 

3:ブラジル・サンジョアン祭についての基本情報が大嘘だった!

リオデジャネイロのcasageranioホテルのプール

リオデジャネイロに出かけたとき。ちょうど、ポルトガルのお祭り「サンジョアン祭(毎年6月24日)」の時期だったので、たしかブラジルでも同じく祭りが開催されていると聞いたことがあるな、と、リオデジャネイロではイベントがないのかAIに質問。
 
「いいタイミング。市内いくつかの教会などで大きなイベントが開催される」との回答だったので、それに合わせて滞在日程の調整を検討。
 
ただ、深掘りして調べると、どうも変、、、?? 
 
別のAIに聞いたら、「リオでのサンジョアン祭の大きなイベントの予定は、確認しましたが、ありません」と。「え!? でもほかのAIが、あるって言ってるんだけど」と食い下がると、「そのAIの勘違いだと思いますよ」。はあああ??!!
 
イベントはあると答えたAIに突っ込んだら、「すみません、私の思い込みでした」と、AIの風上にも置けない回答が! 
 
思い込み!?? いや、嘘つきだろ! 完全なる捏造! 「AI失格!」と罵倒したことは言うまでもありません。航空券手配前に発覚したのが不幸中の幸いでした。
 
ちなみに、かなーり具体的に複数のイベント開催場所と日程を答えてきてたんですよ! とあるエリアを名指しして、日曜にはレストランやカフェも参加してのフェスタもあるから、ぜひ行くべきとまで(もちろん、そんなフェスタはなかった)。なのに思い込み!?? 否! 妄想癖だと断言します!!!
 
[補足]ブラジルでは、サンジョアン祭は「フェスタジュニーナ」とも呼ばれていて、リオデジャネイロでは小規模なイベントは開催されるものの、ほんとうに小規模。大規模な祭りとして盛んなのは圧倒的に北東部! ということが現地検証の結果、わかりました。

 

4:イスタンブール空港内郵便局情報の嘘

イスタンブール国際空港のターキッシュエア機

イスタンブール空港から日本へエアメールを送る必要があり、封筒も買わねばならず。
 
AIに聞いたら、イスタンブール空港内の郵便局では封筒も売っているから、郵便局へ行けばよいと言われ。
 
「あら、便利ね」と思いながら行ってみたら、空港郵便局で封筒の類は一切販売していなかったんですよ。というか、ノリやテープすらない、かなりそっけない小さなブース。
 
「封筒売ってない。どこ情報なの!?」と突っ込んだら、「一般論での思い込みでした。推測で書いてしまって、確認せずに断定したのが間違いでした」との回答に、また思い込みかよ!! と大憤慨! 
 
結局バッグ内にあった、羽田空港のATMで現金を引き出したときに入れた銀行の封筒でなんとか代用しました。持っててよかった銀行封筒! ありがとう三井住友バンク!!

[補足]空港郵便局が比較的充実しているのは、タイや台湾ですね。封筒だけではなく、郵送用の段ボール箱なども販売。テープ類も貸してくれます。なんと郵便局グッズも!

5:サボり癖がある!

イスタンブールの街角の壁画

質問への回答時に、「データを持っていないので断定は控えます」だの「それについては****のサイトに出ていると思います」だのと返してくる。
 
イラッときて「調べて!」というと、ようやく調べて、回答が出てくるという。怒!!
 
AIのクセにサボり癖があるんですよ。もちろん、「サボるな!」と即叱責!

6:ブラジルの決済方法Pixについての嘘がしつこい!

リオデジャネイロのCASA GERANIOホテルの客室

ブラジルのホテルやツアー会社との支払いについてのやり取りのメール(ポルトガル語)の翻訳を指示した際、翻訳すると同時に、メール内に書かれている決済方法の中のPixを「いちばん簡単で楽」と言ってすすめてくる。それも何回も。
 
Pixはブラジル中央銀行が運営する即時送金・QR決済なんですが(現地ではほんとにメジャーで、みんな使っています)、ブラジルの銀行に口座がないと利用できないんですよ。なのでひとりっPが使えるわけがない。
 
そもそも、以前、私が最初に「Pixとは?」と質問したときにも、「簡単でおすすめ」と回答。ただ、この手の決済はツーリストは使えないことが多いので「怪しい、、、」と思い、「旅行者も使えるの!? きちんと調べて!」と言ったら、案の定、ブラジルの銀行口座が必要と判明したという経緯が。なのに、その後も何度もすすめてくるので、その度に「ツーリストは使えないって何回言わせんの!?」とキレてます。

7:AIのリコメンドリストの精度の低さ

リオデジャネイロのホテルCasaGeranioの朝食

おすすめホテルやレストランを聞くこともありますが、必ずAIがリストアップした1軒1軒を、Googleマップなどのクチコミや写真で吟味します。結果、リストの8〜9割は、ひとりっP的にはNGになり、最終的にはリスト外のホテルorレストランを選ぶことも多いですね。
 
というのも、以前、当日のホテルを予約しなくてはならず、AIに希望の条件を提示のうえでリストアップを指示。時間がなかったので確認はパパッと済ませ、いちばん良さそうだったホテルを予約したら、「なんでこのホテルを推薦したの!?? 怒!!」という超不満足な宿だったことが。部屋そのもの、立地、スタッフ、どれもイマイチ、いや、イマ3だったんです。ちなみに、2つのAIに聞いて、両方とも推薦してきたホテルでした。確かに、Googleのクチコミポイントは高かったんです。が、ひとりっP的には、高評価にはまったく同意できない宿で。しかも、宿泊費が安くはなかったんですよ。
 

「旅」をAIに丸投げするとこうなるのか、と反省。旅の満足度を上げるには、いろいろなシーンでの選択をAI任せにせず、自分の意志・意見できっちり精査することが大事と痛感しました。
 
レストランについても同じで、AIのリストを精査すると、ひとりっP基準では脱落する店が多いんですよね。

「AIのリコメンドリストは参考程度に」と思っています。

 

ヒューストン国際空港のユナイテッド機

というように、AIの回答を鵜呑みにするのはキケンです。
 

数々のAIとのバトルを経験してきて、最近では、「この回答、なんか怪しい、、、」というのが嗅ぎ分けられるようになってきました。なので、重要なことに関しては、複数のAIに聞くようにしています。回答が違う場合は、それぞれに「ほかのAIは違うことを言ってるけど、どういうこと!?」とツッコミを入れ、どちらがより正確な情報なのか確認します(結果、どの回答も間違っていたこともありました)。
 
もちろん、旅の最中にはAIのおかげで助かっていることも、ものすごーーくあります。もうAIナシのころには戻れません。
 
「2026年は旅にとってのAI元年!」とひとりっPは思っていますが、落とし穴に落ちかねない、いや、実際に落ちたことも多数体験済み。みなさまも、AI利用時にはくれぐれもお気をつけて、Have a nice ひとりっぷ〜〜!!
 
[補足]香港ではChatGPTとClaudeは使えず、Geminiなら使えます(2026年10月時点)。というように、国によっては、AI利用に制限があることも。なので、普段から複数を使うようにしています。
 

ひとりっPプロフィール画像
ひとりっP

稀代の旅バカ編集者。雑誌『SPUR』元編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と命名、旅する女性を全力で応援中。海外ひとり旅回数450回超えの内訳は、香港200回、台湾60回、タイ60回、シンガポール40回、サンフランシスコ30回、ハワイ30回、中国30回、マレーシア30回、メキシコ20回、ブラジル10回、その他中南米各国合わせて20回、カリブ海諸国30回、中近東各国10回、など。すべてプライベート。座右の銘は、「旅は人生の貯金」「旅は日常の延長、日常もまた旅」。元祖・女子ひとり旅指南本『ひとりっぷ』シリーズ最新刊『昨日も世界の彼方にひとりっぷ8〜まつりっぷ編〜』含む、既刊1~8、スピンオフ『たまには世界のどこかでふたりっぷ』が好評発売中。トークイベントなども含めた旅の最新情報を、Instagram(@hi_trip)で日々発信中。