【通勤コーデ】初秋のスタイルを完成させるシャツ&ブラウス | おしゃれなあの人の通勤スタイル vol.24

今回のテーマは、だんだんと肌寒くなるのに合わせて、夏から秋のムードにスイッチしていきたい端境期のオフィススタイルについて。

それ一枚で秋のコーディネートを完成させてくれるシャツやブラウスは、寒さが増してきたらレイヤードスタイルにもひと役買ってくれる心強い味方。しかし色・柄、シルエットに加え、素材の塩梅を間違うとオフィスシーンに相応しくないコーディネートに陥ることも……。そこで今季オフィスでも使える「シャツ&ブラウス」を吟味する際のポイントを尋ねた。

「取り入れやすいのは、今回私も着用しているボウタイやスタンドカラーなど程よくデザインコンシャスなアイテム。なかでもおすすめはコットン素材のものです。コットンであればオン・オフシーンを問わないのはもちろん、シーズンレスに着まわせ、レイヤードする際も幅広いアイテムと相性がいいと思います」と、話してくれた。

今回高岡さんが披露してくれたコーディネートのポイントは、ボリューミーなタイがアイコニックなウィム ガゼットのドルマンボウタイブラウス。

「１枚で存在感のあるデザインブラウスなので、ボトムスはブルーのコーデュロイパンツで程よくカジュアルダウンさせています。小物や足元は黒でシックにまとめつつ、さりげなく女性らしさも意識。ブラウスはタイをラフに垂らしたり、バックで結んだりとアレンジが自在なので、シーンによって使い分けれるのもうれしいポイント」と、着まわしの利く、主役級ブラウスを取り入れた端境期スタイルの好例だ。

華やかなブラウスがコーディネートの主役である分、コンサバティブにならないようボトムスやサンダルでカジュアルダウンさせたり、合わせの小物をブラックで統一するなど、足し引きのバランスが取れたスタイルに仕上がっている。高岡さんのように一枚でスタイルを完成させてくれる主役級アイテムとしてはもちろん、中長期的に着まわせるデザイン・素材選びで、軽やかに秋のスタイルにスイッチしていきたい。

ミニマルながら存在感を放つビッグシルエット【マメ クロゴウチ】

さらりとした着心地が虜になる、コットン100%のビッグシルエットシャツ。南フランス・アルルの街中を舞う石灰石のパウダーが付着し、白化したようなテクスチャーをニドム加工により表現した一枚だ。メンズライクなボリューム感と、長めのスリーブ、前後アシンメトリーなシルエットが上品ながらもリラックスムードを演出する。

マメ クロゴウチ オンラインストア
https://www.mamekurogouchi.com

0120-927-320

エレガンス薫るボウタイブラウス【アッシュ】

こっくりとした秋らしいブラウンに、大ぶりのボウタイをあしらったブラウス。優雅にドレープを利かせているので、程よく落ち感があり、女性らしさ薫る一枚に仕上がっている。さりげなく施された同色の胸ポケットにチーフを入れれば、フォーマルスタイルが一段とクラスアップ。本格的に寒くなってきたらニットとのレイヤードも楽しみたい。

コロネット
https://www.hache.it

03-5216-6518

愛らしいフリルをラフに着こなして【イレーヴ】

縦糸にキュプラ、横糸にコットンテンセルを使用することで、ヴィンテージライクな独特の風合いに仕上げたラッフルブラウス。フロントと袖口にあしらわれた、フェミニンなムードたっぷりのフリルは、端を手作業で裂くことで表情豊かに。ブラックとホワイトの２色、３サイズ展開。

イレーヴ
https://www.yleve.jp

03-5785-6447

付属のタイで自在にアレンジ【カレンテージ】

コットン100%を高密度に織り上げたハリ感のある肉厚シャツは、特殊な微起毛を施し、ディテールの効いた一枚。付属のネクタイは、マニッシュにクラシカルに締めても、ボウタイ風に巻いても素敵に。写真のヌーディなピンクベージュとコーラル系のレッド、ホワイトの３色、フリーサイズ展開。

メルローズ
https://currentage.jp

03-6682-0054

正統派ブルーシャツに可愛げをプラス【フィーニー】

爽やかなブルーが清潔感漂う、ラップ風コットンシャツ。ハリのある生地は、右サイド２箇所の紐を結んで着用する仕様で、ミニマルな佇まいのなかにほんのり愛らしいムードが漂う。フロントにあしらわれた大きなポケットもユニーク。フリーサイズ展開。

フィーニー
http://pheeny.com

03-6407-8503

ボリューミーなタイがアクセント【マーガレット・ハウエル】

なめらかな肌触りと光沢のある生地感が特徴のシルクコットンシャツ。旬な着こなしのバランスを叶えてくれるクロップド丈に、ボリューミーなタイがアクセントに。タイの結び目の位置を調節することで、きちんと感も抜け感も出せるシーンを問わない一着だ。写真の深みのあるラズベリーとダークグリーンの２色、２サイズ展開。

マーガレット・ハウエル
https://www.margarethowell.jp

03-5785-6445

ディテールまでこだわった最旬白シャツ【アカネ ウツノミヤ】

良質な綿花の産地、トルコの原綿を100%使用したアカネ ウツノミヤの白シャツ。クラシカルなシャツがデザインベースになっているが、見頃はクロップド丈、スリーブは長めと絶妙なバランスは旬度満点。またジャケットと合わせた時にカフスを折り返して着られるよう、ディテールまで計算されている。

アカネ ウツノミヤ
https://www.akane-utsunomiya.com/

03-3410-3599

鮮やかグリーンで初秋のスタイルをブラッシュアップ【オーバーコート】

オーバーコートの定番ウールシャツに、今シーズンは新色の鮮やかなグリーンアップルを含む４色が仲間入り。毛足の長いファインメリノウールを使用しているので、しなやかな肌触りと軽やかさを備え、しわになりにくいのもうれしいポイント。襟元のボタンを留めればハイネックとしても着られる。全７色、４サイズ展開。

大丸製作所3
info@overcoatnyc.com

首もとに絶妙な抜け感を宿す、定番ブラウス【ヴィンス】

ヴィンスの定番人気アイテム、バンドカラーブラウス。100%シルクを採用した極上の肌触りに、バンドカラー&スプリットネックライン仕立てでエフォートレスに着られる一枚。体につかず離れずの程よいフィット感と美しいドレープが魅力的。シーズンカラーのテラコッタも展開中。

コロネット
https://www.vince.com

03-5216-6516

動くたび揺れるタッセルが印象的【フォルテ フォルテ】

フロント全面にタッセルがあしらわれたフォルテ フォルテのコットンシャツ。タッセルのディテールに目を配ると、留め部分はビーズが使われており、技巧の光る一枚に。ヘムラインは緩やかなカーブを描いているのでインでもアウトでも着こなせる。オフシーンでは、インにドレスをレイヤードしたり、デニムと合わせても素敵に。ピンクも展開あり。

コロネット
https://www.forte-forte.com

03-5216-6518

アクセサリー感覚でまとうネックスカーフ【スタジオ ニコルソン】

マスキュリンタッチかつジェンダーフリーなアイテムで人気を集める、イギリス発ブランド、スタジオ ニコルソン。上質なイタリア製のコットンストライプを使用したネックスカーフシャツは、これ一枚でスタイルが完成する心強い味方。気分に合わせて自在にアレンジを楽しめるネックスカーフで首もとを彩って。

スタジオ ニコルソン 青山
https://www.studionicholson.com

03-6450-5773

アシンメトリックなデザインを堪能【ミュラー オブ ヨシオクボ】

ストライプ柄が際立つアシンメトリーシャツ。最大の特徴は、前の右身頃をボタンで取り外すことができ、シルエットを変えられる点。ボタンを全て留めてトラッドに着こなすもよし、逆に全て外して垂らしたり、左側だけタックインしたりと、アシンメトリックなデザインを存分に楽しむもよし。着こなしの幅が広がるユニークな仕掛けが心憎い。

ミュラー オブ ヨシオクボ
https://mullerofyoshiokubo.jp

03-3794-4037