【通勤コーデ】室内外の寒暖差に最適な羽織りアイテム。カーディガン、ストール etc. | おしゃれなあの人の通勤スタイル vol.23

ふと気づけば、毎日似たコーディネートに陥りがちなオフィススタイルに悩まれている方も多いのでは? 仕事にもおしゃれにも全力でいたい働くユーザーの悩み解消の一助となるべく、おしゃれな“あの人”たちの通勤スタイルのマイルールをご紹介。今回のゲストはベイクルーズPR・市川綾子さん

市川綾子さんの通勤コーディネート
市川さん着用:シャツ¥19,800・中に着たビスチェ¥19,800・パンツ¥23,100/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店(ジャーナル スタンダード レサージュ)、バッグ¥22,000/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店(アンド ミューク)、アクセサリーは全て本人私物・左上:ストール「カシミヤ ブランケット」〈H195×W60cm〉¥29,700/リンク・セオリー・ジャパン(セオリー)・左下:カーディガン「エクストラファインメリノウール ニットカーディガン」¥41,800/イレーヴ・右下:カーディガン「ドリアン ポロ カーディガン」¥35,200/オープンセサミクラブ

今回のテーマは、夏におけるオフィススタイルの悩みに多い、室内外の寒暖差対策について。外はうだるような暑さの一方、一歩オフィスや公共交通機関などに場所を移せばキンキンに冷えた冷房で底冷え……なんてことも。この急な気温差に体調を崩してしまう人もいるはず。

簡単に着脱できるカーディガンやストールは、体温の調節はもちろん、レイヤードスタイルにもひと役買ってくれる心強い味方。しかし色&柄、シルエットに加え、素材の塩梅を間違うとオフィスシーンに相応しくないコーディネートに陥ることも……。そこでオフィスシーンでも使える「羽織りアイテム」を吟味する際のポイントを尋ねた。

「シャツやカーディガンなど、フォーマルな印象の強いアイテムでも、デザインにどこかしら今季らしい捻りがあるだけで、抜け感で出て畏まり過ぎない着こなしにまとまります。今回羽織りとして着用したシャツは、正統派デザインだけれどクロップド丈であったり、(記事下部で紹介している)Vネックカーディガンは、ベーシックなシルエットながらカラーや素材に旬度の高いものを採用していたりと、ワンポイント工夫があることで、さりげなくトレンドを取り入れつつ、洗練されたスタイルにまとまります」と、話してくれた。

市川綾子さんの通勤コーディネート
市川さん着用:シャツ¥19,800・中に着たビスチェ¥19,800・パンツ¥23,100/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店(ジャーナル スタンダード レサージュ)、バッグ¥22,000/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店(アンド ミューク)、パンプス¥42,900/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店(ジェーン スミス)、アクセサリーは全て本人私物

今回市川さんが披露してくれたコーディネートのポイントは、英国の歴史あるブランド、トーマス・メイソン社のシャツ生地を使用したクロップドシャツ

「着丈の長いビスチェとストレートパンツのスーツライクなセットアップに、上質なコットン100%を使用したトーマス・メイソンのショート丈シャツを上から羽織りました。それぞれ単品でもきちんと感がありオフィスシーンにぴったりなアイテムですが、デザインではトレンド要素を随所に取り入れている所がポイント。秋はシャツをビスチェにインして着ても素敵にまとまります」と、長期的な視点で着まわしの利くアイテムを取り入れたスタイルの好例だ。

また全体をモノトーンでまとめつつ、足元はシルバーのパンプスでさりげなくエッジを効かせ、程よくモード感を演出。バッグやアクセサリーは主張が強過ぎないものをチョイスすることで足し引きのバランスが取れたスタイルに。市川さんのように羽織りとしてはもちろん、秋まで着まわせるアイテムを先取りして、夏の厳しい室内外の寒暖差に軽やかに対処したい。

人気カーディガンに新色が仲間入り【ジャーナル スタンダード レサージュ】

ジャーナル スタンダード レサージュのカーディガン
カーディガン「ギャラクシー カーディガン」¥19,800/ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店(ジャーナル スタンダード レサージュ)

市川さんおすすめの一着は、ジャーナル スタンダード レサージュの定番アイテム、「ギャラクシー カーディガン」。「今季はマスタードカラーが新色として仲間入り。薄手かつ透け感がないので暑い時期の羽織りとして使いやすく、またシャリ感のある素材のおかげで肌離れのいい一枚です。ほのかな光沢でトレンド感もあり、着こなし次第でオン・オフ問わず活躍」(市川さん)。写真のマスタードのほか、グレー、ネイビーの3色、フリーサイズ展開。

ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店
https://baycrews.jp/brand/detail/js-lessage

03-5860-3215

立体的なフォルムとフロントのリボンがキャッチー【オープンセサミクラブ】

オープンセサミクラブのカーディガン
カーディガン「ドリアン ポロ カーディガン」¥35,200/オープンセサミクラブ

南国の果実、ドリアンをイメージして編み上げられた、凹凸のある立体的なシルエットのニットポロカーディガン。ボタンを閉めて着ると裾がきゅっとすぼまり、丸みを帯びたドリアンのようなフォルムに。もちろんボタンを開けて、デコルテをのぞかせたヘルシーな着こなしもおすすめ。程よく透け感があるのでブラックでも重くなく、レイヤードも楽しめる一枚だ。ブラックのほか、ホワイト、ベージュの3色、フリーサイズ展開。

オープンセサミクラブ
https://www.open-sesame-club.com

info@opensesame-club.jp

パウダーピンクが愛らしいマニッシュな仕立て【イレーヴ】

イレーヴのカーディガン
カーディガン「エクストラファインメリノウール ニットカーディガン」¥41,800/イレーヴ

ゆったりとしたシルエットのニットカーディガンは、オーストラリア産の19.5マイクロメートルのエクストラファインメリノウールを100%使用し、防縮加工を施すことですっきりとした風合いに仕上げている。薄手なので着膨れしにくく、羽織りとしても最適。襟ぐり深めのVカットと大きなフロントポケットでメンズライクな表情に。ピンクとグレーの2色、フリーサイズ展開。

イレーヴ
https://www.yleve.jp

03-5785-6447

旬なコンパクトシルエットにこだわった一枚【ル フィル】

ル フィルのカーディガン
カーディガン「ライトコンパクトカーディガン」¥23,100/ル フィル ニュウマン 新宿店(ル フィル)

軽さが特徴のル フィルの「ライトコンパクトカーディガン」。前後アシンメトリックな丈感と、カービーなヘムラインが立体的かつゆとりのあるシルエットに仕上げている一方、長めの袖口をリブで絞ることでメリハリのある一枚に。コンパクトなサイジングなのできちんと感を担保しつつ、また合わせるボトムスを選ばず旬なバランスで着こなせる。グリーンのほか、ブラック、ピンクの3色、フリーサイズ展開。

ル フィル ニュウマン 新宿店
https://www.lephil.jp

03-6380-1960

発色にこだわったボルドーでいち早く秋めいて【ドレステリア】

ドレステリアのカーディガン
カーディガン「ウォッシャブルコットンカシミヤカーディガン」¥18,700/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店(ドレステリア)

ドレステリアで人気のコットンカシミヤニットシリーズに、今季よりショート丈のカーディガンが仲間入り。クラシカルなシルエットに、ゴールド調のボタン、ミニポケットがノーブルな雰囲気漂う。コットン素材にカシミヤの暖かさとソフトなタッチがプラスされているので、生地に膨らみがあり、シーズンレスに羽織りとして活躍。春や秋はコーディネートの主役に。写真のパープル含む全5色、3サイズ展開。

ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店
https://store.world.co.jp/s/brand/dressterior/

03-6419-7115

気品漂うカシミヤブランケットで冷え知らず【セオリー】

セオリーのストール
ストール「カシミヤ ブランケット」〈H195×W60cm〉¥29,700/リンク・セオリー・ジャパン(セオリー)

カシミヤ100%を贅沢に使用した「カシミヤ ブランケット」。柔らかな触り心地に、さりげなく入った光沢がエレガントな雰囲気を演出。195cmとしっかり長さがあるので、夏場の肌寒い室内では肩から掛けてポンチョのように羽織ったり、秋冬シーズンは首元にぐるぐると巻いて暖かさを確保したい。抜群の保温性も魅力。写真のライトヘザーのほか、全5色、ワンサイズ展開。

リンク・セオリー・ジャパン
https://www.theory.co.jp

03-6865-0206

ディテールにこだわったニューベーシック【メリル ロッゲ】

メリル ロッゲのカーディガン
カーディガン「クルーネック カーディガン」¥119,480(参考価格)/プレッド PR(メリル ロッゲ)

昨年のLVMHプライズ 2022のセミファイナリストにも選出された、気鋭ブランド、メリル・ロッゲ。フェミニンとマスキュリンの融合や、柄同士のミックス&マッチを得意とするブランドだが、ベーシックなアイテムにひと捻り加えた提案も見逃せない。今季アウターやドレスにも多用されているミニポケットが複数あしらわれた「クルーネック カーディガン」は、カシミヤシルクのうっとりするような着心地が最大の魅力。ウエスト周りや袖口にはカッティングが入っており、着こなしの幅が広がりそうなデザインコンシャスな一枚だ。

プレッド PR
https://meryllrogge.com/

03-5428-6484

インサイドアウトの技巧が光るロングカーディガン【トーガ】

トーガのカーディガン
カーディガン「ハイゲージニット ロングカーディガン」¥75,900(店舗限定発売)/トーガ 原宿店(トーガ)

今季のトーガは、普段内側にしまわれている裏地などをあえて表に出すというインサイドアウトがシーズンコンセプト。一見ベーシックなロングカーディガンに見えるが、ボタンを開けると同系色のキュプラピースがスカートのようにレイヤリングされている。内側のボタンの掛け方次第で、表に出す分量を調節でき、思い切り出せばドレスライクにも着られる。

トーガ 原宿店
https://www.toga.jp

03-6419-8136

ミニマルなデザインながら存在感を発揮【エブール】

エブールのカーディガン
カーディガン「クリアウールハイゲージカーディガン」¥34,100/エブール ギンザ シックス 店(エブール)

働く女性からの支持も熱い、エブールの気品あふれるロイヤルブルーの「クリアウールハイゲージカーディガン」。なめらかで艶感のあるハイゲージニットを使用している。すっきりとした襟元と最小限のボタンでミニマルなデザインに仕上げているので、オフィスからオフシーンまでどんなスタイルにもなじみやすい。裾は体から程よく離れ、動きのあるシルエットをメイクしてくれる。ブラウンも展開あり。

エブール ギンザ シックス店
http://www.ebure.jp

03-6274-6915

定番アイテムを今年仕様にアップデート! 【ロエフ】

ロエフのカーディガン
カーディガン「フリンジカーディガン」¥39,600(9月上旬発売予定)/エイチ ビューティ&ユース(ロエフ)

厚過ぎず薄過ぎず、丁度よい肉厚感の9GGニットカーディガンは、ロエフの定番アイテム。今年は昨シーズンから着丈を短くし、襟元を詰めることで、今年らしくハイウエストのボトムスなどと合わせやすいようにリニューアルした。袖をたくしあげた際も、表情豊かな袖口の編み続きフリンジがアクセントに。全3サイズ展開のユニセックスアイテム。

エイチ ビューティ&ユース
https://store.united-arrows.co.jp/brand/hby/

03-6438-5230

小物で色を差すという選択【フィーニー】

フィーニーのスカーフ
スカーフ「ウールニット トライアングル スカーフ」〈H56×W187cm〉¥14,300/フィーニー

エクストラファインラムウールを100%使用し編み上げた「ウールニット トライアングル スカーフ」は、軽くやわらかな風合いが特徴で、保温&保湿性に優れた一枚。大判の三角巾シルエットは、巻き方次第でさまざまなアレンジが楽しめるのが魅力。ベーシックカラーが多くなりがちなオフィスシーンでこそ、小物から色を取り入れたい。

フィーニー
http://pheeny.com

03-6407-8503

ライトなシアー素材が端境期にもぴったり【ビューティ&ユース】

ビューティ&ユースのカーディガン
カーディガン「シアー ライン Vネック カーディガン」¥13,200/ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店(ビューティ&ユース)

前立てやヘムライン、袖口など、爽やかなミントカラーのラインがアクセントを効かせるVネックカーディガン。ショート丈&ワイドのゆったりシルエットが旬度を高めてくれる一着だ。肌離れのいいシアー素材は、細番手の糸を使用したコットンナイロンを採用。写真のネイビーのほか、グレー、ワインの3色、フリーサイズ展開。

ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店
https://store.united-arrows.co.jp/brand/by/

03-5774-1030

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