目利き30人が恋した「可愛いほんもの」 大集合!【バッグ、財布、ジュエリー etc...】

ファッションプロの心を動かしたアイテムをリサーチ!独自の視点から語る、ときめきの理由とともにお届け

毎日を愛する服と

エディターKINUGASA/BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)の花柄ニット

エディターKINUGASA/BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)の花柄ニット
トップス¥528,000・スカート¥561,000・ブラ¥211,200(参考価格)・グローブ¥158,400(参考価格)・靴¥137,500/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)

イタリアをテーマにした三部作の最後を締めくくる、2023-’24年秋冬コレクションに登場。「見た瞬間に高揚するものは、金額にかかわらず自分にとっての"ほんもの"だと思っています。ランウェイでこの花の刺しゅうのルックが登場したとき『超絶可愛い!』と悶絶。脳裏に焼きつきました。その上、着想源はボッティチェリの《プリマヴェーラ》。ボッテガ・ヴェネタは最高のクラフツマンシップを誇りますが、その中でもルネサンス期の歴史的な絵画を、親密で可憐な刺しゅうに落とし込む手腕に脱帽です」。

飯島朋子さん(スタイリスト)/PRADA(プラダ)のジャケット

飯島朋子さん(スタイリスト)/PRADA(プラダ)のジャケット
ジャケット¥616,000・パンツ¥220,000(ともに予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ)

何着も所有するほど、ジャケット好きの飯島さん。「今季、心を射抜かれたのはダントツこちら。魅力はやはりレイヤード風の首もと。ニットとシャツの襟があしらわれた、ラフ・シモンズを少し感じるデザインにときめきました。ランウェイでは一枚で着用していましたが、私はシャツとニットベストを合わせ、デニムで着崩したい」。ギャバジンウールを採用した、ボックスシルエットのシングルタイプ。襟のディテールは着脱可能。

エディターTARUI/DRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)のフェザー風ドレス

エディターTARUI/DRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)のフェザー風ドレス
ドレス¥160,600/ドリス ヴァン ノッテン

"長く愛用する"ことの美学を提案した秋冬シーズン。なめらかなキャミソールドレスのボトム部分には、フェイクフェザーを配した生地を接いだ。ミニマルながらロマンティックな一着に。「どんな色や装飾であろうと、ドリス ヴァン ノッテンの服は"きちんと"見えます。それは培われてきた高いテーラード技術と美しいシルエットゆえ。このキャミソールドレスも、あくまで凛とした表情。ただビジュアルが愛らしいのではなく、大人が秘める内なる可愛さを引き出してくれるのです」。

早川すみれさん(スタイリスト)/MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)のチュールスカート

早川すみれさん(スタイリスト)/MAISON MARGIELA(メゾン マルジェラ)のチュールスカート
スカート¥240,900/マルジェラ ジャパン クライアントサービス(メゾン マルジェラ)

シルク、ナイロン、コットンのラッフルを自在に組み合わせたシアーなスカート。ウェアの本質的な部分だけを残し、本来隠されている部分を露出する技法「デコルティケ」が存分に発揮されている。「切りっぱなしのディテールや、裏側が透けて見えるデザインに計算された不完全さを感じます。スカートとしての機能を捨てて、メゾン マルジェラが得意とする技で、ロマンティックなアイテムに昇華されているところに惹かれます」。

中馬あかねさん(エディター)/MAX MARA(マックスマーラ)のテディコート

中馬あかねさん(エディター)/MAX MARA(マックスマーラ)のテディコート
コート¥543,400/マックスマーラ ジャパン(マックスマーラ)

2013年に発表され、瞬く間にアイコンアイテムとなったエコファーコート。新色は鮮やかなラズベリー。「とにかく軽くて暖かく、本当にテディベアにハグされているかのよう。高価ではありますが、一度袖を通したらすっかり夢中になってしまい、少しずつ買い足しています。サーモンピンクやターコイズなど、華やかなカラーをチョイスするのが私流。落ち着いたトーンの装いが多くなりがちな冬に、色をまとう喜びを感じさせてくれるのも魅力です」。

ジュエリーと夢を見る

エディターAOYAMA/VAN CLEEF & ARPELS(ヴァン クリーフ&アーペル)のアルハンブラ シークレット ペンダント ウォッチ

VAN CLEEF & ARPELS(ヴァン クリーフ&アーペル)のアルハンブラ シークレット ペンダント ウォッチ
時計〈K18RG、ダイヤモンド、MOP〉¥3,115,200/ヴァン クリーフ&アーぺル ル デスク(ヴァン クリーフ&アーペル)

光を反射させるギヨシェ彫りと縁を彩るゴールドビーズに、卓越したクラフツマンシップが宿る。モチーフをスライドするとホワイトマザーオブパールのまぶしい文字盤が登場。「四つ葉のクローバーがモチーフの『アルハンブラ』が時を刻む姿は、幸せな瞬間の到来を予感させるよう。身につけているだけでワクワクします。一緒に長く時間を重ねていきたいと思うアイテムです」。

飯田珠緒さん(スタイリスト)/BOUCHERON(ブシュロン)のウラジミール ペンダント

飯田珠緒さん(スタイリスト)/BOUCHERON(ブシュロン)のウラジミール ペンダント
ペンダント〈K18WG、ダイヤモンド、グリーンアゲート、ブラックサファイア、ピンクラッカー、ツァボライト〉¥3,709,200/ブシュロン クライアントサービス(ブシュロン)

3代目ジェラール・ブシュロンの愛猫がモデル。「来世は猫に生まれ変わりたいほど好きなので、私は猫モチーフにはシビア。でも『ウラジミール』は凛々しい長毛種の猫が美しいハイジュエリーに化身しているようで素晴らしい。身につけたらこの子と一緒にいる気持ちになれそう。あえてTシャツなどラフな装いと普段使いできればこの上ない贅沢」。

上野真依さん(ライター)/TASAKIのデインジャー ホーン イヤリング

上野真依さん(ライター)/TASAKIのデインジャー ホーン イヤリング
イヤリング〈K18YG、あこや真珠〉¥389,400/TASAKI

「危険な動植物が持つ棘や牙を、エレガントなジュエリーに仕上げた『デインジャー』コレクションに惚れぼれ。中でも角をモチーフにしたイヤリングからは、反骨心と品格を感じます。ゴールドの曲線が描き出すスタイリッシュなシェイプと、上質なパールの照りが見事に融合。ドラマティックな輝きに心躍らずにはいられません。どんな装いもピリッと引き締めモダンにしてくれます」。パールを、耳たぶの前後どちらで留めてもいい2way仕様。

プレイフルなアクセサリー

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1 杉浦加那子さん(スタイリスト)/NAOTOKOJIMAのリングとネックレス

デザイナー兼彫金師の小嶋直人が2020年にスタートしたブランド。「シンプルながら、こだわりを感じるモダンなデザインが可愛い。ネックレスのモチーフは、どことなく優しさを感じる質感が魅力。リングは一見エッジがきいていますが、まるで未確認生命体のような愛らしさも。シンプルな服装にひとつだけ加えて、さりげないノイズとして使いたいです」。

リング〈SV、オニキス〉¥39,600・ネックレス〈SV〉¥36,300/Naotokojima

2 木村舞子さん(スタイリスト)/FRANCESCA VILLA(フランチェスカ・ヴィッラ)のリング

イタリア発のジュエリーブランド。蚤の市などで見つけたパーツを使用している。「一点一点手作業で作られ、細やかな技を感じます。そして、モチーフが開くロケットペンダントのようなデザインは、幼少期の宝物を想起させる。繊細で高価ではありますが、複数のリングと大胆なミックスを楽しみたい」。

リング〈K18PG、エナメル、MOP、ロッククリスタル、ブルーサファイア〉¥913,000/シハラ ラボ(フランチェスカ・ヴィッラ)

3 エディターSAKURABA/CELINE(セリーヌ)のヘアピン

「大人っぽさと童心のバランスをいつも考えています。シックでエターナルなものとプレイフルなアイテムが共存するスタイルが理想系。その意味で、トリオンフのピンはキャンディのような親しみと懐かしさがありながらもメゾンの一品というギャップに惹かれます。眺めているだけでキュンとします」。全長約7㎝のサイズは、1個でも存在感を放つ。

ヘアクリップ¥45,100(予定価格)/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

4 エディターSASAYAMA/METIER BY TOMFOOLERY(メティエ バイ トム・フーリー)のネックレス

英国のジュエリーショップ「Tomfoolery」のオーナーが立ち上げたブランド。「マイクロサイズのモチーフは、よく見ると動物やハートでチャーミング。恐竜の頭から生えた角や、ハートを縁取る波打つゴールドなど、細部へのこだわりに"ほんもの"を感じます。スタイリングに遊び心を取り入れたいときに最適」。

ネックレス(ハート)¥49,940・(恐竜)¥37,950/シップス インフォメーションセンター(メティエ バイ トム・フーリー)

ブラックなSLG

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1 吉田佳世さん(スタイリスト)/JIL SANDER(ジル サンダー)のくしポーチ

上質なレザーのコームパースとコームがセットになったユニークなアイテム。「たとえ実用性が高くなくても、ほかにはないものが好き。その点このアイテムは、コームをわざわざ専用ケースに入れる粋なアイデアに惚れました。私の心をジワジワとハッピーにしてくれるんです」。ストラップにあしらわれた、ゴールドトーンのトグルクラスプが洗練されたムードを醸し出す。

コームパース¥125,400/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー)

2 エディターKAGOHARA/COMME DES GARÇONS(コム デ ギャルソン)のコインケース

「手のひらにすっぽり収まるサイズ感がキュート。ここまで小さいコインケースは意外と珍しく、見つからない。アフォーダブルな価格帯なのに、素材は上質なレザーというのもうれしい。ミニマルで飽きのこないデザインには"ほんもの"が宿っていると思います!」。サイドまで開くジップと、1.5㎝のマチが使い勝手のよさを後押し。定番アイテムで、カラーバリエーションも豊富に揃う。

コインケース〈H6.5×W6×D1.5〉¥10,780/コム デ ギャルソン(ウォレット・コム デ ギャルソン)

足もとに機能美を

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1 エディターHORIE/CHANEL(シャネル)のブーツ

上質なカーフスキンに、ダブルCのモチーフがモードラバーの心をときめかせる。「ゴールドのロゴはスタイリングを格調高く見せてくれるだけでなく、ターンロック式で着脱もスムースなんです。履き口には暖かみのあるニット素材が配されていて、さりげない可愛さを加えています。自分のスタイルがどんなに変化しても寄り添ってくれる、最高に愛らしいバディです!」。ソールには「CHANEL」の文字が隠れており、足跡までチャーミングに演出する。

ブーツ〈ヒール4㎝〉¥337,700/シャネル

2 佐々木桃子さん(スタイリスト)/TOD’S(トッズ)のバレリーナシューズ

「前シーズン、サテン地で登場したときから目をつけていたバレリーナ バブル。今季はもこもこのムートン素材でお目見えし、直球な可愛さに思わず声が出ました。深いヴァンプとホールド感のあるかかとによって、見た目だけではない履き心地のよさに"ほんもの"の真髄を感じます」。今季から加わったカーフスキンのアンクルストラップは、ロマンティックな佇まいに大人の品格を加える。シーンによって取りはずしも可能。

靴「トッズ バレリーナ バブル T タイムレス」¥127,600/トッズ ジャパン(トッズ)

3 エディターNAMIKI/HERMÈS(エルメス)のサボ

エルメスのカレ《占星術》の図柄をモダンに再解釈し、アッパーにあしらった。「ビシッと平行を保ったステッチにご注目を! 精巧なレザーのカットワークと相まって、詩的な線画のよう。昨年の『ブリット・ドゥ・ガラ』模様をステッチで描いたブーツの流れをくむ、"履く芸術品"。クラフツマンの手が生み出す美を讃える、メゾンのあたたかなスピリットにはいつも心を打たれます」。ブナ材を使用した、ウェッジソールの自然な風合いも唯一無二。

サボ〈ヒール5㎝(実寸)〉¥239,800/エルメスジャポン(エルメス)

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仲本結さん(スタイリスト)/TOMWOOD(トムウッド)のリング

仲本結さん(スタイリスト)/TOMWOOD(トムウッド)のリング
(右から)リング〈SV、タイガーアイ〉¥55,000・リング〈SV〉¥40,200・リング〈SV、ブラックオニキス〉¥47,300/トムウッド プロジェクト(トムウッド)

ソリッドかつモダンなデザインに定評があるトムウッド。「ほかのジュエリーにもなじみやすく、ひとつでも存在感がたっぷり。愛用するうちについた傷も味となり、経年劣化まで楽しめる点が素敵。サイドに小さく刻印されたロゴにもときめきます。さまざまな意味を持つ天然石を、ここぞというときや気分に合わせて選ぶのも醍醐味」。ユニセックス仕様でギフトにも。

エディターMONNA/TEMBEA(テンベア)のマフラー

エディターMONNA/TEMBEA(テンベア)のマフラー
マフラー各¥6,600/テンベア トウキョウ ニットドレス¥99,000/オーラリー

「色違いで2本愛用中。年齢やジェンダーを問わない、やさしく素朴な風合いに惹かれます。コンパクトなので日常的に携帯しやすく、自転車移動のときもなびかないのがお気に入り。毛足が短いので毛羽立ちにくく、実用面は太鼓判! お揃いのミトンやグローブ、ニットキャップを合わせても可愛いんです」。日本国内の職人がすべて手作業でミシン掛けをして仕上げた一品。端のトリミングに色を差す、さりげない遊び心もアクセントに。

丸山佑香さん(スタイリスト)/THE ROW(ザ・ロウ)のバッグ

丸山佑香さん(スタイリスト)/THE ROW(ザ・ロウ)のバッグ
バッグ「ソフト マルゴー 14」〈H23.5×W31.5×D19〉(ストラップつき)¥768,900/ザ・ロウ・ジャパン(ザ・ロウ)

買い物上手と名高い丸山さん。「品がよくエターナルなバッグだと、夫と意見が一致した逸品です。普段は黒色に手を出しがちですが、どこか柔らかな美しさも感じさせるこのバッグは、あえてブラウンを選択。ニットにデニム、ヒールのシンプルな着こなしに合わせたい!」。ディテールはトレンチコートに着想を得たもの。7回も手塗りを繰り返したコバ部分など、イタリア最高峰の丁寧な職人仕事が細部に宿る。

エディターHA/JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)の時計

エディターHA/JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)の時計
時計「マスター・ウルトラスリム・デイト」〈K18PG、アリゲーターストラップ、自動巻き〉¥3,014,000/ジャガー・ルクルト キャミソール/スタイリスト私物

1833年の創業以来、多くの発明を経て今なお進化を続ける名門時計ブランドは、まさに"ほんもの"。「色褪せないエレガントかつベーシックなデザインであり、クラシカルな愛らしさがある。メンズがつければ親しみやすく、女性がつければ少し個性が出る。こんな品をシェアできたら素敵です」。ブランドが誇る超薄型キャリバーが、1秒の狂いもなく時を刻む。

プラスワンしたいU(アンダー)4万円の名品

栗山愛以さん(エディター)/MIU MIU(ミュウミュウ)のカラーストッキング

栗山愛以さん(エディター)/MIU MIUのカラーストッキング
タイツ(参考色)¥39,930(予定価格)/ミュウミュウ クライアントサービス(ミュウミュウ)

最新コレクションを現地で目撃した栗山さんの本命は、ナイロン地のカラーストッキング。「今季のミュウミュウは、本来隠すべきウエストバンドを見せるテクニックを披露。斬新なスタイリングで、まったく新しい"可愛い"を提案しています。さらに、パステルカラーの色展開で、コンサバティブな印象が強かったストッキングが一気にスターアイテムに。素足よりもストッキングをはきたい、という衝動にかられます」。

Alfred Bramsenさん(フローリスト・クリエイティブディレクター)/LASTFRAME(ラストフレーム)のバッグ

LASTFRAME(ラストフレーム)のバッグ
バッグ「Obi ハンドバッグ」〈H18×W25×D10〉¥31,900/タカ(ラストフレーム)

ロンドン在住ながら、デビュー直後の日本発ブランドにいち早く目をつけ愛用。今では7点のバッグを所有している。「コンパクトなサイズ感とポップなカラー展開が、私にとっての可愛さの象徴。スタイリングのトッピングにも最適で、見ているだけで気分が上がります。中でもピンクは大好きな色!」。伸縮性のあるリブ素材がシグネチャー。こちらのバッグは帯を結んだようなハンドルのノットディテールが特徴的。

古田千晶さん(スタイリスト)/BRANDON BLACKWOODのバッグ

古田千晶さん(スタイリスト)/BRANDON BLACKWOODのバッグ
バッグ〈H11×W14.7×D7.6〉(ストラップつき)¥37,800/ヒラオインク(BRANDON BLACKWOOD)

バッグデザインからスタートしたブランドン・ブラックウッドは、売り上げの一部を寄付にあてるなど、慈善活動や新人クリエイターの育成にも積極的。「全面ビジューのキラキラしたビジュアルに、ソリッドな質感とミニマムなサイズ感とのバランスがとても可愛い! たとえば、ニットやロングTシャツにデニムのカジュアルな着こなしも、このバッグがはずしの要素になってスタイリングが引き締まります」。

エディターMICHISHITA/STRING TINGのストラップ

エディターMICHISHITA/STRING TINGのストラップ
ストラップ(白)¥13,200・(黒)¥8,800/ショールーム シャルメール(String Ting)

「ポップなチャームは、目に入るたびに心が明るくなる日常のカンフル剤! おちゃめな見た目とは裏腹に、実は厳選された良質なビーズが使われている点も推せます。まさに大人のための、本物の"おもちゃ"アクセサリーです」。チャリティへの寄付を目的に設立され、現在では数多くの著名人が愛用するブランド、ストリング ティング。カラフルなビーズやクリスタルなどを用い、すべてハンドメイドで制作する。

佐藤里沙さん(スタイリスト)/MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)のミニバッグ

佐藤里沙さん(スタイリスト)/MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)のミニバッグ
ポーチ〈H6.2×W9.5×D3〉¥19,800/マーク ジェイコブス カスタマーセンター(マーク ジェイコブス)

佐藤さんが愛するブランド、マーク ジェイコブス。アイコンバッグ「ザ Jマーク」から登場したナノサイズのポーチを選んだ。「小さなフォルム、ほわほわの肌ざわり、ラベンダーカラー。可愛いポイントがぎゅぎゅっと詰まっています。スリークな印象の着こなしにこのアイテムを足して、大人な遊びのあるスタイルを楽しみたい」。ドッグクリップとキーリングも付属し、ベルトにつけてもいい。

君となら笑顔になれる

エディターIGARASHI/TIFFANY & CO.(ティファニー)の「Tスマイル」ピアスとペンダント

TIFFANY & CO.(ティファニー)の「Tスマイル」ピアスとペンダント
「ティファニー T スマイル」ピアス〈K18YG、ダイヤモンド〉¥357,500・ペンダント〈K18YG〉¥407,000/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク(ティファニー) シャツ¥39,600/ザ・PR(ティート トウキョウ)

2014年の誕生以来、ブランドのアイコンとなったコレクション。「私、コガシラネズミイルカが大好きなんです。口角がくっと上がって、いつも笑っているような幸せな顔。初めて『Tスマイル』を見たとき、あのイルカを思い出しました。日々を笑顔で生きることは難しいですが、少しでもそうでいたいというマインドを届けるサポート役的な存在。目線から近い位置に、スマイルを添えられるのが素敵です」。

清水奈緒美さん(スタイリスト)/ANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ)のチャーム

清水奈緒美さん(スタイリスト)/ANYA HINDMARCH(アニヤ・ハインドマーチ)のチャーム
チャーム¥25,300/アニヤ・ハインドマーチ ジャパン(アニヤ・ハインドマーチ) ニット¥35,200/ザ・PR(ティート トウキョウ)

英国の定番菓子をはじめ、身近なモチーフを上質なレザーで表現するチャームライン。「目に入るとウキウキしてしまう、このシリーズのファンです。アフターエイトは大好きなチョコレートなので、見つけたときは即買いでした。一見おもちゃのようでいて、クラフツマンシップが詰め込まれた"ほんもの"感に胸をキュッとつかまれます。お気に入りのミニバッグにつけて楽しみたい」。

小倉倫乃さん(エディター)/NINA RICCI(ニナ リッチ)のブローチ

小倉倫乃さん(エディター)/NINA RICCI(ニナ リッチ)のブローチ
ブローチ¥105,600/イザ(ニナ リッチ)

ハリス・リードによる新生ニナ リッチは、夢のある世界観が魅力。「中でもこのブローチはひときわアイキャッチでした。鳩モチーフのほかにハートもあり、ピースフルなメッセージに思わず笑顔に。中が空洞になっており、風船のように軽やかなつけ心地です。おばあさんになったらコートにつけるブローチをひそかに蒐集しているのですが、こちらも仲間に入れたい」。メゾンを代表する香水「レールデュタン」の瓶にあしらわれた2羽の鳩を着想源に、愛らしい姿で装いを彩る。

浜田英枝さん(スタイリスト)/JW ANDERSONのスリッパ

浜田英枝さん(スタイリスト)/JW ANDERSONのスリッパ
スリッパ〈ソール3㎝(実寸)〉¥71,500/JW ANDERSON 伊勢丹新宿メンズ店(JW ANDERSON)

ウェリペッツのフロッグレインブーツがジョナサン・アンダーソンによってモードに進化して登場。「単純にカエルが好き。そして私のラッキーモチーフでもあります。この靴は見るたびにほっこりとした気持ちになるので、玄関先に置いておきたい。緑や黄色などバリエーションがある中でも、ブルーはとりわけフォトジェニック。高いファッション性を感じます」。手塗りの唇によって、一足一足表情が異なる。

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