2023-’24年秋冬のランウェイで、鮮烈な印象を残した赤。ファッションはもちろん、映画や文学などさまざまなカルチャーのキーカラーとなる色は、いつの時代も人を惹きつけ、ときに惑わす。そんな赤が持つ魅力の秘密を、各分野の識者の言葉とともに解き明かしていく。
コラムニスト・翻訳家山崎まどか
著書に『優雅な読書が最高の復讐である』(DU BOOKS)、訳書に『ありがちな女じゃない』(河出書房新社)などがある。
占星術研究家・翻訳家鏡リュウジ
英国占星術協会会員。ポピュラーな星占いから学術書の翻訳まで幅広く活躍、日本の占星術シーンを長年牽引する第一人者。
書評家江南亜美子
京都芸術大学准教授。新聞や文芸誌で主に日本の小説と翻訳小説を評する。共著に『世界の8大文学賞』(立東舎)がある。
ライター・翻訳家野中モモ
訳書に『世界を変えた50人の女性科学者たち』(創元社)、『音楽のはたらき』(イースト・プレス)など。
スタイリングにきく多様な赤
ジャーナリスト高橋牧子
国内外の有名デザイナーを取材。ジャーナリストとして数多くの媒体に寄稿しながら、国際ファッション専門職大学の客員教授も務める。