【佐藤栞里】バレンシアガのバッグチャームがコーディネートの主役！

vol.05 バレンシアガのバッグチャーム

ラムスキンのタグやシリコンで表現されたロゴなど、ジャンクなムードを高めるため素材使いもさまざまに。スタイルをブラッシュアップするパワーに満ちたアイテム。

昨年からデコラティブにバッグを持つスタイルがトレンドに。その火つけ役となったのがバレンシアガだ。ストリートなエッセンスをラグジュアリーの領域に落とし込むことを得意とするデムナらしく、他のメゾンに先駆けていち早くバッグチャームを提案。この春もキッチュなモチーフがついた新たなデザインが登場した。「遊び心全開！キャラクターも交ざっていて、ハッピーな気持ちになりました。学生鞄にお気に入りのキーホルダーをたくさんつけていた世代なので、懐かしさもあります。自分にはハードルが高いと思うようなエレガントなアイテムも、チャームをつけることで親しみやすさを感じられるのがいい。愛着も増しますよね」。合わせるのは＂開けっぱなし＂のフロントがユニークなアイコンバッグ「ロデオ」。既存のルールに縛られず、どこまでも挑戦的に。自由放任主義を謳うブランドが、いつの日もファッションの可能性を拡張する。