観光時は装いのアクセントとしても活躍するサブバッグを
旅行時だけでなく、普段から携えているというアライアのショルダーバッグ。装いのポイントにもなるハート型がキュート。「見た目はコンパクトですが、立体的なので財布やカードケース、リップやAirPodsなどの必需品もしっかり収納できます」。
機内での必需品は巾着ポーチにまとめて
トートバッグは飛行機内頭上の荷物棚に入れ、貴重品や移動中に読む文庫本は、リーカの巾着ポーチ「petite bag」に入れて肌身離さず持つスタイル。「ポーチの内側にはメイクパレットが入るポケットが付いているのですが、ホテルのカード式ルームキーがすっぽり収まるので、ホテル内での移動時も重宝します」。
遊び心が漂うエルメスの財布とカードケース
財布とカードケースはエルメスのものを愛用。財布は外側に小銭入れが付属し、内側はカードケースが2つ、紙幣は両側のポケットにわたって収納する仕組みだ。「エルメスは色や柄で遊んでいても上品さが感じられて、つい個性的なデザインを手に取ってしまいます。それに使い勝手も本当にいいんです」。海外に行く際は、カードケースにその国の金銭を入れて使用しているそう。
スキンケアグッズは厳選して持参
重くなりがちなスキンケアグッズは、クレンジングや洗顔料を小さなケースに入れ、化粧水と美容液はパックで完結させるスタイル。「パックは宿泊数分持っていって現地で使い切ります」。敏感肌な松田さんはファンデーションを持たず、オイルフリーなラ ロッシュ ポゼの化粧下地を愛用中。「爪が欠けた時に対応できるよう、爪やすりもマストで持参します」。
旅先での体調管理も抜かりなく
「旅では食生活も変わりますし、海外だと時差もあるので油断は禁物。体調を崩さぬよう、毎日飲んでいるビタミン剤も忘れずに持っていきます」。ポーチの中はセパレートになっており、ミントやピルケースを分けて収納できる。
コスメは、マルチに使えるパレットを主役に
ルースパウダー、パレット、マスカラはすべてリーカのもの。「コスメも厳選しています。パレットは自分でカスタムができるので、アイブロウ、アイシャドウ、チークに使うのはこの色!といったイメージで、パレット1つにぎゅっとまとめています」。
旅がもっと楽しくなる、自分好みの本
台湾の飲食店が載っている料理家・内田真美さんの著書。「内田さんが好きな食べ物は自分も美味しいと思うことが多く、この2冊は台湾に必ず持っていきます。荷物は最小限派ですが、旅本は紙の方が見やすいんですよね。フライト前の待ち時間や機内で読みながら、行きたい店に目星をつけています」。
ミュウミュウのサングラスで可愛く紫外線対策
「リゾートに行くタイミングで、青山の店舗で購入しました。目から入る紫外線をカットしたいので、サングラスは必須。自分の顔の形にはスクエアが似合うと思い、こちらを選びました」。サイドに入ったブランドロゴが華やかさをプラスしてくれそう!
着替えは着心地がよく、シワになりにくい衣類をセレクト
ボトムスは同じものを着用しつつ、トップスのみ変えて衣類もコンパクトに。「スカートはヨー ビオトープのもの。シワになりにくく、シンプルなのでトップスを選ばず重宝しています。ジャージ素材のロングスリーブTシャツは寒い時にさっと着る用に。ブルーのキャミソールはヘイズのもので、シルク素材で肌触りがいいところが魅力」。足もとを上品に仕立てるレペットのバレエシューズもマスト。「現地で少しいいレストランに入る時や、印象を変えたい時に履き替えています」。バレエシューズは品のよさはもちろん、持ち運びもしやすくサブシューズとしても最適だ。
着こなしを端正に導くジャケット
格式のあるレストランやショップを訪れる際に着用できるジャケットを1着持っていくのもおすすめだそう。「ガブリエラ コール ガーメンツのジャケットは洗練されたデザインが気に入っています。薄手で軽く、かさばらないので旅に持っていくのにもぴったり。台湾で『リーカ』のポップアップを行った際にも、着用しました」。
ワークアウト用のウェアも欠かさない
ビオトープで購入したという猫のTシャツと、ルルレモンのスパッツ。「旅行中も運動をしたいので、ホテルのジムをよく活用しています。スパッツにはポケットが付いておりスマホが入れられるので、手ぶらでウォーキングやジョギングにも出掛けられて便利なんです」。
リゾートでもジムのプールでも着られるスイムウェア
スイムウェアは、水着とランジェリーを展開するNY発のブランド・アラクスのもの。リゾートにも似合うエレガントなデザインでありつつ、ジムで泳いでいても浮かない絶妙なデザインが好印象。「朝食前にホテルのプールでひと泳ぎしたいので、スイムウェアも持参します」。
動きやすいルームウェアでリラックス
ホテルではお気に入りのルームウェアで過ごすという松田さん。「部屋でヨガやストレッチもするので、動きやすいルームウェアを持って行くことが多いですね。パイル地なので、プールに入った後にそのまま着ることもできます」。
帽子や羽織りとしても活躍するスカーフ
トゥ エ モン トレゾアの三角スカーフと、トーテムのスカーフも必需品。「スカーフは陽射しが強い日は頭に巻いたり、少し肌寒い時は肩にかけたりして使っています」。
「三角スカーフはコンパクトに折りたためて、帽子がわりにもなるので便利」。頭に巻いた際、後ろの生地が立たないようサイドにタックが入っており、シンプルでいて気のきいたディテールが光る。
ちょうどいい深さと、頼れる収納力を備えたトートバッグ
「このトートバッグは内ポケットが1つといったシンプルな構造ですが、深すぎないところがポイントです。旅行中に荷物が散乱するのが嫌なので、マチをフル活用して荷物をきちんと詰めて、中の視認性を高めています」。爽やかな色合いと、ラフィアエフェクトが施されたデザインが魅力のミュウミュウのトートバッグ。本体はラフな表情ながら、細めのレザーハンドルが程よく上品な印象をもたらす。旅はもちろん、デイリーにも活躍する汎用性の高いデザインだ。
長期の海外旅行には、リモワのスーツケースをセレクト
長期旅行は、普段仕事でも使用しているというリモワのスーツケースが相棒。「かれこれ20年近く愛用しています。中身を減らす努力をしてもバッグが重いと意味がないので、軽量かつ丈夫で、長く使えるシンプルな見た目のリモワを選びました。高価ですが、お直ししながら大事に使っています。普段はベーシックカラーを選びがちですが、これはマットな赤で品がよく、どんな服にも合わせやすいところが気に入っています。取っ手も赤だったのですが、同じ色の部品がもうなくて。買い替えの選択を迫られた時に、手放すことができず……これを最後の修理にしようと決断。その時に、このスーツケースにどれほど愛着があるのかを実感しました」。