さまざまな業界で活躍するファッションラバーが、お気に入りのバッグと必需品を紹介する連載。今回はYouTubeで配信しているシュプールTVの人気企画「what's in my bag」より、エディター&ライター3人が愛用するバッグとその中身をお届け! ほどよくエッジのきいた、メゾン マルジェラのボストンバッグ【SPURデジタルエディター阿部】 SPURデジタルエディターの阿部が愛用しているのは、5年ほど前に購入したという、メゾン マルジェラのボストンバッグだ。「当時、長く使えるいいものを買いたいという思いで探していたところ、こちらを見つけました。一見シンプルなのですが、開口部が巾着のようなデザインになっているところが面白いですよね。ファスナーは閉めずに、布を被せた状態で使えるのが便利で気に入っています」。取り外しが可能なストラップ付きで、ショルダーバッグとしても楽しめる。「レザーも丈夫でへこたれず、これからもガシガシ使っていこうと思います」。 シンプルながら個性がにじみ出るラインナップ (右から)バッグ/メゾン マルジェラ、トートバッグ/ビッグ・ラブ・レコーズ、サングラス/オリバーピープルズ、ポーチ/大地の芸術祭グッズ、財布/ジルサンダー、名刺入れ/ジルサンダー、ウォーターボトル/キントー、ペンケース/デヴィッド・ボウイ回顧展グッズ、手帳/モレスキン、ノート/無印良品、PCケース/バスキア展グッズ 土産でもらったという『バスキア展』のPCケースや、『デヴィッド・ボウイ回顧展』のペンケース、3年に1度新潟県越後妻有で開かれているトリエンナーレ『大地の芸術祭』のポーチなど、ミュージアムショップのグッズがずらり。プライベート用の手帳は、5年前からモレスキンに。「毎年違う色の手帳を購入するようにしていて、その年をどんな1年にしようと考えながら、イメージに合う色を選んでいます」。 ジル サンダーの財布はショルダーストラップ付きで、ウォレットバッグにもなる優れもの。「ちょっとランチに出る時や、休日近所に出かける際に、さくっと肩に掛けられて便利なんです」。ショルダー部分にはゴールドの金具が施されており、アクセサリーのような華やかさをプラスしてくれそうだ。同ブランドのコインケースは名刺入れとして活用中。「小物は派手色が可愛いと思い、シルバーを選びました」。 オリバーピープルズのサングラスは、ベーシックでいて、テンプルがマーブル模様になったデザインが特徴的。エコバッグは、原宿に店を構えるビッグ・ラブ・レコーズのものだ。「ここのバッグやTシャツを着ていると、店の外でも声をかけられることがあるんです。それをきっかけに知り合いや友人が増えました。かっこよくて刺激がもらえる素敵なショップです」。 大切に使い続けている、セリーヌの「ツイステッドカバ」 エディター・ライターの岡島さんが紹介してくれたのは、セリーヌのバッグ。フィービー・ファイロがクリエイティブディレクターを務めていた時代のもので、社会人になって初めて購入したバッグだそう。「結構ボロボロになっているのですが、お直ししながらかれこれ10年近く使っています」。シンプルで洗練されたデザインと、やや太めのショルダーストラップで安定感があり、長く愛用できるのも納得のデザインだ。A4サイズのファイルやiPadなどもしっかり入り、収納力も抜群だ。 コンパクトサイズのアイテムを賢く携帯 (左から)バッグ/セリーヌ、ポーチ/ネーエ、PVCバッグ/パコラバンヌ、日焼け止め/イプサ、リップバーム/プラダ ビューティ、リクイドリップカラー/RMK、リップ/ケイト、ハンドクリーム/クオカ、メガネ/トゥミラス、ミニノート/スマイソン、財布/ボッテガ・ヴェネタ、名刺入れ/ミュウミュウ、ミニポーチ/ザ・コンビニのグッズ、クリアファイル/すみだ水族館のグッズ 「人差し指大のものなら、何をバッグに入れてもOKというマイルールがあります。ネーエのポーチは、ガバッと開くため出し入れもスムーズ。内側はクッション材になっているので、デリケートな物もきちんと保護してくれます」。コンパクトなサイズ感のアイテムが多く、きれいにバッグに収められていることが分かる。 「財布は何種類か持っているのですが、最近は小さなサイズの、ボッテガ・ヴェネタのものを使っています。黒よりも柔らかい印象のネイビーと、ゴールドジップのコンビネーションが好みで即決しました」。ミュウミュウの名刺入れは学生の頃に購入。「蛇腹デザインが今は逆にレトロで可愛いと思い、実家にあったものを掘り起こしました」。 バッグの中にはパコラバンヌのPVCバッグも。「友人とご飯を食べに行く予定があるので、こちらに持ち替えて行こうと思います。軽くて気軽に持ち運べるので便利なんです」。内側はカードスロットが備わっており、カードやICカードをそのまま収納できる仕組み。財布が必要ない分、その他の必需品も難なく入る。装いを盛り上げるデコラティブなデザインは、携えるだけで気分が上がる逸品だ。 大人の品格が漂う、ザ・ロウのN/Sパークトート エディターの佐々木さんは、ザ・ロウの中でも人気のN/Sパークトートをセレクト。柔らかくしっとりとした質感で、体に馴染むところがお気に入りだそう。「ブラックかダークトープかでとても悩んでしまい、実際に店舗に見に行くことに。ダークトープの方がシボ感が際立ち、風合いが素敵だったので、こちらに決めました」。フリンジが印象的なシールーム・リンのサブバッグには、仕事道具を収納。「14インチのPCやA4サイズの資料などがすっぽり収まります。軽いのでストレスフリーに携えられます」。 こだわりのレザーグッズや実用アイテムが勢揃い (右から)バッグ/ザ・ロウ、ポーチ/セリア、キーリング/レザーファクトリー、香水/ロアリブ、ハンドクリーム/スリー、晴雨兼用傘/ダブリューピーシー、シュシュ/アレクサンドル ドゥ パリ、名刺入れ/ボナベンチュラ、ティッシュケース/ボナベンチュラ、財布/ボッテガ・ヴェネタ、サングラス/エッジスタイル、ハンカチ/シールーム・リン、トートバッグ/シールーム・リン 「ボッテガ・ヴェネタの財布は、手に吸い付くような柔らかさがあり、使うたびに自分だけのレザーになっていると感じます」。名刺入れとティッシュケースは、ボナベンチュラのもの。「革の質感がリッチで高級感があって大好きです。名刺入れはビジネスシーンで使うので、落ち着きのあるダークトープを。ティッシュケースは遊びのあるオレンジに」。 「SKBでもご紹介したダブリューピーシーの晴雨兼用折り畳み傘は、コンパクトで軽量なので、バッグの中にポンっと入れておいても重くないのでおすすめ。外側はアイボリー、内側はブラックになっています」。 アレクサンドル ドゥ パリのシュシュは、ベロア素材で上品な雰囲気。「リボンのように付けられて、とても気に入っています」。友人からプレゼントでもらったというロアリブの香水は、これからの季節にまといたい爽やかな香り。ハンカチはサブバッグと同じくシールーム・リンのもの。他にはないオイスターの貝殻デザインがキュート。 エッジスタイルのサングラスは、フレームがライトピンク、レンズはグレーブルーの配色が、さり気ないポイントにひと役買ってくれそうだ。「シンプルなTシャツスタイルでも、これをかけるだけでサマになるので重宝しています」。 ⇩SPURエディターのバッグの中身の詳細はこちらからチェック! 【what's in my bag】SPURエディターのバッグの中身 【vol.9】 ファッショントピックス 【HERMÈS(エルメス)】「バーキン 35」とバッグの中身をのぞき見! 人生をともに歩みたい一生ものバッグの魅力とは? ファッショントピックス 4WAYの黒レザーバッグは汎用性の高さが魅力! 高感度な柳瀬美央さんのバッグの中身を拝見 【おしゃれな人のバッグの中身vol.3】 - ファッショントピックス | SPUR