暑さに負けて、つい無難な服ばかり選びたくなってしまう夏。しかし、そんな季節こそ色やパターンを味方につけて、おしゃれをもっと楽しみたい。ファッショニスタたちが実践しているのは、色をバランスよく取り入れる「こなれ配色」だった! スタイリスト直伝の配色ルールから、最新スナップ、おすすめアイテムまで、夏のワードローブにフレッシュな彩りを添えるヒントをお届け。
飯田珠緒に師事後、2023年より雑誌やブランドビジュアルのスタイリングを中心に活動中。SPURデジタルのファッション連載「今月のウィッシュリスト」も担当。「最近、カラータンクトップを数色ゲットしたので、配色スタイルを満喫したいと思います!」。
マンネリ打破にひと役買う、「こなれ配色」のルールとは?
【ルール1】主役カラーはひとつに絞る
【ルール2】カラートーンを揃える
配色に迷ったら、色よりもトーンを意識しましょう。上のスナップ右の女性が実践するように、グリーン、ブルー、ピンクなどの異なる色の組み合わせも、明度や彩度を揃えることでモダンな印象に仕上がります。
おしゃれ賢者による、カラーコーディネート15選
モノトーンに頼りがちな夏の装いを一新し、色やパターンを巧みにミックスした「こなれ配色」を楽しむファッショニスタたち。15名のスナップから、洗練されたカラーコーディネートのテクニックを拝見!
【スナップ1】甘さとモードが共存する「こなれ配色」
ポイントは、メイン、引き締め、抜けの3つのカラーを意識すること。このスタイルなら、主役のバターイエロー、締め役のブラウン、抜け感をつくるホワイトが絶妙なバランス。腰に巻いたブラウンのストライプシャツがカラーの繋ぎ役となり全身がまとまり、夏の着こなしを新鮮に見せています。レースがあしらわれたパンツも今季らしいチョイス!
【スナップ2】ライムグリーンが主役のモダンな配色スタイル
鮮やかなカラーをひとつに絞ったところが◎。このスタイルではライムグリーンを際立たせつつ、ボトムはニュアンスのあるシャンパンベージュでなじませ、ブラックの小物で引き締めることで洗練されています。存在感のあるカラーも取り入れやすくなる配色テクニックです。
【スナップ3】グラデーション配色に、レオパード柄でエッジを効かせて
鮮やかなレッドと淡いピンクを掛け合わせた、夏らしいカラーコーディネート。赤とピンクは同系色のため、大胆な配色ながら統一感が生まれやすいです。また、レオパード柄のバッグがアクセントとなり、フェミニンな配色にほどよいスパイスが加わっています。色を楽しみながら、遊び心も感じられるスタイル。
【スナップ4】淡色カラーを、小物で彩る大人のこなれ配色
ピンク系を合わせたワントーンスタイルに、差し色としてイエローのサンダルをプラス。色数を抑えながらもメリハリのある配色がモダンな印象です。ラフィアバッグのナチュラルな風合いも相まって、夏らしい抜け感のあるスタイルの好例。
【スナップ5】大胆な配色を夏らしく軽やかに着こなして
ライムグリーン、ラベンダーピンク、ブルーを大胆に掛け合わせたプレイフルなコーディネートで、夏の暑さによる不快感も吹き飛びそう! 腰に巻いたブルーのシャツやバッグのディテールも奥行きを添えて、絶妙なバランスを保っています。ペディキュアやバッグに付けたヘアクリップなどの小物カラーまで計算されたアイテム選びに脱帽。
【スナップ6】ペールトーンで魅せる、大人の「こなれ配色」
フェミニンなシルエットのラベンダーブラウスを主役に、ホワイトパンツで軽やかにまとめたスタイル。甘くなりがちなペールカラーも、クリーンな白を合わせることでモダンな印象。バターイエローのバッグがさりげないアクセントで、上品なのに華やか!
【スナップ7】シックなカラーに映える、鮮やかなライムグリーン
サテンライクなライムグリーンのホルターネックという90年代のファッションを彷彿させるアイテムに、カーキやブラックのシックな色を投入することで、モダンで洗練された着こなしに。ゴールドのアクセサリーを合わせることで、より上品に大人っぽくまとまっていますね。
【スナップ8】濃淡パープルで作る、モダンなサマースタイル
濃淡の異なるパープルを重ねた、上級者向けのワンカラーコーディネート。成功を握る鍵は、ブラウン系の小物で引き締めたところにあり。あえて落ち着いたカラーを挟むことで、パープルが際立ち、エネルギッシュな魅力を感じます。
【スナップ9】ピンクを引き立てる、ベージュと白が名脇役に
真夏にジャケットを着るのはハードルが高いですが、参考にしたい配色テクニック。鮮やかなピンクのジャケットにホワイトのインナーを合わせ、さらにベージュのスカートや小物で中和することで、絶妙なバランスに仕上がっています。ピンクに限らず、イエローやグリーン、ブルーにも応用できるので、大胆な色を取り入れたいときにおすすめ。
【スナップ10】ニュアンスカラーで楽しむ夏のカラーMIX
ひとつ前のスタイリングとは真逆で、意外性のあるカラーリングが斬新。キッチュなピンクのサンダルに、色のトーンを抑えたTシャツとパンツを合わせているところがこなれています。自由な発想が光る、上級者らしい色使いです。
【スナップ11】ハッピームードあふれるカラーコーディネート
鮮やかなピンクとオレンジを主役にした、夏らしいプレイフルなスタイル。アイボリーのスカートで抜け感をつくることで、多彩なカラーも軽やかにまとまって見えます。カラフルでポップな雰囲気が夏にぴったりですね。
【スナップ12】配色だけでなく素材の組み合わせにも注目
ミントグリーンのキャミソールとホワイトパンツによる爽やかな配色をベースに、サンダルのアクセントカラーがポイント。トップスとボトムをミニマルにまとめることで、それぞれの色が引き立っています。キャミソールのサテンと、サンダルのベロアという異素材の掛け合わせもおしゃれ!
【スナップ13】ビビッドカラーでつくる旬のバランス
オレンジ×ピンク、ネオングリーンのビビッドカラーを大胆にミックスしていますが、ベージュ系のインナーとパンツで引き算することで、リズミカルにまとまっています。ブラックのサングラスやスニーカーで引き締めた点もお見事!
【スナップ14】ペールトーンをブラックでモードに引き締めて
ミントグリーンのセットアップに淡いブルーをインした、夏らしい爽やかなペールトーンスタイル。サンダルやクラッチバッグをブラックで引き締めることで、モードに仕上げています。
【スナップ15】主役カラーを際立たせる配色テクニック
ネオンイエローのフレアスカートを主役に、ブラックの半袖シャツとローファーを合わせたメリハリのある配色スタイル。さらに、レッドの総柄バッグがポイントとなり、シックな着こなしに遊び心が加わっています。主役色、引き締め色、そして差し色のバランスが絶妙です。
今すぐ取り入れたい、旬なカラーアイテム4選
スタイリングに取り入れるなら、どんなアイテムを選ぶべき? 夏の着こなしを盛り上げるカラーシャツ、ミニバッグ、スカート、そしてセットアップとしても楽しめるトップス&パンツをセレクト。
フランク&アイリーン「アイリーン イタリアンリネン シャツ」
リトルリーグ インク
0800-100-2274
ラストフレーム「KASANE REVERSIBLE TASUKI TOTE MINI」
株式会社 土屋鞄製造所
info@lastframe.jp
ルシェルブルー「Solid Satin Maxi Skirt」
マンゴ「トップス .-- MARINA」、「パンツ .-- MARINA」
まとめ
ほんの少し配色をアップデートするだけで、夏の着こなしは見違えるほど新鮮に。プロ直伝のテクニックを参考に、色で楽しむ夏のおしゃれを満喫して。




















初心者はまず、主役色を決めることが大切。今季注目のグリーンをはじめ、イエローやブルー、ピンク、パープルなどの鮮やかなカラーを軸にすると、ほかの色やアイテム選びもぐっとスムーズになります。また、特に鮮やかな色は、ホワイトやベージュ、ブラウン、ブラックなどのベーシックカラーで受け止めると失敗しにくいです。