最近いろんなところでこの町の名前を見聞きする。友人やファッション関係者のInstagram。そしてロンドンのメンズコレクションで見かけたサステイナブルブランドと、コペンハーゲンのトレードショーで出合ったスキンケアブランドもマーゲイトが拠点。さらには偶然か否か「Topman Design」のショーに登場したスウェットシャツのプリントにまでこの町の名前が登場していて、まるでサブリミナルのよう……。確かめねば~!
マーゲイトは、ユーロスターが発着するロンドン・セントパンクラス駅から約1時間~1時間半くらい。実はこの町はクラシックなビーチリゾート。そう、日本で言うところの熱海なのです! ロンドンから日帰りでも十分楽しめます
まずは、コンテンポラリーアートが集まる随一の美術館へ
この街の目印となるのは『Turner Comtemporary(ターナー・コンテンポラリー)』。学生時代をマーゲイトで過ごし、その海の様子を絵画に残したウィリアム・ターナーにちなんで設立されたモダンアートの美術館。ここ、マーゲイトはトレーシー・エミンなどのアーティストにも所縁のある土地なのです。
欠かせない、海辺のグルメ情報
するとやっぱり欲しくなる、フィッシュ&チップス。ところで、一口にフィッシュ&チップスと言ってもいろいろあるのです。衣の種類に加えて、もっと基本的な違いは魚の種類。ベーシックは大きめでふっくらしたコッド(cod)などのタラ類。ビジュアル重視ならこちらが良いが、若干食感はやわらかすぎるかも。そのほか定番はカレイ(plaice)やオヒョウ(halibod)。個人的には歯ごたえのあるhalibodが好き!
こちらはコッド(タラ)。写真映えばっちり!
ファッションや雑貨など、ショッピングスポットも充実!
また、「haeckels」は、マーゲイトに来たら絶対にマストのショップ(後述する美術館『ターナー・コンテンポラリー』から丘に上がったところにあります)。近郊の海からとれた海藻を使ったナチュラル系スキンケアと、キャンドルなどのインテリアフレグランスのブランド。プロダクトのクオリティだけでなく、パッケージや店舗のデザインも素敵です!
ショップの奥にはサロンもあり、海藻で巻かれるトリートメントもあるらしい。プロダクトは日本でも取扱いがあります
まだまだあります、マーゲイト界隈の見どころ
そして1つ前の駅、whistableもオススメ。こちらも海辺の町で可愛らしいハイストリートがある。そこを抜けたところには、オイスターの街らしくシーフード専門店が。中でも人気は『Wheelers Oyster Bar』。奥のレストランよりもカウンターがオススメ。要予約!
ロンドンを拠点にグローバルに活躍中のジャーナリスト。お肉と餃子をこよなく愛するスタイルアイコン。自称・浜松餃子親善大使。