九星気学でひもとく、2025年上半期(2月〜7月)の運気の流れ

九星気学で運の流れを味方につけよう。 2025年は、地に足をつけて堅実に努力する姿勢が要に!

古代中国で形作られた暦や運命学をベースに日本で体系が完成した九星気学。そのときどきの運を知ることができるのはもちろんのこと、吉方位を旅行や引っ越しなどで用いることで開運をはかっていける、能動的な占いであるところが魅力のひとつでもあります。

九星気学でひもとく、2025年上半期(2の画像_1

2025年2月3日からの一年は乙巳、二黒土星の一年です。まだ表面に出てきていないものも含め、さまざまな変化が奔流のように押し寄せてくるなか、心がどこか追いついていない部分もあるように見受けられます。変化の波に乗っていくことも大事ですが、ただ起こっていることに合わせて表面上だけを変えていっても、みずから不安定な道を選んで歩いているようなもの。変化しつつも、地に足をつけて堅実に努力する姿勢こそが2025年の要となるのだろうと思います。すぐに結果を出そうとするのではなく、粘り強く挑み続ける姿勢も大事ですね。一歩一歩踏みしめつつも、目線はあくまで高いままに。その姿勢がプラスとなるはずです。

発展のサイクルに乗るための、5つの開運アクション

1. 「積み重ねの力」がものをいう時期

ライフハックを活用して効率化はできても、思考や経験を積み上げたことにはなりません。テクノロジーが飛躍的に進化する今だからこそ「効率化すべきものとそうでないもの」を分けて考えることが重要なのだと思います。そして、効率化すべきでないものはコツコツと努力を積み重ねる、粘り強さが問われる年です。ただ、「頑張ろう」と意思の力だけで継続しようとすれば折れやすいもの。ハビットトラッカーをつける、モーニングルーティンに組み込むなど、努力を習慣にする工夫を意識してみるといいでしょう。やる気が出るのを待つよりも「やるのがいつもの流れ」として定着できれば、2025年は強いです。

九星気学でひもとく、2025年上半期(2の画像_2

2. 育て、生かすことに注目が集まる

「育てること」に世の中の関心が向かいます。子育て中の方であれば追い風が吹きやすいでしょう。仕事に力を入れている方であれば部下や後輩を育てる意識を持ってみると、自分もまた学ぶことが多いかもしれません。慈愛を持って育てるということで、ペットに愛を注ぐのも有意義な時間となるはずです。植物を育てたり、ぬか床の世話をしたりするのもいいですね。

3.蓄えるものはよくよく吟味して

「蓄積する」ということの真価が光る星回りです。知識やスキルアップのための努力は普段以上に吸収力が高く、努力が報われる可能性も大いにあります。試験前などに一夜漬けで乗り切ってきた人は、ここで方針転換をしてじっくりと自分のなかに知識をストックしていくやり方を身につけられると素敵です。何か集めているものがある人は、質にこだわって少しずつコレクションを増やしていきましょう。

ただ、「蓄積する」という傾向は良いものばかりに働くとは限りません。ストレスや自分のためにならない人間関係、疲弊するだけの仕事など、自分を損なうようなものはできるだけ抱え込まずにいたいですね。疲労が蓄積していることを感じたら、できるだけ早めにリリースを。

九星気学でひもとく、2025年上半期(2の画像_3

4. 困ったときは「蓄積」が効く

もしも困ったことがあったら、自分よりも年上の人、有識者など経験や知識を「蓄積」した人に力を借りるといいでしょう。もちろん最初から当てにして頼るつもりでいるのはいけませんが、自分で頑張ってもどうにもならないことは、力を貸してもらえるはずです。また、自分が「蓄積」したものからもいいヒントが見つかりそうです。過去に経験したさまざまなことが「そういうことか!」と今に生きてくる人はとても多そう。ずっと胸のなかにあった傷や痛みも、今となっては自分の選択眼を確かなものにする、重要な示唆をくれるのかもしれません。

5. 後半に向かうほどに運が良くなる

二黒土星の年は、前半はやや動きが鈍いように感じるかもしれませんが、後半になって努力が効いてきます。1〜4を意識してじっくり努力すると、年の後半にその努力が複利で効いてくるでしょう。効率化や時短の可能性を探りつつも、時間をかけて得られるものに関しては、駆け足で通り過ぎたりはしないこと、そしてすぐに結果が出ない場合でも焦らず本質を見極めて努力を積み重ねていけるように、この時期の運の傾向を胸の片隅にでも留めておいていただけたらと思います。努力は、「なかったこと」にしない限り、決してあなたを裏切ることはありません