K といっても、ジャンプする前に膝を曲げて、力を蓄えているような感じに近い。次に行くための準備のときなのかなとも思えます。
橋本京明さん(以下H)経済や物事の流れも停滞してしまうのでしょうか?
K 逆に流れが速すぎて、多くの人が何が起こっているか気づいていない感じかもしれません。その流れに付いていけている人と、そうでない人がいて、付いていけていない人が大多数です。世の中のムードを決めるのがその大多数の人なので、このような結果になっているのでしょう。
今、日本に「チャンス期」が到来中! でも来年8月には……(イヴルルド遙華)
E 「フォーチュン運命占い」は、マインドナンバーとエレメントを使い、占う対象を90パターンのタイプに分けることができます。人だけでなく国の運勢も占うことができるので、日本を占ってみたところ、「太陽のキング」という運を持っていました! 日本にぴったりですよね。さらに日本は今、「チャンス期」というサイクルに入っていて、20年に一度の幸運期を迎えています。令和という新年号を迎える年にマッチしていますね。
K とうことは、アンラッキーな期間もあるということですか?
E そうなんです。2020年の8月から5年間、アンラッキーな時期に入るんですよ。今、大企業にトラブルがあったりして、社会の闇みたいなものが浮き彫りになっていますよね。でも、実は私たちにも同じようなことが起きていて、その変化を、2020年8月までにどうチャンスに変えるかということを考え、行動していくことが課題なのだと思います。
H東京オリンピックもあり、世の中も変わりますしね。
K やはりその辺りがターニングポイントになるのかな。
我慢する人が多い時期。来年もこの状況は続きそう(橋本京明)
H 「陰陽道」の考え方のベースは「陰陽五行説」です。世の中全ての現象は、「陰」と「陽」の2つの側面を持ち、「木・火・土・金・水」の五つの要素に分けられるというものです。それで今年を占うと、今年は「己亥」の年で、「己」は土の要素、「亥」は水の要素で、土が上から水を攻撃している状態に。上から圧力をかけられるという運気を持つ年なので、我慢をしなくてはならない人が多く、そのことで迷いが出て、余裕もなくなってきている。
E 最近、「まさか、そんなことが!?」というような事件も多いですよね。2020年もその流れは続くんですか?
H 2020年は「庚子」の年で、「庚」は金の要素、「子」は水の要素なのですが、いい面と悪い面の両方を持っているので、どう出るか読みにくい年ですね。また、僕は毎年、さまざまな運気を考慮して暦を作っているのですが、来年はイレギュラーな動きがあり、暦が作れないんです。
K そんなことってよくあるんですか?
H 基本的にはありません。因みに、同じように暦が作れなかったのは1582年で、武田勝頼らが自害し武田家が滅亡することになった甲州征伐(天目山の戦い)、本能寺の変が起こった年でした。
K それは怖い! 今の世の中を見ても、大きな流れの中で少しずつズレができて、構造上おかしなことが起きている気がします。