01【東京都・大國魂神社】厄払いで負を祓い、新しい運気を呼び込む下準備を
2024年開運の鍵は「厄払い」です。今後200年続く風の時代のいま、実はその気流にのって邪気や邪念といった、人の悪い気も流れてきやすくなっています。意図せず悪いものが憑きやすく、一度邪気にあてられてしまうと、行動や考え方に影響が出て孤独を感じやすくなることも。そこで新年にいい気を蓄えるためには、まず厄を落とし切ることが重要です。
御影石製の鳥居の中では、日本一の大きさを誇る「大鳥居」。
厄払いにおすすめなのは、東京都府中市にある「大國魂神社」。この神社は東京を代表する5社(日枝神社・明治神宮・靖國神社・東京大神宮・大國魂神社)に数えられる格式高い神社のひとつで、本殿裏には樹齢1000年を超えるイチョウの御神木が見守り、心を定めるのにもよく、一年のはじまりに相応しい場所。「人形(ひとがた)流し」という、人形に名前を書いて小川に流す珍しい厄払いもあります。
「大國魂神社」では、罪や穢れを人形に移し、川に流して厄を払う「人形流し」を行うことができる。
厄払いは、年明けから3月10日までに行うのがベスト。アクションを起こすことで幸運力が高まるので、いい気をたくさん取り込めるようしっかりと下準備をしておきましょう。さらに、2024年の元旦は「何かを始めるのに最適な日」といわれる“一粒万倍日”です。約1000年ぶりの巡り合わせという奇跡が起こりやすいタイミングを逃すことなく、運気を呼び込んでください!
DATA 大國魂神社 武蔵国の守り神として大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を祀った神社。約1900年の歴史があるといわれる古社で、厄払い・厄除けにご利益があることで有名。また、大國魂神社の神様は、出雲大社に祀られている神様と同じであることから縁結びのご利益もあると知られている。11月の酉の日には、境内にある大鷲神社の祭礼として酉の市も開催され、大勢の人で賑わう。 東京都府中市宮町3-1 042-362-2130 https://www.ookunitamajinja.or.jp/
02【東京都・東京競馬場】大きな声を出して浄化する、ストレス発散が開運に
「大國魂神社」で厄払いをして身も心も浄化したら、同じエリア内にある「東京競馬場」へ足を運んでみるのも開運行動のひとつ。2024年は発散することで魂と、生命力が蘇る年。一見ジャンクなこともエネルギーを蓄えるのには意外と重要なので、競馬場で普段出さないような大きな声を出して、溜まっている感情を吐き出してしまいましょう。
総面積は約24万坪と広大な競馬場。Photo:Getty Images
もちろん競馬場だけでなく、スポーツ観戦や音楽ライブなど、人目を気にせず大声を出せる場所ならどこでもOK。大きな声を出すことに慣れてくれば、日常生活でも「嫌なことは嫌!」と自分の意見をはっきりと言えるようになり、ストレスを溜めないマインドに向かいます。
「日本ダービー」や「ジャパンカップ」などの重賞が開催される。Photo:Getty Images
とにかく、自分の中からいま抱えている負の気持ちを発散し、心が喜ぶことをたくさんしてあげることが、2024年の運気アップのポイント。嫌なことはすべて吐き出して、まっさらな状態で運勢を上昇させましょう!
DATA 東京競馬場 日本最大の競馬場。開いているのは土日のみ、東京競馬場でレース開催がない場合でも入場は可能。敷地内に公園があり、レースに合わせたイベント開催や、施設内に80軒以上あるフードコートで競馬場グルメを堪能できるなど、テーマパークのような雰囲気が楽しめる。 ※入場料がかかり、日程によっては事前入場予約・座席購入が必要な場合もある。 東京都府中市日吉町1-1 042-363-3141 https://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/index.html
イヴルルド遙華/Haruka Eve-Lourdes
イヴルルド研究所主宰。西洋占星術、タロットをはじめ、人生の流れを24の節目で区切る「フォーチュンサイクル」など、幅広い占いを独学で研究する。 前向きなアドバイスが好評で、タレントやモデルのほか、様々な業界で支持を得るフォーチュンアドバイザー。テレビ出演も多数。著書に『運命のフォーチュンAmulet』(小学館)、『運命のフォーチュンタロット』(小学館)、『決定版 今からできる画数チェンジ よい名前 悪い名前』(小学館)、『風の時代に幸せをつかむ! “フォーチュンサイクル占い”』(主婦の友社) 、『水星逆行占い「運命の落とし穴」が幸運に変わる!』(青春出版社)がある。https://www.ineori.com/