早いもので2024年がはじまり、すでに３カ月が過ぎようとしています。来週からは４月に入り新生活シーズンの到来ですが、その約２週間後の４月16日（火）から５月４日（土・祝）までは、春の土用期間となります。
土用は、中国古来から伝わる「陰陽五行思想」に由来します。 立春・立夏・立秋・立冬の直前の季節の変わり目に訪れる、いわば次の季節に順応するための調整期間。確かに、春の土用期間となる４月中旬は、春特有の寒暖差などからくる疲れなどがどっと出る時期ですね。一時停止して次の季節にむけて心身ともにコンディションを整える期間とするのは理にかなっているように思えます。
そこでおすすめしたいのが土用期間前の吉日の活用です。
４月６日（土）は、大安×一粒万倍日。「大いに安し」の意で六曜のなかでも一番のラッキーデーである大安と、この日にはじめたことが万倍に実るとされる一粒万倍日が重なります。ゼロから新しいことを始めるものはもちろん、リスタートや再チャレンジにもぴったり。何かと忙しい新生活シーズンは、日常がおざなりになったり本来すべきことが後回しになったりしてしまう場合が多いのではないでしょうか。GWを利用して体制や計画を立て直す予定の人もいるかもしれませんが、土用期間であるGWはゆっくり休むのが吉。前倒しして４月６日（土）から15日（月）までをアクティブに活用すると、運気に乗れる予感です。
また、GWは旅行に出かける人も多いでしょう。前回のコラムでも話したように、九星気学によると４月は超・開運旅の月です。吉方位への旅行もできるなら土用前のほうがベストかもしれません。なぜなら土用期間は予定通りにことが運びにくいから。とはいえ、現実的にはなかなか難しいと思いますのでGWに旅行をする場合は、いつもより余裕をもったスケジュールを組むとよさそうです。
春土用にトラブルなく過ごし、きたる夏の時期の飛躍に向けて準備できるよう、４月６日（土）の吉日を活用してみませんか。（編集R）
