【10月14日(火)】金星の天秤座入り×冥王星の順行。風の時代に乗り遅れないように、心地よい人間関係と本当の自分を取り戻そう【今週の占い便り 10/7〜】

占星術において、10月はいくつかいくつかの注目すべき動きがあります。先日お伝えした10月7日(火)の牡羊座満月に続いて見逃せないのが、そのちょうど一週間後、10月14日(火)に起こる「金星の天秤座入り」と「冥王星の順行」です。

愛と調和を司る金星が、金星自身のホームである天秤座へ。そして、“風の時代”の象徴でもある冥王星が、約5カ月の逆行を終えて順行に戻ります。この二つの動きが重なることで、私たちの人間関係や価値観、そして生き方の方向性に新しい風が吹き始めそうです。

占星術において、10月はいくつかいくつかの注目すべき動きがあります。先日お伝えした10月7日(火)の牡羊座満月に続いて見逃せないのが、そのちょうど一週間後、10月14日(火)に起こる「金星の天秤座入り」と「冥王星の順行」です。

愛と調和を司る金星が、金星自身のホームである天秤座へ。そして、“風の時代”の象徴でもある冥王星が、約5カ月の逆行を終えて順行に戻ります。この二つの動きが重なることで、私たちの人間関係や価値観、そして生き方の方向性に新しい風が吹き始めそうです。

【10月14日(火)】金星の天秤座入り×の画像_1

anna.spoka / Shutterstock.com

金星は「愛」「美」「喜び」「価値観」などを司る星。そして天秤座はその金星の“ホームグラウンド”にあたる星座であり、バランスや調和、パートナーシップ、美意識を象徴します。金星が天秤座に入ると、世の中全体に「人との関係を心地よく整えたい」というムードが広がります。パートナーシップや家族という身近な人間関係から、職場や組織などのチームワークまで、敵対したり争ったりで相手を丸め込むよりも、理解し和解しあい調和をとることに重きをおく傾向が強まりそうです。

一方、冥王星は「破壊と再生」を象徴する天体。逆行していた約5カ月の間は、私たちの内側に眠る“根本的なテーマ”を見直す期間でした。それが順行に転じるということは、見えないところで熟成してきた変化の種が、いよいよ芽を出し始めるということ。ここの半年間、「本当にこの仕事でいいのか」「この生き方を続けていいのか」。そんな問いに向き合ってきた人も多かったのではないでしょうか。冥王星は、見たくない現実を映し出しながらも、その先に“再生の道”を示してくれる星。順行に戻るこの時期は、悩んでいたことに答えが見えてくる、あるいは心の中でようやく決意が固まるタイミングです。

社会全体でも、組織やルールの再編、テクノロジーや働き方の価値転換など、“新しい時代のシステム作り”が動き出す時期と重なります。大きなニュースや仕組みの変化に心が揺れやすい時ですが、それは古いものを手放し、新しい形を作るための、まさに“風の時代”に必要なプロセスなのかもしれません。

金星が「調和」や「関係性」を整えようとし、冥王星が「根底からの変容」を促す。この二つが同時に動き出す10月14日は、表面的なやり取りではなく「本音」で向き合うことが功を奏すとき。本音とは、わがままをぶつけることではなく、「自分らしい価値観」や「本当に大切にしたいこと」に正直でいること。その感覚をもとに、行動や発言をしていくと、自然と運が味方してくれます。

たとえば、仕事での提案や企画なら、“みんなが喜びそうだから”ではなく“自分が心から良いと思えるかどうか”を基準に。SNSの発信や人との会話でも、自分の美意識や考え方を素直に表現してみましょう。それが“あなたらしさ”を形にする第一歩です。天秤座にいる金星が、まわりとの調和力で、自然と周囲の理解を得られるかもしれませんよ。

仕事もプライベートも、「ちょっと立ち止まって、何を大切にしたいか」を見つめるには絶好のタイミングです。人との関わりの中で、自分をすり減らすのではなく、自分を満たす方向へ舵を切る。そんな意識の転換こそ、この秋の星たちがくれる最大のギフト=あなたの中の“新しいバランス”なのかもしれません。10月14日の星の動きを味方にして、自分のペースで未来を整えていきましょう!(編集R)