【シャネル】の「カメリア」、【ハリー・ウィンストン】の「リリークラスター」etc. 可憐なフラワーモチーフの名品ジュエリー3選

名だたるメゾンのタイムレスな輝きを放つジュエリーは、長く愛される名品ばかり。今回は気品と愛らしさが漂うアイコニックなフラワーモチーフ、シャネルの「カメリア」、ハリー・ウィンストンの「リリークラスター」、ルイ・ヴィトンの「ブロッサム」にフォーカス。可憐ながらな普遍的な存在感で魅了する、今改めて手にしたい3つの名品ジュエリーを厳選してご紹介。

名だたるメゾンのタイムレスな輝きを放つジュエリーは、長く愛される名品ばかり。今回は気品と愛らしさが漂うアイコニックなフラワーモチーフ、シャネルの「カメリア」、ハリー・ウィンストンの「リリークラスター」、ルイ・ヴィトンの「ブロッサム」にフォーカス。可憐ながらな普遍的な存在感で魅了する、今改めて手にしたい3つの名品ジュエリーを厳選してご紹介。

【シャネル】のジュエリー、「カメリア」​​

マドモアゼルの生涯愛した花が永遠に輝く、不朽のジュエリー

シャネル「カメリア コレクション」

Mike de Dulmen © All Rights Reserved

1913年、エトルタの浜辺で撮影された写真には、ベルトに一輪のカメリアをさしたココ シャネルの端正な姿が収められている。やがて、その花は彼女のシンボルとして、ドレスの飾りやジャケットのボタン、刺しゅう、レースのモチーフにまで広がり、時代を超えるメゾンのコードとなった。冬に咲き、葉を落とさない常緑樹であることは、年齢に縛られず魅力を放ち続ける女性をも象徴している。マドモアゼルが生涯愛した花は、メゾンの歴史の中で装飾を超え、自由と純粋さ、女性らしさを映し出している。

花びらが規則正しく重なり、中央できらめくダイヤモンドの花芯とともに、美しく完璧なハーモニーを奏でる。カメリア特有の丸みと柔らかさを、幾何学的なデザインでジュエリーに昇華させたのが「カメリア コレクション」だ。オープンワークは、肌がレース越しにのぞくような軽やかさを生み、チェーンはリボンのようにしなやか。まるでクチュールのような着け心地を実現しながら、華麗に咲き誇るカメリアが、エレガントで魅惑的な輝きを放つ。リングからブレスレット、イヤリング、チョーカーまで、表情は多彩でありながら一目でシャネルの花とわかるアイコニックなジュエリーは、自身の信念に従って一瞬一瞬を生きる女性に、不朽のエレガンスを宿す。

凛とした一輪のきらめきを首もとに

シャネル 「カメリア コレクション」ネックレス〈PG、ダイヤモンド〉

「カメリア コレクション」ネックレス〈PG、ダイヤモンド〉¥517,000

花の丸みと柔らかさを、幾何学的なデザインで表現したアイコンジュエリー。一輪のカメリアがデコルテに溶け込む、軽やかなネックレス。ひとつだけで身につけるのはもちろん、他のコレクションとのレイヤードも楽しんで。

【ハリー・ウィンストン】のジュエリー、「リリークラスター」

現代のエレガンスを象徴する、ハリー・ウィンストンの永遠のアイコン

ハリー・ウィンストン、 リリークラスター

凛と咲き誇る百合の美しさをジュエリーで表現した名品が、ハリー・ウィンストンの永遠のアイコン、「リリークラスター」だ。自然が生み出す美しさから常にインスピレーションを得てきたハリー・ウィンストンは、1940年代初頭、アメリカの華やかさを象徴するアイコンジュエリーとして、「クラスター・コレクション」を発表する。このコレクションの着想源は、クリスマスリース。リースを象る葉の立体的な重なりや、それらが形造る優美な流動感を表現したクラスターは、創始者ハリー・ウィンストンが手がけた傑作のひとつ。あらゆる方向から光を取り込んだプレシャスな輝きで、今もなお多くの人々を魅了し続けている。

60年以上ブランドを象徴するデザインとして愛され続けてきたクラスターの歴史に、新たな1ページが加わったのは2010年のこと。デザインスタジオに保管されていた1940年代のクラスター・コレクションのスケッチをモダンに再解釈しデザインされた、「リリークラスター」が誕生したのだ。
満開の百合の花の流麗なラインを表現したリリークラスターは、繊細にセッティングされたラウンドカットのダイヤモンドに、マーキースカットの一粒ダイヤをアクセントに添えた軽やかで立体的なデザインが特徴。百合のフォルムを幾何学的なアプローチで描いたそのアイコニックなデザインは、エレガントでいて甘くなりすぎず、非常にモダン。知性と品格をまとった圧倒的な存在感で、ブランドを象徴する新たなるアイコンとして、一躍人気を集めていった。

定番で愛され続けるアイコニックなリング

ハリー・ウィンストン、 リリークラスター・リング〈K18RG、ダイヤモンド〉

リリークラスター・リング〈K18RG、ダイヤモンド〉¥1,408,000

手もとを見るたびに、凛と咲き誇る百合の花の美しさに心奪われる、定番人気のリング。エレガントなローズゴールドとダイヤモンドの華やかな煌めきで、肌を美しく魅せてくれる逸品。

【ルイ・ヴィトン】のジュエリー、「ブロッサム」​​

ジュエリーに咲き誇る、可憐なモノグラム・フラワー

ルイ・ヴィトンのジュエリー、「ブロッサム」​​

1896年にルイ・ヴィトンの2代目ジョルジュ・ヴィトンが考案したオリジナルの柄である、“モノグラム”。2026年には誕生から130年を迎える長い歴史の中で、バッグからウェア、シューズなど、メゾンのさまざまなピースを彩ってきたこのアイコニックなモチーフは、メゾンの頭文字であるLとV、そして幾何学模様や植物のモチーフなどを組み合わせているのが特徴。中でも可憐な花を表現したモノグラム・フラワーは、ルイ・ヴィトンのエレガンスを体現するモチーフとして人気を集めてきた。そんなモノグラム・フラワーをモダンに再解釈し、ジュエリーとして昇華したのが、今回フィーチャーする「ブロッサム」コレクションだ。

ルイ・ヴィトンのファインジュエリーコレクションの中でも、圧倒的なアイテム数を誇る「ブロッサム」コレクション。「イディール ブロッサム」「カラー ブロッサム」「オンブレ ブロッサム」の3つのコレクションで構成され、それぞれ異なるデザインアプローチでモノグラム・フラワーを表現している。

“モノグラム”モチーフが1世紀以上愛されていることが証明するように、オーセンティックな魅力を宿したこのコレクションには、トレンドや年齢に左右されず、生涯をかけて愛せるエターナルジュエリーが揃っている。カジュアルからオケージョンまで合わせるファッションを選ばず、デイリーにも使いやすいモダンなジュエリーなので、肌身離さず身につけることで、人生のさまざまな瞬間に“花”を添えてくれるはずだ。

手もとを彩るアイコニックなブレスレット

ルイ・ヴィトン、 ブレスレット 4モチーフ カラー ブロッサム BB〈K18PG、マラカイト、ダイヤモンド〉

ブレスレット 4モチーフ カラー ブロッサム BB〈K18PG、マラカイト、ダイヤモンド〉¥1,705,000

深みのあるマラカイトが印象的なブレスレットは、2種のモノグラム・フラワーを採用して、アイキャッチーなデザインに。チェーンにさり気なく添えられた「LV」のチャームまで、細部にもクラフツマンシップが光る一品。

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