1 カルテルのサイドテーブル(プロップスタイリスト 郡山雅代さん)
フィリップ・スタルクがデザインした名作をサイズダウン。アクリル樹脂のミニマルな構造は、堅牢でありながらもすっきりとした直線がエレガント。大人の遊び心を演出する。収納するものや置くオブジェ次第で変幻自在な印象に。「クリアなサイドテーブルは圧迫感がないので、狭い寝室でも使いやすい」。
2 ドルセーのキャンドル(クリエイティブディレクター 長尾悦美さん)
200年近い歴史のあるフランスの老舗メゾンが手がけるキャンドルは、時刻を名前につけた魅惑的な逸品。トップノートの爽快な柑橘系から、次第に落ち着いたウッディノートへと香りが移り変わる。「時間ごとの情景を香りで表現するコンセプトが素敵。0時をイメージしたこちらは、寝室でのリラックスタイムを演出するのに最適」。
3 ブレスの延長コード(編集H)
ウッドパーツを連ねた延長コードが、見せたくないものをインテリアとして昇華する。色違いで黒も展開。「寝室はすっきりさせたいけど殺風景ではつまらない! 積み木みたいなキッチュなコードが床にあるだけで、ぐっと洒落た空間になります」。
4 レイバー・アンド・ウエイトの湯たんぽ(編集M)
高品質な天然ゴム製の湯たんぽは、機能性を追求したデザイン。低温やけどを防ぐためのリブ加工つき。「優しいぬくもりが心地よく柔らかな素材が体にフィットする。経済的だし、冬キャンプにもおすすめ」。
5 アロマティークオーガニクスのアロマディフューザー(スタイリスト 竹淵智子さん)
精油に熱や水を加えずにフレッシュな香りを噴射。「エッセンシャルオイルのボトルをそのままセットでき、オートタイマーで噴射する優れもの」。
6 ジノリ1735のインセンスホルダー(編集S)
カメオをモチーフにした、エキゾチックな趣の陶製インセンスホルダー。「英国人アーティストのルーク エドワード・ホールとのコラボで、彼らしい美学にあふれている。旅先で買ったオブジェという設定も小粋」。
7 ランドスケープ プロダクツのラグ(ライター 横溝桃子さん)
テキスタイルブランドのコッカと協同で制作した、コットンラグ。プリントは東京の職人による手捺染。「スムースな表面は埃が絡みにくく、寝室でも安心して使えます。水洗い可能というのもかなりレア。サラリとした肌ざわりも気持ちいい」。
8 メリッパのルームシューズ(スタイリスト 仲本 結さん)
暖かくフカフカのファーに、ヘリンボーンチェック柄のウールをコンビネーション。リバーシブル仕様で、汚れたら洗濯機で丸洗いも可能。「極度の末端冷え性の私の救世主! デザインのラインナップも豊富で、母親にも贈ったら喜んでもらえました」。
9 コアラのピロー(編集A)
確かな品質とサステイナビリティへの取り組みで人気が高まっているオーストラリアブランド。「頭の形や重さに合わせ包み込まれるような感覚を体感できます。弾力性があるので、寝返りも打ちやすく睡眠が向上して目覚めもスッキリ」。
10 リベコのデュべカバー(スタイリスト 吉田佳世さん)
落ち着いた色調に上質な風合いのベルギーリネンは、心地よい眠りはもちろん、空間のムードまでランクアップ。洗い加工で使い始めから体になじむ。「夏は涼しく、オールシーズンで使えます。毎日使うものなので、丈夫であることも大事なポイント」。
11 アルネ ヤコブセンの目覚まし時計(編集R)
クラシカルなルックスながら、アラーム機能とLEDライトを搭載し使い勝手も妥協なし。不快さのない電子音も巨匠のこだわり。「デザインの一部である脚は安定感もしっかり。名作の機能美に惚れぼれする」。
12 モヘイムのゴミ箱(ライター 藤井志織さん)
無駄を削ぎ落とした佇まいは彫刻のよう。蓋には天然木材を使用し、選べる豊富な色展開も魅力。「シンプルで美しい日用品を提案する福井県発のブランドで時計も愛用中。生活感が出やすいゴミ箱はそのもの自体が美しいとうれしい」。