9月末のタイ旅の際に日本を出入国したときの状況が、8月末とはまた変わっていた&気づいたことなどなどがあり、ご報告させていただきます!!←ちょっと月刊羽田空港出入国パトロール化してきましたね。ハハハ〜!
【羽田空港での出国についてのアレコレ】
保安検査場入口には、コロナ禍以前は、ファースト&ビジネスクラス乗客や上級マイレージ会員のみが利用可能な優先レーンがあり、通常レーンよりも速く通過できて便利だったんですが、コロナ禍が始まって以来、ずっと閉鎖されたままでした。で、旅客も増えてきたし、ぼちぼち復活するのかなあ、と思っていたら、なんとエアラインのチェックインカウンターのかたの説明によると、廃止となったようです。
保安検査場に入るにあたっての顔認証専用レーンが新設&運用開始 → 時間が短縮される → 人が並ばないから、ということなのか、顔認証レーンができたためスペースがなくなったからなのか、、、?
【羽田空港の深夜には要注意! 免税店すらもクローズ。買い物ができません!】
9月のタイ旅で、コロナ禍以降初めて羽田発深夜便を利用したんですが、出国後に目の前を見て、驚愕!
「め、免税店が閉まってる!!??」
時刻は22時半。ひとりっPの搭乗便の出発は深夜0時5分です。
「あ、あ、ありえなーーーい(怒)!!!」
免税品を買う予定はなかったし、薬などなどの必需品もすべて自宅を出る前に買い揃えていたんですが、じつはタイ人の友人へのおみやげに免税店で福砂屋のカステラを買おうと思っていたんですよ。日中買い物に行ったデパートには福砂屋(ひとりっPのフェイバリット!)がなかったので。
で、店頭の張り紙によると、免税店のオープン時間は、なんと! 7時30分〜17時!!!
ちなみに、22時半時点では免税店以外の店も軒並みクローズしていました! オープンしていたのは、両替の窓口1か所のみ!
発着便が激減していた時期ならいざ知らず、すでに深夜出発便が何便も飛んでいるのにーーー!??
そういえば、羽田空港はもともと、旅客機の発着がある時間帯にもかかわらず無視してさっさと店舗をクローズしてしまうクセ(なのか?)がある空港だった!! と思い出し、「カステラーーーー!!!」と地団駄です。何年も前、羽田発の深夜便が飛び始めたころ、「24時間空港なのに、なんで出国前も出国後も店がみんな閉まってるのーーー!? 怒!!」と毎回憤慨していた記憶がひっさびさに蘇りました。
で、今回のひとりっPのような「おみやげ買えない! 怒!」くらいならまだしも、薬とか真剣に必要なものを買いたい人にとっては、ヤバいですよね。
今回、この記事を書くにあたって確認したら、羽田空港の免税店(メインのいちばん大きなセントラル店)の営業時間は、現在は7時30分〜22時(10月13日現在)。9月よりは延びましたが、とはいえ22時でクローズです。そのほかの免税店は、さらに営業時間が短いです。
衝撃的なことに、飲食店なども22時以降はオープンしている店がひとつもありません。まじか!! いや、まじです。
つまり、羽田空港では、出国後、22時以降は両替所しか開いていないってことです。何も買えないし食べられません。ひいいいいーーーーっ!!
まだまだ旅客がコロナ禍前ほどには戻っていないからなのでしょうけれど、まあまあ出入国者が増えてきている現在でも第3ターミナルビルは通常営業にはなっていないんですね。油断は大敵でした! 教訓!
注:あくまでも2022年10月13日現在の状況です。
ちなみに、国際線専用第3ターミナル出国前のエリアだと、出発階3階にあるドラッグストアは16時閉店(10月13日現在)、第3ターミナル京急改札近くにあるマツモトキヨシは22時閉店(10月13日現在)です。
第3ターミナル4階にある土産物店『Edo食賓館時代館』は16時閉店(10月13日現在)です。
ちなみにちなみに、第3ターミナル1階には、24時間オープンのローソンがあります。いよいよとなったら、食べ物や簡単なおみやげなどはここで買えますが、深夜便で出発されるかたは、必要な薬などは羽田空港に来る前にお買い求めになることを強くおすすめします。
その他、空港内ショップ・レストランの営業時間は、羽田空港のHPにて確認できます。第3ターミナルでは、通常の営業時間よりも時短営業もしくは臨時休業している店が大半です。深夜早朝便で出発の場合は、事前のチェックをおすすめします。
※10月13日時点では、出国前のエリアで22時以降もオープンしている物販店は、3階京急改札寄りのセブンイレブン(23時まで)、1階のローソン(24時間営業)のみです。
【羽田空港での入国について】
9月末段階での羽田空港での入国手続きの状況について。
まず、日本入国にあたっては、『MySOS』(アプリ、ウエブサイト)で事前申請を行います。
MySOSにワクチン接種証明書などの必要書類、搭乗便名&日時などの必須情報をアップロードするんですが、今回、8月にはなかった、パスポートの顔写真ページ画像のアップロードが必要になっていました。以前はパスポート番号は入力するだけだったんですが、おそらく番号入力を間違える人が多かったのではと推測。
※パスポートやワクチン接種証明書をiPhoneで撮影する場合、画像形式がHEICだとアップロードができないので、必ずJPEGで撮影を!
申請承認前は、↑ご覧のように赤い画面表示です。
申請が承認されると、こちらのブルーの画面に変わります。今回、帰国便搭乗4日前に申請して、30分弱で承認されました(※申請締め切りは搭乗便の日本到着予定時刻6時間前です)。
バンコク・スワンナプーム空港で帰国便にチェックインの際には、MySOSのこの画面を見せるように言われます。
羽田に着陸後は、いつもと同じように、「乗り継ぎ客か日本入国客のどちらが先に降機するか、検疫からの指示を待っている。指示がくるまで着席待機を」との機内アナウンス。(これはおそらく、検疫エリアの混み具合で判断&指示がでているんだな、と今回ようやく気づきました。乗り継ぎ客は検疫不要なので)
5分ほどで、「入国客が先」とのアナウンスが入り、入国客(大半は日本人)が降機し始めたのですが、指示がよくわからなかったらしい乗り継ぎの外国人旅客も数人、降機しようと通路を歩き始めていました。が、今回、CAのみなさんが「入国客のみ降機」と日本語&英語で表示されたタブレットを持って案内していたので(GW&8月にはなかったプチ進化! ちなみにANAです)、みなさんそれで気づいたようで、降機をやめて適当な空席に着席していましたね。
降機すると到着ゲートブリッジの出口で空港スタッフが案内ボードを提示しながら、「MySOSの画面を見せてください」と叫んでいます。降機→検疫エリア通過までは、案内チェック係のスタッフがまあまあの頻度でいるので、とにかくMySOSの画面を見せながら歩く必要があります。
って、どうでもいいのかも知れませんが、「MySOS(=マイエスオーエス)」って言いづらそうというか、言うのが面倒なフレーズで、何度も叫ばなくてはいけない係の人が気の毒だなあと思ってるのは、ひとりっPだけですかね? 例えばですが、「マイサス」とかだったらもっと発音しやすいのになあと。
到着後は、とにかく検疫エリアに向かって歩かされます。行きは、歩くエスカレーターはありませんが、帰り=検疫エリア→入国審査場へは、歩くエスカレーターがあります。
ひとりっPの便が到着したのは、144番ゲート。検疫スペースは140&141番サテライトゲート(写真奥の建物です)に設けられていて、幸い徒歩すぐでラッキーでした。
で、ここで、「ん??」と思ったこと。8月帰国時にはなかったんですが、140&141番ゲート手前の通路で何かを案内している空港スタッフが1名いて、そのスタッフのかたがなぜかいちいち旅客のスマホ画面をタップしているために、流れが滞っているんですよ。
「なんだなんだ???」と思ったら!
じつは、MySOSの画面の左下部分をタップすると、
このQRコード画面になるんです。
8月はブルーの画面を見せるだけだったんですが、現在は、その先のQRコード画面を表示し、それを検疫スタッフがいる各デスク(これも8月は100人ほどいたかと思われましたが、たぶん30〜40人くらいに減っていました)で、読み取り機にかざす方式に変更になっていました。
というわけで、「検疫エリアの手前でスタッフがQRコードを表示するように案内をしている」「が! 旅客の歩くスピードに対して口頭での案内が追いつかないので、実力行使(?)で旅客のスマホ画面のタップ作業をしていたのか! 」 とこの時点で理解。「いやでも、そのせいで滞ってるし&旅客も戸惑っちゃってるし、もっと効率よく、左下タップしてQRコード出すように案内できんじゃね?」と思いましたね。今は改善されているかもですが。
ちなみに、検疫エリア手前にあった案内画面はこちら。このあとのどこかで、「アプリの人はQRコードを出すように」との案内画面も置けばいいんじゃないですかねえ。
というわけで、140&141番サテライトゲートの検疫ブースで必要なのはQRコードなので、降機直後のMySOSアプリのトップ画面チェックが終わったら、さっさと画面をタップしてQRコードを表示しておくとスムーズかと。
最初からQRコードの画面表示でよくない?? という気もするんですが、トップ画面はその人への認証レベルによって色を変えて全画面表示しているので、一目瞭然なほうを見せてくれということなのかなあと推測。
【入国審査場で眉間にシワが寄ったワケ】
検疫ブースでのチェックが終了したら、入国審査場へ移動です。ここから先は、検疫ブースでもらったブルーの検疫許可書を見せながら進みます。
以前の入国ルポ記事にも書きましたが、ひとりっPは、この通路から見る駐機場や滑走路の光景が大好物なので、かなーりワクワクしてる&ときどき窓に張り付いて空港の光景を撮影したいので、歩くエスカレーターは使わずに、あえての徒歩で進むこともあるくらい。なんなら1時間くらいいたいと思っています←バカ。そうこうするうちに入国審査場に到着。
えー、じつはここでまたもやひとりっPの眉間にシワが寄ってしまいました。
入国審査は、日本人の場合は自動化ゲートでの入国になります。が、このゲートの使い方が、ちょっとわかりにくい。そのせいで、人が詰まってるんですよ!
このゲート、前の人が終わってから次の人がブースに入るタイミングが早すぎるとNGなんです。でもそれが一見しただけだとわからない。
ゲートの表示ランプが赤からグリーンに変わったら入ってヨシってことなんですが、見てるだけではちょっと気づきにくい! おかげで、ランプが赤いうちに次の人がブースに入ってしまって審査NGになる例が続出。さくさく進まないから、列ができてるし。係官がゲートの向こう側で「ランプが緑になってから進んでください」と案内してはいますが、いやいや、わかりにくいです。海外ではあのテの自動化ゲートの場合、ブース手前にも仕切りドアがあるので、そのドアが開いたら入ってヨシ、と明解なんですが、羽田には手前のドアがないんですよね。なので前の人が出たらすぐに次の人が入ってしまってNGになり、いったんブースの外に出戻りに。で、人が詰まるという、、、。あれはなんとかならないんですかねえ???
ちなみに、またもやどうでもいいことですが、臨時スタッフと思われる案内係のかたがた(GWや8月よりは減りましたが、大勢います)は、GW&8月には蛍光オレンジのベストを着用していたんですが、今回は蛍光ピンクに衣替え(なのか!?)していました。なんでだろう?? 傷んじゃったとかかしら〜??
【税関自動化ゲート登場!??】
タイ旅の記事でも書きましたが、コロナ禍の間に、羽田空港の税関申告がアプリでできるようになったんですが、なんと、アプリで通関できるカウンターが限られている&アプリで申請しているにも関わらず、カウンターに設置されているタブレット画面での再度チェックが必要で(なんで!??)、むしろ時間がかかるんですよ。GWと8月にそれを経験し、「紙で提出したほうが絶対に早く通関できる!」という結論に達したひとりっP。
今回は迷わず最初から用紙に記入して(税関申告用紙は常にストックを持っていて、あらかじめ記入できる部分はまとめて記入済み)、税関カウンターを通過しました。ちょっぱや! やっぱりアプリ申請よりも断然早い!
なのですが、カウンターに向かって歩いているときに、「む!?」。
税関エリアの向かって左側一帯に、なにやら自動化ゲートのようなものが設置作業中だったんです。自動化ゲートであることを期待、、、!! あのゲートの運用が始まったら、いよいよアプリ申請でのサクッとちょっぱや通関が可能になるのでは、、、!? と。もしかしてもう運用始まっているかも、、、!! 次回パトロール時に確認だーーー!!
そんなこんなで、着陸→荷物をピックアップして到着ホールに出てくるまでの所要時間は、わずか25分でした。
MySOSアプリですが、入国後3時間ほどするとプッシュ通知が来て、画面が再びブルーから赤に変わります。入国申請がデリート → 初期化されたってことですね。
ちなみに、ひとりっP、普段のマスクはKF94を愛用していますが、移動の機内(国際線・国内線とも)では、よりウィルスを防ぐ能力がある、こちらのN95を装着しています。『重松製作所』という日本の専門メーカーのもので日本製(商品名:DD02-N95-2K)。NIOSH(アメリカ国立労働安全衛生研究所)の認証済み。Amazonで買っています。
N95に関しては、「息苦しい」というクチコミをよく見かけますが、こちらのマスクでそう感じたことはないですね。きっちり装着しても普通に呼吸できます。このマスクを装着して登山やテニスをしたら、さすがに苦しいと思いますが。
というわけで、世界のドアオープンは進んでいますが、まだまだコロナ禍。みなさまも、どうぞご安全に、Have a nice & safety ひとりっぷ〜〜〜(でも、ふたりっぷでも、それ以上でも)!!
速報②タイ出入国に役立つ最新情報〜2022年9月末の実体験から〜
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ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。