ChatGPTやPerplexity、Gemini、Claude……これらは最先端の対話型AIたちです。皆さん、活用していますか? 今回は、私も日常的に利用している対話型AIの身近な使い方のヒントをご紹介します。
AIの進化は止まらない
1年ほど前の対話型AIでは「嘘を言う」といった問題もよく耳にしましたし、AIへの指示である「プロンプト」にはさまざまな作法があり、思い通りの振る舞いをさせるのは難しいものでした。しかし、対話型AIは驚くべきスピードで進化しています。この記事の内容もすぐに古くなるかもしれません(笑)。
もちろん、より的確な振る舞いを引き出すためのコツはありますが、最近ではカジュアルな問いかけにもある程度的確な答えを返してくれるようになってきています。
各種GoogleサービスとつながるGemini
GoogleのGemini(ジェミニ/ジェミナイ)は、GmailやGoogleマップやGoogle ドライブといったGoogleの各種サービスとの連携を強化しています。例えば「友達との食事のお店を探したい」といった時、以前のChatGPTなどでは存在しないお店を紹介されることもありましたが、GeminiはGoogle Mapから情報を取得することができるので、より正確で適切な情報を提供してくれます。場所、メンバー、食べたいものを伝えるだけで、マップ付きでお店候補を提案してくれるんです。
PDFや写真の内容も理解してくれる
また、多くの会話型AIで、外部ファイルを読み込むことができるようになっています。例えば、家電の説明書PDFをアップロードして、「この機能ってどう使うの?」と尋ねれば、必要な部分をササッと見つけて教えてくれたり。
学びにも役立つ
対話型AIは学びのサポートにも役立ちます。例えば、音声で会話する機能を使って英会話の練習をしたり、長文読解や文法の添削をお願いしたり、ライティング課題の作成を依頼したりすることもできます。もちろん、翻訳ツールとしても優秀なので、海外のニュースや記事を日本語で読みたい時や、英語で書かれた資料を理解したい時にも役立ちます。
不安なこともAIに聞いてみる
AI自体に忌避感があったり、入力したデータがどのように使われるのか不安に思う方は、利用規約やプライバシーポリシーのページをAIに送り、気になる点を質問してみるのも良いでしょう。日本語版が用意されていない場合もありますし、専門用語が多く長文になりがちな規約も、AIの力を借りれば理解しやすくなります。これは他のサービスにサインアップする時にも便利で、私も最近良く使うワザです。
「ググる」から「パプる」へ?
「ググる」という言葉が浸透してもう10年くらい経ったでしょうか。でも最近は検索しても怪しいサイトばかりで、欲しい情報になかなか辿り着けないこと、多くないですか。そんなモヤモヤを解決してくれるのが対話型AIを活用した検索エンジン「Perplexity(パープレキシティ、略してパープレ)」です。





