ムシムシ、もわ~と不快指数マックスの今日この頃。夏の暑さを緩和する、ひんやり涼感おやつはいかが?見るだけで涼がとれる、旬の和菓子でエナジーチャージ。これから本格的に始まる夏を、風情あふれる涼感和菓子とともに乗り切ろう。
一口サイズの羊羹で季節の風情を表現【柏屋】
料亭「柏屋」が贈る、月替わりの羊羹「季節のかさね」。平安貴族が絹衣の色合わせで四季の風情を楽しんだ「かさねの色目」に着想を得たもので、毎月、その季節を表現した一口サイズの羊羹5種が考案され、美しいと評判だ。
写真は水無月のもので、梅酒や初紅葉など色合わせがなんともきれい。現在は七夕の天の川や夏の清水に例えた「半夏生」が展開されている。
商品とともに、絵柄と材料が記載された説明が添えられているのもうれしい。大和芋餡やひよこ豆餡、さつまいも餡など様々な餡子が使われ、味を妄想してから味わうなど、楽しみ方もさまざま。季節の移り変わりを小さな和菓子に閉じ込めて。粋なギフトにもなりそう。
季節のかさね | 柏屋
柏屋
https://jpkashiwaya.base.shop/
とろーり餡子が口の中に!【茂助だんご】
魚河岸名物として人気を博してきた茂助だんごで見つけたのは、なんとも涼しげな水饅頭。葛と寒天をつかったぷるぷるな生地は、つるっとのどごしすっきり。中にはとろーりなめらかなこしあんが鎮座し口の中でマリアージュ。
暑い夏にはうれしい、おいしいつるとろ食感。よく冷やしていただきたい!
水饅頭 | 茂助だんご
茂助だんご
https://www.mosukedango.com/home
柚子を封じ込めた美しき琥珀【永楽屋】
佃煮と菓子を扱う京都の老舗「永楽屋」から看板商品の琥珀をピックアップ。柚子がほんのりと透けてみえる、宝石のような寒天菓子は、食べるとその食感にやみつき。
外側のしゃりっとした歯触りと、なかのつるりとなめらかな食感が風情を感じさせてくれる。柚子の香りが爽やかにぬけ、はかないおいしさが口の中に。柚子・砂糖・寒天・水飴のみというシンプルな素材を、職人が手作業で仕上げた感動の一品をぜひ。
天の川を繊細に表現して【桃林堂】
季節の菓子が注目の、桃林堂で見つけたのは「天の川」。サイドから、青く光っているのはブルーキュラソーです。
黒糖入り、ぷるぷるくずもち!【仙太郎】
素朴なおいしさが人気の、京都の老舗和菓子屋「仙太郎」。8月末までの限定で展開中なのが「本当くずもち黒糖」。
本葛のみを使った黒糖入りのくずもちは、コクがありぷるぷるもちっとした食感。夏の疲れた体に、黒糖の甘みとつるりと食感が心地よい!
さらに付属の黒豆きな粉をかければ、食欲がヒートアップ! きな粉の香ばしさと黒糖の風味が絶妙にマッチして美味。