仕込みの時間:キャベツのコールスロー 【長尾智子の保存食レシピ 第5回】

作って楽しく、食べておいしい。あると心強くて安心するもの。単なる時短や効率ではなく、季節を感じながら健やかな自分を持続させるための保存食、今月号はキャベツたっぷりのコールスロー。

「甘みを加えず、シンプルな味つけにするとさっぱりして食べやすく、ほかの素材と盛り合わせるだけでバランスのいいサラダプレートに。保存袋の中でもみ込んですぐに食べてもいいし、浅漬けのようにしんなりして味がなれていくのもおいしい。ポテトサラダに混ぜるのもおすすめ」。

サラダに使うときはキャベツの水気をしっかりと切るのがポイント。たまった水分も風味があり、スープなど汁物のだしとして使ってもいいそう。まずはキャベツ半玉くらいで試して、慣れてきたら倍量を仕込んでも。

「サラダ以外にもパスタの具にしたり、チーズと一緒にパンに挟んだり、溶き卵と合わせてスープにしたり。いろいろ楽しめるので、繰り返し作ってみてください」。何かと頼りになるコールスロー、冷蔵庫の定番にしてみては?


材料(作りやすい分量)

キャベツ
中1/2個
パプリカ(イエロー)
1/2個
クミンシード
小さじ1
米酢またはワインビネガー
大さじ1 1/2
少々

作り方

❶キャベツは2等分にして芯の部分を切り離し、葉は幅3〜4㎝に切って端から4~5㎜程度のせん切りにする。芯の部分は斜めに薄切りする。パプリカは種とへたを取り除き、縦3等分くらいに切り分けてから、横にして薄切りする。

❷①のキャベツをボウルに入れ、酢と塩を加えてトングなどで全体を混ぜる。保存袋に移し、軽く空気を抜きながら口をしっかり閉じ、手で押すようにしてもみ込む。

❸保存袋の口を開け、①のパプリカ、クミンシードを加えてトングで全体を混ぜる。味を見て必要なら塩と酢各少々を足し、再度空気を抜きながら口を閉じて軽く押さえ、冷蔵庫へ。10分程度で食べられる。

 

「チャック式の保存袋で仕込んでそのまま保存すると手軽」。冷蔵で夏場は4〜5日、涼しい季節なら約1週間保存可。上の写真は水気を切ったコールスローとパストラミ、ブリーチーズを盛り合わせてこしょうを挽きかけ、パンを添えたプレート。「好みで粗塩をふり、レモンを搾って」

PROFILE

ながお ともこ●フードコーディネーター。雑誌や書籍で活躍中。7月上旬、雑誌連載をまとめた新刊『料理の時間』(朝日新聞出版)を出版。「"料理をする時間は大事"という思いを込めた一冊。サラダやカレー、パスタなどいろいろなジャンルのレシピを掲載しています」
vegemania.com

SOURCE:SPUR 2021年8月号「長尾智子の保存食レシピ」
photography: Masahiro Sambe text: Kaori Okuda

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