絶品【鍋料理】で心も体も温まる! この冬試したい鍋料理のアイディア5選

定番の鍋料理をアップデート! おすすめの鍋セット・鍋の素・鍋レシピをチェック

グッと気温が下がり、厳しい寒さを感じる今の時季。体も心も温めてくれるのは、やっぱり鍋料理! そこでSPUR.JPで紹介した記事の中から、おすすめの鍋セット・鍋の素・鍋レシピを紹介。縁起のよい宝鍋や、旨辛い火鍋など、今冬は自宅でワンランク上の鍋を味わって。

鍋セット|【本家尾張屋】京都の美味しいご縁が集結! 縁起のよい“宝鍋”

本家尾張屋 「京のごちそう 宝鍋」
世界的料理人アーティスト・船越雅代の紹介制レストラン『Farmoon』の発酵辛味調味料が味変に一役かってくれる。「京のごちそう 宝鍋」¥9,400 *別途送料 *配送日&着日はサイトをチェック

みんなでテーブルを囲みながら食べたい鍋料理。スペシャル感を味わいたいなら、京都発・本家尾張屋の宝鍋がおすすめ。1465年創業から脈々と続く美食のご縁をひとつの鍋におさめた、老舗ならではの逸品だ。鶏肉屋『とり安』、生麩の専門店『麩嘉』、京湯葉の『千丸屋』、かまぼこ専門店『茨木屋』、地豆腐の『とようけ屋山本』、江戸時代から続く『七味家』など、京都を代表する銘店のごちそうが一度に味わえる。上品な都の味に舌鼓をうちながら、家族や友人とのご縁に思いを馳せてみては。

鍋の素|【アンズコフーズ】辛さ調節も可能! スパイスたっぷりの火鍋の素

アンズコフーズ 「火鍋の素」

エディターMATSUEが「1シーズンに何度食卓にのぼるかわからない」と語るほど虜になっているのが、アンズコフーズの「火鍋の素」。

まず最初に。赤っぽい色合いの見るからにホットなパッケージに躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、安心してください。辛いというよりはコクがあってスパイシーな味付けなのと、辛味やスパイス具合はお好みで調節も可能です。 

作り方としては、スープや香味パックなど全てを鍋へ→水500cc、ショウガとニンニクのスライスを入れて火にかける→肉や野菜を煮込めば完了。

もう何十回とこの火鍋を食べ続けているので、いろいろな種類を食べたいというよりは、自分にとってのスタメン具材をがっつり楽しみたい境地です。そんな中、もし忘れたら悔しく思うのは、春雨。下茹でしてしっかり水を切って鍋に入れたら、溶けてしまう前に早い者勝ちでいただきます。いろいろ試す価値ありだと思いますが、スープが美味なので、薄まらないよう水けの出にくい具材がよいのではないでしょうか。(エディターMATSUE)

鍋の素|【無印良品】自宅で気軽にスンドゥブチゲを堪能

無印良品 「ひとり分からつくれる鍋の素 スンドゥブチゲ」
ひとり分からつくれる鍋の素 スンドゥブチゲ ¥180/無印良品

最近人気を集めているのが、一人用の鍋の素。エディターABEがおすすめするのは、無印良品の「ひとり分からつくれる鍋の素」シリーズ。特に気に入っているという、「スンドゥブチゲの素」の魅力を解説!

「ひとり分からつくれる鍋の素」シリーズといえば、冬本番には売り切れてしまう味もあるほど無印良品で人気の商品。作り方がとっても簡単で、鍋の素と水をよくかき混ぜ、具材を食べやすい大きさに切り、鍋にかけて火が通ったらでき上がりです。疲れて家に帰ってきた日も、これほど簡単なら作る気力が湧いてくるので、冬場は大活躍! 家にいくつかストックしておけば、いつでも気軽に鍋ができるのでとっても助かっています。

中でも私が特に気に入っているのがスンドゥブチゲの素。韓国のスンドゥブチゲをベースに作られているらしく、しっかりとアサリの旨みや魚介のコクが効いていて、なかなか本格的な味。辛さも程よくピリ辛で、食べていると体がぽかぽかしてきます。塩や醤油ベースなど、定番の鍋の素はよく見かけますが、スンドゥブチゲの小分けタイプって意外と珍しいような。

一人分はもちろん、人数に合わせて鍋の素を追加すれば必要な人数分作れるので、調整も簡単。うっかり作りすぎてしまうことや、鍋の素が微妙に余って使い切れなかった……なんてこともないのが嬉しいところです。(エディターABE)

鍋レシピ|長尾智子さん直伝! 新年にぴったりな吹き寄せ鍋

長尾智子  吹き寄せ鍋レシピ

フードコーディネーターの長尾智子さんが持ち寄り料理のレシピを紹介する人気連載より、吹き寄せ鍋のレシピをご紹介! 色とりどりの具材を並べた吹き寄せ鍋は見た目も華やかで、年末年始の集まりにうってつけ。

「小さめの具材をあれこれ用意して、きれいに詰めて持ち寄るお正月の鍋料理。よりお正月らしくするなら、ゆり根や赤い京にんじんを加えても。かぶを大根に替えたり、小いもを入れてもおいしい。どんな具材を足すときも、大きさは小ぶりにするのが吹き寄せのコツです」。鶏団子や野菜からだしが出るので、ベースは昆布のみでシンプルに。定番のぽん酢もおいしいけれど、さっと混ぜるだけのたれや搾りたてのゆずを添えるとより新鮮。

「鍋はあえて小さめのサイズにして、一度食べ切ったらまた昆布や水を入れて沸かし、具材を加える作業を繰り返すと、煮えすぎたり材料が残ったりせずに食べ終わりまできれいにまとまります」。ボリューム次第でメインにも持ち寄りの一品にもなる鍋で、温かなハッピーニューイヤーのひとときを。

◾️材料(4人前)

鶏ひき肉(もも・胸) 各約150g
木綿豆腐 約100g
A - パン粉、片栗粉 各大さじ2
生姜のすりおろし  小さじ1
塩  少々
えび 8尾
片栗粉 約大さじ2
うずらゆで卵  8個
葉つきかぶ  中2個
水菜 約3株
にんじん 小1本
細ねぎ  1束
銀杏の水煮 約20個
白きくらげ(乾燥) 約10g
昆布(約8㎝角) 2枚
黒酢 約150㎖
黒こしょう 少々
ゆずこしょう 小さじ2
オリーブオイル 約80㎖
ゆず 1〜2個

◾️作り方
1)〈下準備〉豆腐はキッチンペーパーに包んで重しをし、材料を準備する間、水切りする。白きくらげはぬるま湯に浸けて戻しておく。かぶは実を切り離し、皮をむいて放射状に薄めに切り分ける。葉と茎は長さを2等分する。水菜は根元をよく洗う。にんじんは皮をむき3〜4㎜にスライスし、太い部分は2等分する。えびは殻をむいて背に包丁を入れ、背わたを取る。

2)鍋に多めの湯を沸かし、材料を順にゆでる。水菜は30秒ほどゆでて引き上げ、冷水に取る。かぶの葉は1分ほどゆでて冷水に取る。にんじんは2分ほどゆでて冷水に取って水を切り、冷ます。かぶの実もにんじんと同様にゆでる。白きくらげは5分ほどゆでて冷水に取り、水気を切る。それぞれの材料が冷めたら、かぶの葉、水菜は3㎝に切り揃え、銀杏とともに容器に詰める。

3)鍋の湯を捨てて再び水を注ぎ、沸かす。えびに片栗粉をまぶし、30秒ほど軽めにゆでて流水で急冷する。

4)鶏団子を作る。①の水切りした豆腐を崩してボウルに入れ、鶏ひき肉、A、生姜、塩を加え、ゴムベラでざっと混ぜてから、全体に粘り気が出るまで練り合わせる(ポリ手袋やポリ袋を使うとやりやすい)。全体量を量り、均等な重さになるように量りながら12個に丸める。経木や笹の葉、オーブンシートなどで区切りながら、えび、うずら卵と一緒に容器に詰める。

5)黒酢と黒こしょう、ゆずこしょうとオリーブオイルをそれぞれ合わせて容器に詰める。昆布、刻んだ細ねぎもそれぞれ容器に。

6)〈仕上げ〉小さめの鍋に昆布1枚と水1ℓを入れてゆっくり沸かし、鶏団子やほかの具材をバランスを見ながら加えていく。白きくらげは小さめにちぎって加える。えび、細ねぎ以外の具材を全部入れて蓋をし、煮立ちすぎないように7〜8分煮てからえび、細ねぎを加え、2〜3分煮て出来上がり。ゆずは4等分して種を取って添える。具材を取り分け、2種のたれで風味づけしながらいただく。

鍋レシピ|アルコールとの相性も抜群の麻婆シュリンプ鍋

菓子研究家・フードコーディネーター Sachiさん 麻婆シュリンプ鍋 レシピ

連載「うち飲み向上委員会」では、菓子研究家・フードコーディネーターのSachiさんが、簡単&絶品の麻婆シュリンプ鍋のレシピを紹介!

「エビは冷凍でもOK! 牛肉はしっかり火を通し、葉野菜はシャキシャキした食感を楽しむのがポイント。今回はニッポンハムから販売されている陳健一さん監修の「中華名菜®️四川辛口 麻婆豆腐」を使いましたが、新宿中村屋の「本格四川 辛さ、ほとばしる麻婆豆腐」もおすすめ!」

◾️材料(2人分)
ごま油 大さじ1
A
ニンニク ひとかけ ※みじん切りにする
生姜 ひとかけ ※みじん切りにする
エビ 6尾 ※下処理しておく
市販の麻婆豆腐の素 100g
B
鶏ガラスープの素 小さじ1/3
グラニュー糖 小さじ1/2
パクチー 適量 ※根があればよく洗い、根元部分はスープに使用する
牛薄切り肉 150g
春菊 4本 ※食べやすい大きさに切る
パプリカ 1/2個 ※種と軸を除き、縦に薄くスライスする
ミニトマト 4個 ※浅く切り込みを入れる
花山椒 お好みで適量

◾️作り方
1)鍋にごま油とAを入れて弱火にかける。香りが立ったらエビを加え、色づくまでさっと炒め取り出す。

2)同じ鍋に市販の麻婆豆腐の素、水(分量外200ml)、B、あればパクチーの根を加え、中火にかけてよく混ぜる。

3)軽く沸騰したらアクを取り、エビ、牛肉、トマトを加えて3分ほど煮て、パプリカ、春菊を加える。

4)エビと牛肉に火が通り、野菜にさっと火が通ったら完成。お好みで花山椒を振り、パクチーを盛り付ける。

FEATURE
HELLO...!