【ソウル】の日常を満喫するローカルスポットを俳優 ペ・ヒョンソンさんが案内!

トレンドを牽引し、パッションと創造力にあふれる街・ソウル。ペ・ヒョンソンさんが「SPUR読者を案内するなら」ととびきりのおすすめをセレクト。名所からお気に入りのカルチャーアドレスまでを幅広く網羅!

トレンドを牽引し、パッションと創造力にあふれる街・ソウル。ペ・ヒョンソンさんが「SPUR読者を案内するなら」ととびきりのおすすめをセレクト。名所からお気に入りのカルチャーアドレスまでを幅広く網羅!

ペ・ヒョンソン

北村韓屋村 プクチョン ハノクマウル / 북촌 한옥마을

北村韓屋村 プクチョン ハノクマウル / 북촌 한옥마을
坂道を上った先に、朝鮮時代からの伝統的な韓屋が立ち並ぶ。文化財に指定された家屋も数多い。エリア内の「北村東洋文化博物館」では、建物や庭園を見て回れるほか、韓国の文化芸術品の展示も。屋根の隙間から南山ソウルタワーやビル群を一望できる場所は、観光名所としても名高い

韓国の伝統が息づく街並みをソウル市内で体感できる

景福宮(キョンボックン)と昌徳宮(チャンドックン)の間に、古くから残る韓国の伝統家屋である「韓屋」が現存しているエリア。「ソウルは都会ですがクラシカルな韓屋に身を置くと、心が安らかになります。僕の故郷であるにも韓屋村があるものの、どこか似ているようでまた違った魅力があるんです。いつか全州韓屋村にも訪れてみてほしい」。韓屋をリノベーションしたレストランやカフェ、ショップなども多く集まっており、平日も観光客が多く立ち寄る。一般の住居が混在しているため、訪問可能時間帯は厳守して。

北村

서울특별시 종로구 계동길 37
37, Gyedong-gil, Jongno-gu
電話:なし
最寄駅:3号線安国駅
営業:10時〜17時(訪問可能時間)

KACHI SEOUL カチソウル / 같이서울

KACHI SEOUL カチソウル / 같이서울
1 「オイミュ」のお香や「ゼロパーゼロ」の雑貨など、現地で人気のグッズが並ぶ。「旅先でよく購入するのはマグカップ。ここは動物モチーフの可愛いデザインが充実してます」 2 ノートなどのステーショナリーも豊富 3 「韓国ならではの美しいアイテムを」と手に取ったのは、鮮やかな貝殻をはめ込んだ工芸品「ナジョンチルギ」の皿(₩70,000台) 4 韓屋村の坂を上った先の三角屋根が目印

クラフトから、可愛い雑貨まで

デザイナーが手がける雑貨類を中心に取り扱うスーベニアショップ。古民家をリノベーションしコンパクトながら、落ち着く空間。店内は小さな部屋に分かれており、カジュアルな小物類から、香立てやうちわなどぬくもりを感じるクラフトアイテムまで、さまざまな土産物を取り揃えている。レジ横にはカフェを併設しており、コーヒーやアイスティーなどのドリンクを飲みながらくつろげる。韓屋村を散策する際に立ち寄りたい。

北村

서울특별시 종로구 북촌로11라길 21
21, Bukchon-ro 11ra-gil, Jongno-gu
電話:02−730−2668 
最寄駅:3号線安国駅
営業:10時~17時 無休  
@kachiseoul

MOVIE LAND ムビレンドゥ / 무비랜드

MOVIE LAND ムビレンドゥ / 무비랜드
レトロなオレンジ色のシアターは全部で30席。小さな空間ながら、ふかふかのシートで贅沢な時間を堪能できる

名作映画を楽しめる、大人のシネマパラダイス

月替わりでゲストキュレーターが選んだ旧作を上映する名画座。毎月、作品やテーマに合わせてチケットやポスターのデザインをオリジナルで制作するというこだわりぶり。遊び心が詰まった、映画好きにはたまらない空間となっている。「ここでしか感じることのできない特別な雰囲気があります。よい作品をスクリーンで見られると聞いて以前から気になっていました」とヒョンソンさん。もし自分がキュレーターになったらどんなテーマにする?という質問には「『ロマンス』かな。初恋を題材にした作品を選びたい」と答えてくれた。

MOVIE LAND ムビレンドゥ / 무비랜드
1 チケットは入り口のカウンターで購入する。いい席はすぐに埋まってしまうので、オンライン予約がおすすめ 2 待合室のオーディオ機器。ツウもうなるセンスのいい設えの什器が揃う 3 2階にはチケットを購入した人だけが利用できる待合室兼ギャラリールームが。キュレーターや上映作品に絡めた展示を月ごとに入れ替えている。4月の選者は映画のポスターデザイナーのパク・シヨンさん。彼が手がけた作品を飾ったり、映像の一部を流している。トークショーなども精力的に実施し、映画の世界を深掘りできる工夫を凝らしている
MOVIE LAND ムビレンドゥ / 무비랜드
1 1階の売店ではポップコーンやドリンクのほか、ここでしか購入できないTシャツやステッカーなどのオリジナルグッズも販売 2 待合室には自由に読めるヴィンテージ雑誌のバックナンバーが置かれている

聖水

서울특별시 성동구 연무장길 5-5 5-5,
Yeonmujang-gil, Seongdong-gu  
電話番号:0507−1489−0213
最寄駅:2号線トゥッソム駅
営業:13時30分~22時 休:月・火・水曜  
@movieland.archive

国立民俗博物館 70・80思い出の街 クンニプミンソク パンムルグァン 7080 チュオゲ コリ / 국립민속박물관 7080 추억의 거리

国立民俗博物館  70・80思い出の街 クンニプミンソク パンムルグァン 7080 チュオゲ コリ /  국립민속박물관 7080 추억의 거리
レトロな音楽喫茶を再現したエリアは中に入ることができる。カフェのメニュー表など、細部へのこだわりにもときめく 

1970〜80年代を再現したノスタルジックな街並みへ

景福宮の国立民俗博物館敷地内に位置する、1970〜80年代のソウルの街並みを再現した一画。小学校やスーパー、理髪店など暮らしに根づいた建物から、写真館や音楽喫茶など当時の流行りが垣間見える店が立ち並ぶ。「ドラマや映画で見ていた時代を体験できて、過去へ時間旅行をしているような気分になれる場所。初めて韓国へ来た方も、楽しい思い出を残すことができると思います」。 無料で観覧&写真撮影が可能なエリアなので、気軽に散策することができる。

国立民俗博物館  70・80思い出の街 クンニプミンソク パンムルグァン 7080 チュオゲ コリ /  국립민속박물관 7080 추억의 거리
1 写真館のエリアでは当時のムードを再現した衣装で撮影可能 2 昔の街並みを精巧に再現。駄菓子屋や屋台などもあり、当時の暮らしを体験できる

景福宮

서울특별시 종로구 삼청로 37
37, Samcheong-ro Jongno-gu
電話:02−3704−3114
最寄駅:3号線安国駅
営業:3月〜10月:9時〜18時、〜20時(土) 11月〜2月:9時〜17時
 @tnfmk

ソウルの森・生態の森 ソウルスプ センテスプ / 서울숲 생태숲

ソウルの森・生態の森 ソウルスプ センテスプ / 서울숲 생태숲
夏には噴水公園で水遊びに興じる人々も。アクティビティも楽しめるスポット

高層ビルと広大な自然を臨む公園

ソウルの森は東部に位置する自然公園。都心にいながらも、桜や紅葉など、季節の移ろいを肌で感じられる。湿地生態園や文化芸術公園など、全部で5つのエリアに分かれている。ヒョンソンさんは疲れを癒やすため、生態の森エリアに時折訪れているという。「動物を見ながら散歩するのが定番コース」と語るように、鹿やウサギをはじめとした動物と触れ合えるのが魅力。暖かい季節にはピクニックをして過ごすローカルの憩いの場に。

ソウルの森・生態の森 ソウルスプ センテスプ / 서울숲 생태숲
1 「小動物の家」エリアにはウサギ小屋が 2 「鹿放飼場」では、橋の上からリラックスした鹿を一望できる。季節によっては餌やり体験のプログラムも 

聖水

서울특별시 성동구 성수동1가 699-2 
699-2 Seongsu-dong 1(il)-ga, Seongdong-gu 
電話:なし
最寄駅:水仁・盆唐線ソウルの森駅  
営業:生態の森エリアは5時30分~21時30分 それ以外は出入り自由 無休

チョナジェイル ソットゥッコン 천하제일 솥뚜껑

チョナジェイル ソットゥッコン 천하제일 솥뚜껑
ランチ限定の豆腐のトゥルチギの注文は2人前から(1人前₩10,000)

歩き回って疲れたら、ピリ辛のトゥルチギで回復!

サムギョプサルが有名な食堂だが、ヒョンソンさんが好きなのは自家製豆腐のトゥルチギ(豚肉や野菜を甘辛く煮込んだ鍋料理)。平日の昼はトゥルチギとキムチチゲの2大看板メニューのみを提供する。「毎朝店で作られている豆腐は、まろやかで食べごたえがあっておいしい! ヘルシーかつ満足感の高い食事ができます」。辛さはオーダー時に調節可能。つけ合わせのナムルやソーセージと一緒に食べればすっかり満腹に。ディナータイムと週末は、他メニューも堪能できる。

チョナジェイル ソットゥッコン 천하제일 솥뚜껑
1 弾力のある豚肉と豆腐は好相性。好物を前にご満悦のヒョンソンさん 2 活気のある聖水エリアの端に位置する

聖水

서울특별시 성동구 성수이로7길 27 
27, Seongsui-ro 7-gil, Seongdong-gu
電話:0507−1422−2092
最寄駅:2号線聖水駅 
営業:11時~14時30分、17時〜22時 (LO21時20分) 無休

ペ・ヒョンソンプロフィール画像
俳優ペ・ヒョンソン

ぺ・ひょんそん●1999年、全州(チョンジュ)生まれ。2018年にドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」でデビュー。「賢い医師生活」「私たちのブルース」「京城クリーチャー シーズン2」「組み立て式家族」などの話題作にも出演。3月にバンコクで行われた「GOLDEN WAVE IN BANGKOK」ではMCも務めた。

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