梶裕貴さん、梅原裕一郎さんがモードを「読む」!

きらめく才能が集まり、ますます進化を遂げる声優界。なかでも話題沸騰中の音楽朗読劇「READING HIGH」第三作『シェーヴルノート』から、梶裕貴さん、梅原裕一郎さんというお二人のスター声優がSPUR誌面に降臨します!

そもそも声の表現を第一義とするお二人に、ファッション・ポートレートを撮らせていただき、さらにご自身がまとった服を「朗読するとしたらどんな声でしますか?」と無茶苦茶なクエスチョンに答えていただきました。

ですがお二人とも、流石アーティストでした。服のムードを瞬時に察知し、カメラの前に立つ姿に、スタッフ一同息を飲みました。さらに、「朗読するとしたら……」の問いに対するお二人の答えが秀逸なのです! ぜひ誌面でご確認ください。

梶裕貴さんはフォトグラファーやスタイリストなど各スタッフが連携して一つのビジュアルを作り出すファッションシューティングのプロセスに、ご自身の仕事を重ね合わせていらっしゃいました。一つ一つの質問に真っすぐ答えてくださる姿に、梶さん演じるヒーロー像が重なります。

梅原裕一郎さんは子供のころから読書が好きというエピソードが物語るように、もの静かな中に知性がキラリと光る方でした。とつとつとした語りの中に突如ユーモアあふれるボキャブラリーを繰り出すので、スタッフは何度も爆笑してしまいました。

礼儀正しく紳士的なお二人のおかげで取材は終始なごやかに進みましたが、上がってきた写真はド迫力。こちらは、本誌のアザーカットから。

梶裕貴さんがまとったのは「ブレス」のマント型ジャケット。90年代よりコンセプチュアルな服作りでモードラバーを魅了するブランドです。

梅原裕一郎さんがまとったのは、反骨精神溢れる服作りで世界を動かしてきた「ヨウジヤマモト」。

一筋縄ではいかない強いデザインの服を着ていただきましたが、梶さんも梅原さんもそれを自分のものとしてこなす強い個性をお持ちでした。人間の闇と光を描き出す『シェーヴルノート』とリンクしたダークな世界観に佇む二人。自らの仕事と真摯に、真剣に対峙してきたからこそ醸し出せるこの存在感を、ぜひ目撃してください!

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SPECIAL INTERVIEW & BACK STAGE MOVIE

photography:Takemi Yabuki〈W〉 movie:Uchijima Ryosuke〈ZONA〉