旭化成グループのノウハウを活かす、マルチパーパスなサステイナブル素材「エコセンサー」【エミ×旭化成アドバンス】

「サランラップ」で馴染み深い旭化成のサステイナビリティへの取り組みは長い。1970年にはすでにポリエステルのケミカルリサイクルシステムの稼働をスタート。2001年にはリサイクルポリエステル糸を使った素材の生産、販売を開始。これらのノウハウを活かし、2019年に本格的なアパレル向けのサステイナブルファブリックブランドとして誕生したのが「エコセンサー」だ。

サステイナブルな原料、その選択肢はひとつではない

エコセンサーのブランドタグ
「エコセンサー」のブランドタグの裏側には二次元コードがついており、「エコセンサー」について知ることができる。※「エコセンサー」は旭化成アドバンスの登録商標。

「エコセンサー」はサステイナブルな素材の総称であり、「エコセンサー」という名のもとにさまざまな特徴を持った素材が展開される。原料となるのは、繊維くず、古着、端切れ、ペットボトルなどから作ったリサイクル糸、綿花の種の産毛を原料にしたキュプラ、そしてGOTS認証もしくはOCS認証を取得したオーガニックコットン。いずれも再生素材、植物由来、もしくは生分解性に優れたものが用いられる。

製造過程において、徹底したトレーサビリティを実現

エコセンサーのバリエーション
トレーサビリティが担保された素材のみ「エコセンサー」を名乗ることができる。

「エコセンサー」では、原料だけでなく、製造過程においてもトレーサビリティを徹底している。生産される工場は、繊維業界の環境、労働、安全面において、持続可能なサプライチェーンであるかを見極める「Bluesign」、あるいは「OEKO-TEX STANDARD 100」という厳しい国際認証を受けた加工場に限定。環境への影響のみならず、企業として包括的にSDGsに取り組む旭化成の気概が見て取れる。

手触りや伸縮性のみならず、高い機能性も魅力

エコセンサーを使用したエミのアクティブウェア
ライフスタイルブランド、エミの「サステナレッチ」シリーズは今季で4シーズン目。

原料の配分や製法によって、ライトウェイトなインナー素材や、堅牢なアウター素材まで幅広く対応できるのも「エコセンサー」の特徴のひとつ。例えばマッシュスタイルラボが展開するライフスタイルブランド、エミは2019年に旭化成アドバンスとのコラボレーションにより、独自の「エコセンサー」使用素材である「サステナレッチ」をローンチ開発。スムースな手触りや伸縮性が特徴で、速乾性やUVカットの機能性も高い。

「サステナレッチ」を使用した商品ラインアップは、ブラトップ、トップス、レギンスの3種。つい気を抜いてしまうアクティブウェアだからこそ、環境にも、人にも優しい選択肢をチョイスしたい。

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