スマホと繋がるIoT膣トレアイテム、エルビートレーナーを試してみた!【フェムテック調査団が行く vol.5】

生理の悩みやセクシャルウェルネスなど、フェムテックが扱う題材は様々ありますが、健康面で注目されているのが「膣トレ」。骨盤を覆う筋肉である骨盤底筋を鍛えることで、産後の尿もれ防止や頻尿対策などに効果があると言われています。「フェムテック調査団が行く」第5回では、エディターが今気になるフェムテックアイテムをレポート。イギリス発フェムテックブランド「elvie(エルビー)」のIoT膣トレグッズ、エルビートレーナーをお試し!

エルビートレーナー ¥29,700
エルビートレーナー ¥29,700(税込)

吸水性生理パンツや生理カップといった生理用品、ソープやウエットティッシュといったデリケートゾーン用アイテムを紹介する中、フェムテック調査団メンバーから「気になる!」という声が多かったのが膣トレアイテム。子宮や膀胱を支える役割を持つ骨盤底筋を鍛えるアイテムで、振動で筋肉を刺激するものや重りで鍛えるボール状のものなど様々なタイプが登場しています。今回試したのは、スマホと繋がり日々のトレーニングを記録できるIoT膣トレアイテム、エルビートレーナー。医療用シリコンでできた本体を膣に挿入し、スマホ画面に現れる宝石を自らの膣圧によって操作することで、ゲーム感覚で骨盤底筋を鍛えることができます。

本体はスタイリッシュな専用ケースに入っていて、充電はUSBで可能。持ち歩きもできるので、自宅以外でも継続してトレーニングすることができます。
本体はスタイリッシュな専用ケースに入っていて、充電はUSB式。コンパクトにしまえて持ち歩きできるので、自宅以外でもトレーニングを継続できます。

使い方は簡単! エルビートレーナー専用アプリをダウンロードし、Bluetoothで本体と接続すれば準備完了。本体をゆっくりと膣に挿入し、画面の指示に従うだけでOKです。トレーニングは4つのレベルから選択でき、長いものでも5分ほどで終了するので、お風呂上がりのタイミングなどでサクッとトレーニングが可能。頻度や目的もライフスタイルに合わせてカスタマイズでき、リマインダー機能もあるので、うっかり忘れていてもプッシュ通知で教えてくれますよ。

ポップな色合いで楽しくトレーニングできるアプリ画面。
ポップな色合いで楽しくトレーニングできるアプリ画面。結果がわかりやすく表示されるのでモチベーションもアップ!左から、ホールド力、膣の瞬発力、膣圧のトレーニング画面。最後には結果が円グラフで表示されます。

トレーニングは画面中央の宝石を膣圧によって動かすことで進行していきます。下腹部を引き上げるように、お尻をきゅっとすぼめる感じで力を入れると宝石が圧力に応じて上下し、膣圧が可視化されます。宝石が輪からはみ出ないように一定の力を保つ訓練や、ターゲットにヒットするようにクイックに上下させて瞬発力を鍛えるもの、ぎゅーっと限界まで締めて圧力を図るものなど、レベルに応じて様々なステージが用意されています。トレーニングの結果は都度記録され平均値や前回比も表示されるので、どれだけ変化があったかを視覚的に確認することができるのがエルビートレーナーのポイント。成果を実感だけではなく数値としても見ることができるので、トレーニングのモチベーションも下がりません。

膣を動かす感覚を掴むのに最初はコツがいるけれど、宝石の動きをウォッチしていると、徐々に力を入れるポイントや加減がわかってきます。産後緩んでしまった骨盤底筋を鍛え直すため、もしくは膣圧を高めてパートナーとのスキンシップを楽しむためなど、膣トレの目的は様々。今悩みがある人も、これからの対策として始める人も、これぞフェムテック! なアイテムで膣トレライフをスタートしてみてはいかが?



ラブピースクラブ
https://www.lovepiececlub.com/shop/products/detail.php?product_id=4512
0120-812-554

【エディターSの使用感想】

念願の膣トレ、かなり楽しいです! エルビートレーナーはゲーム感覚でできるので、運動やトレーニングが一切続かない私でも、「明日はもっといい結果を出すぞ!」と気合を入れて継続できています。本体はつるんとした質感で、タンポンを挿れるときのように少し前屈みになって挿入するとスムーズに入ります。最初はちょっと緊張しましたが、スマホと連動させると画面上の宝石が膣圧と連動してピュンピュン跳ねるので、「わたしの膣、動いている!」と感動しました(笑)。3週間ほど使ってみたのですが、デスクワーク続きで「ちょっと多いのでは?」と思っていたトイレの頻度が減った気がします。まだ尿もれの悩みはないのですが、今後のために鍛えておいて損はなし!

膣圧が高まることでセックスの感度もよくなっていくそうですが、パートナーに聞いたところその境地にはまだ及んでいないそうなので、トレーニングは鋭意継続中。膣圧を意識すると下腹部にも力が入るので、緩みきった下っ腹を引き締める効果も期待できそうです。まずは自己ベストを更新することを目標に、“膣トレゲーム”を続けていこうと思います!


フェムテック調査団 
女性の身体について、みんなで悩みを語りあいたい!、情報をもっと知りたい!と発足した「フェムテック調査団」。フェムテックに関するアンケートに答えていただいた2,681名の中から参加メンバーを募り、読者とエディターやスタッフで女性特有の身体や性の事や、フェムテック製品、世界での動向についてなど、理解を深めていく目的で結成。


【クラウドちゃんより】

骨盤底筋は子宮や膀胱を下から支えている大事な筋肉。出産や加齢などで筋肉が弱まってしまうから、女性の悩みで多い“尿もれ”や“膣の緩み”に繋がってしまうんだ。トレーニングで改善することもできるから、悩んでいる人はぜひ膣トレを取り入れてみて!