「冷えは万病の元」といわれて久しく、どうやら身体はあたためた方がいいらしいというのは周知の事実。それゆえ温かい飲み物を飲んだり、保温性インナーを着ているのに、冷えている気がするのはなぜだろう?
そんな疑問にアンサーをくれたのは、自他共に認める徹底した「温活スペシャリスト」、美容家の君島十和子さん。温活に救われた更年期の話を中心に、十和子さんの温活術を取材。後半では芸人のスパイク・小川暖奈さんに、多忙な30代女性が温活を継続するためのアイデアをヒアリング。
若年層から更年期、さらにはそれ以後も人生を通して意識しておきたい「温活」にできることをいま改めて考える。
【君島十和子さん】更年期に役立った温活
十和子さんの“愛用温活アイテム”
そんな十和子さんが、毎日実践している冷え対策をヒアリング。老若男女、取り入れやすいアイデアをご紹介。
上記の生活での工夫に加えて、血流促進のためにも運動も取り入れられているそう。
「私は、冷え対策には毛細血管にきちんと働いてもらうことも大切だと思っているので、身体をあたためるジョグアンドウォークという運動を取り入れています。最初の2分は跳ねるような運動を入れて、そのあと8分は大股で歩く。これを3セット繰り返します。短時間で心拍数を上げたり下げたりするので毛細血管の強化にいいと言われ、最初の跳ねる運動は骨への刺激にもなっておすすめです」
目覚めたときから眠りにつくまで、日常のあらゆるタイミングに温活を取り入れられている十和子さん。そんな温活エキスパートから、心強いメッセージが。
「温活って何かひとつに一生懸命取り組むより、多角的に身体をあたためることで過ごしやすく健康になっていくことだと思うんですね。年齢関係なく、取り入れられそうなところから始めていただけるといいのかなと思います」











