昔から続く結婚式のしきたりにとらわれず、心からお祝いする場へ。そんな本質的な結婚式の意味が見直されたと語る、フリーウェディングプランナーの遠藤佳奈子さん(※以下敬称略)。大きな変革を迎えているホテルウェディングと、
突然訪れた、先の見えない空白スケジュール
遠藤 2020年4月にその春予定していた結婚式がすべてキャンセル、延期に。最初は不安だしかなり落ち込みましたが、”自分だけじゃない、仕方ない”と切り替えるのは早かったと思います。そもそもフリープランナーを始めた当初はOLと兼業していて、気になる会場があれば自分から名刺を渡して売り込むというのを続けていて、そこで鉄のハートが育っていたからかもしれません(笑)。
――人気ホテルやレストランと提携するようになったきっかけは?
遠藤 最初に提携してくれたのは外国人オーナーのレストランでした。海外の方はフリーランスと働くことに抵抗がないのかな。そのあと「アンダーズ 東京」立ち上げの際、同世代の女性マネージャーが新しいことに意欲的で、私のことも自分たちの方針にぴったりだと声をかけてくれたんです。ホテルとフリーランスが協業する事例ができ、徐々に広がっていきました!







