「家族婚だからこそできること」を考え、プログラムの検討を重ねたひかるさん。まずふたりがお互いにウェルカムスピーチでゲストへ参列の感謝の気持ちを伝え、健さんの父の乾杯と同時に祝宴がスタートした。ふたりをはさんで、コの字になるよう自然に距離を保った席次にしたのもゲストみんなが安心して楽しめるポイントに。
ふたりが用意した演出の1つ目は、プロフィールムービー。健さん、ひかるさんそれぞれが自身の歴史を振り返り、写真とともに家族へのメッセージを添えたムービーは、会場内の大きなソファにゲストと座り、モニターで談笑しながら鑑賞を。「ふたりの成長にたっぷりと浸ってほしくて。両親や兄弟との昔からの思い出の写真を、とにかくたくさん入れました。家族だけが見るので、時間も気にせずに長めに作りました」。
こだわりの料理はフォアグラやトリュフをはじめ、熊本産の牛肉や、季節を感じられる秋刀魚と栗のご飯やお吸い物など、日本の素材にこだわりつつ、幅広い年代にも味わってもらえるフレンチベースのフルコースに。
また、席札はゲストひとりずつに宛てた手紙としてテーブルにセッティング。パーティ中に全員で手紙を読んでもらい、“ふたりの感謝をしっかり伝える”時間を用意。さらに、ゲストへ事前に宿題としてお願いしていた“ふたりに宛てた手紙”を、ひとりずつから読み上げてもらうプログラムも。
家族ひとりずつと思いを交換し合い、涙と笑顔の温かいパーティを叶えた。