「アジア人で初めて」増えてます

アジア市場の拡大や美の多様化の波に乗って、ビューティ界隈でも「アジア人で初めて」というキーワードを耳にすることが増えた昨今。アジアを代表するミューズ達の「世界を舞台にしてみて気づいたこと」や、美の秘訣にフォーカス。

ボビイ ブラウンの顔に起用された国際派女優クラウディア・キム


©GettyImages

25周年を迎えたビューティ・ブランド、ボビイ ブラウンのミューズに、アジア人として初めて抜擢された女優のクラウディア・キム。米国で生活した経験も長く語学に堪能な知性派で、『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』(2016)に出演するなど、インターナショナルな活躍でも注目されている。若く見せることにこだわる韓国美容文化の中で育った彼女は、ボビイの“BE WHO YOU ARE(自然なありのままの自分でいること)”という考え方に、深く感銘を受け、目指す美のゴールもナチュラルビューティにシフトしたという。


photo by instagram @claudiashkim by Claudia Kim

 彼女のナチュラルビューティーを支えるのは、ミネラルや食物繊維が豊富なスティールカットオーツ、ココナッツオイル、チアシード、アーモンドミルクなどのスー パーフード。コンラッド・ソウルにある「The gym Pulse 8」というジムに長年通い、パーソナルトレーニングや栄養管理を受けているそう。

photo by instagram @claudiashkim by Claudia Kim

韓 国ソウルで行われた、3月18日にアジア限定で発売される「スキン ファンデーション クッション コンパクト SPF50 (PA+++)」(¥7020)のキャンペーンイベントでは、メイクモデルとして登場。ボビイ・ブラウンに「無理に作らず、彼女のそのままの美しさをキー プするだけで充分」と絶賛された美肌ぶりで、会場を魅了した。

ロレアル・パリのグローバルスポークスパーソン、パク・スジュ


photo by instagram @soojmooj by Soo Joo Park

名ファッションエディターのカロリーヌ・ロワトフェルドに見出された韓国人モデルのパク・スジュは、昨年、アジア人で初めてロレアル・パリのグローバススポークスパーソンに任命された。「アジア人初の起用という点では責任を感じている」と語った彼女は、美の多様性を体現するという役割に大きなやり甲斐を感じているそう。彼女がスキンケアよりも時間をかけるのは、ヘアケア。トレードマークでもあるプラチナブロンドを美しくキープするために、レッドケン(REDKEN)のヘアマスクでケアし、タングルティザ—のヘアブラシでとかすなど約90分かけるのが日課!

ヴィクシーモデル&エスティの顔となったリウ・ウェン


©amanaimages
2009年に東洋人で初めて、米下着ブランドのヴィクトリアズシークレットのモデルに起用され、現在はアジア人初のエスティ ローダー・グローバル・スポークスモデルも務めるリウ・ウェン。キャリアの長い彼女からは、「アジア女性をひとくくりにせず、みんなちがう見た目だということを理解してほしい」というコメントも。instagramには、世界を飛び回って疲れた肌を、エスティ ローダーのアドバンス ナイト リペア パワーフォイル マスクで癒す様子がアップされている。

「アジア人で初めて」の嬉しいニュースが増えるなか、連載 萬波ユカの「まんなみずむ」でお馴染みの萬波ユカや、 『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』出演で話題となったTAO などの日本人モデルも、世界を舞台に活躍中。このコーナーで彼女たちのビューティTipsを紹介する日も近い!?

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