【お悩み11】首と肩がカチンコチン

年末年始にしっかり休んだし、仕事もそれほど忙しくないのに、首と肩が凝ってカチカチに。ひどい時は頭まで痛くなってくるような気が。お風呂で温めても硬さが取れないし、マッサージや整体でほぐしてもらっても一時的に楽になるだけ。

首凝り、肩凝りは、長時間のスマホやPC作業で前傾姿勢になったり、肩が内側に入る巻き肩になり、首の筋肉が緊張し、肩甲骨周りが固まtたりすることが主な原因。今年こそ、凝り知らずの生活を手に入れたい、と思っているあなたに、硬くなった首と肩をほぐすセルフコンディショニングメソッドをご紹介。1と2は朝や寝る前に、3は仕事の合間にもできるので、1時間に一度、デスクを離れてストレッチを。

1.首の「うんうん」「いやいや」

【お悩み11】首と肩がカチンコチンの画像_1
全身の力を抜いて、5カ所×5セット

仰向けに寝て全身を脱力。両手で首をはさみ、親指を鎖骨に近い胸鎖乳突筋(頭を傾けると浮き出る筋)に当て、残りの指は首の後ろ側に。親指で胸鎖乳突筋をとらえたまま、「うんうん」「いやいや」と首を小刻みに、上下左右に振る。親指の位置を少しずつずらし、鎖骨上から顔に向かって計5ヶ所で「うんうん」「いやいや」を5セットずつ。

2.テニスボールで肩甲骨ほぐし

【お悩み11】首と肩がカチンコチンの画像_2
手が届きにくい背中は、テニスボールを使ってゆるめて

1)仰向けに寝て膝を立てる。片側の肩甲骨の横に硬式用のテニスボールを置き、腕をまっすぐ上に伸ばす。

【お悩み11】首と肩がカチンコチンの画像_3
左右4カ所×3 回行って

2)脇や肘が開かないように注意しながらまっすぐ下に肘を引き、肩甲骨の深部にテニスボールで刺激を与える。肩甲骨周りでテニスボールの位置をずらして計4ヶ所で、「伸ばす・引く」を3セットずつ。反対側も同様に。

3.背中ストレッチ

【お悩み11】首と肩がカチンコチンの画像_4
腕から肩甲骨の緊張がほぐれ、肩凝りがラクに

壁から少し離れて立ち、左手をまっすぐ伸ばして壁にタッチし、左脚を一歩前に出す。上体を前に押し出すように一歩踏み込み、腕から脇の下をしっかり伸ばして10秒キープ。踏み込んで10秒キープを3セット。反対側も同様に。

●教えてくれたのは 村木宏衣さん
エイジングデザイナー。エステティックサロン、整体院、美容クリニックで経験を重ね、独自の「村木式整筋」メソッドを確立。筋肉、骨格、リンパにアプローチするオリジナルの理論と手法で小顔やボディメイクを実現する。

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