山の中を走る、トレイルランニングが盛り上がっている。自然の中で運動をすると、心身ともにリフレッシュできそうだけれど、実際どんな魅力があるのだろう? タレントの井上咲楽さんは、数年前からトレイルランニングにはまっている。「私の中では、ご自愛に近いスポーツなんです」その言葉の意味を知りたくて、彼女が感じているトレイルランニングの魅力を聞いた。
山の中を走る、トレイルランニングが盛り上がっている。自然の中で運動をすると、心身ともにリフレッシュできそうだけれど、実際どんな魅力があるのだろう? タレントの井上咲楽さんは、数年前からトレイルランニングにはまっている。「私の中では、ご自愛に近いスポーツなんです」その言葉の意味を知りたくて、彼女が感じているトレイルランニングの魅力を聞いた。
初めて知った「トレランは、ロードランの延長ではない」ということ
自分の身体と向き合うトレランは“ご自愛”に近いスポーツ
最も印象に残った井上さんの言葉、それが「ご自愛」だ。長時間にわたり自己管理が欠かせないトレランは、裏を返せば自分を労わるスポーツだという。
危険回避の先にあったのは「目の前だけに集中する」マインドフルネス
トレランを始めて、井上さんが最初に感じた面白さは“集中力が高まる感覚”だったという。
レースを通して自分と対峙する、それがメンタルケアにも繋がっている
昨年、井上さんはトレランの100キロレースを完走した。完走まで17時間半、想像するだけで気が遠くなるような時間だ。「途中で本当にやめたかった」と言うほど壮絶なレースを走る中で、井上さんはあることに気づいたという。
トレランは“チームスポーツ”。一人では得られない力がある
初めて長距離トレランに挑戦したときから井上さんは、プロトレイルランナーの宮﨑喜美乃さんの指導やサポートを受けている。その経験もあり、トレランのレースは、自分一人の力で走っているわけではないことを体感するという。
大人になってから見つけた“山遊び”
レースではないトレランは“大人の山遊び”だと井上さんは楽しげに話す。
「以前は突然休みの日ができたら、『休みになった! どうしよう』と思っていたんです。けれど今は一日休みになると『トレランに行ける!』とワクワクします。休みの日に自分のテンションを上げる、やりたいことがあるというのは大きいです」
トレランを楽しむためのこだわりグッズ
いかに荷物をコンパクトにできるかは、トレランをする人にとって永遠のテーマ。なおかつゴミを極力減らすためにたどりついたアイテムのひとつが、手ぬぐいだ。
「山にいると気温差で、鼻水がすごく出るんです。でもティッシュはウェアから汗を吸ってボロボロになるし、ゴミにもなるので、手ぬぐいで代替することに。薄いし軽いし、いざという時は止血もできますし、欠かせないアイテムです」
心のデトックスに新たな趣味。走ること以上のものをトレランから教えてもらった
もし、トレランを始める前の自分に声をかけるとしたら。最後にそう尋ねると、井上さんは少し考えてこう答えた。
「走ること以外の魅力も、たくさんあるよって伝えたいです」
あんなに山に興味がなかった自分が、今では休日ができれば愛車で山へ向かうことが楽しみに。コンパクトデジタルカメラを買ったのも、トレランがきっかけだった。
まず初めは経験者と一緒がおすすめ。安全と山のルールを守りながら楽しんで
今では、初心者の知人をトレランへ案内する側になった井上さん。かつて自分が教わったように、山のルールを正しく知ってもらいたいと話す。
「やっぱり最初は有識者の方と一緒に山に行ってほしい。山には登山者もランナーも様々な人がいて、共用の場所だからルールやマナーを守ることが大切です。道の見方や装備の面でも怖い思いをしてほしくないっていうのがありますね。山の近くにあるトレラン向けのスポットにはコミュニティやイベントの情報があるので、初心者向けの体験会や練習会に参加してみるのが安心だと思います」
1999年生まれ、栃木県出身。バラエティなどで活躍。NHK『ランスマ倶楽部』への出演をきっかけに本格的に走り始め、国内外のマラソン大会やトレイルランニングのレースに挑戦。2026年5月の「FunTrails Round みなの 50K」にて女子4位入賞を果たし、同年9月のベルリンマラソンでは3時間14分19秒(ネット)と自己ベストを更新するなど、タレントの域を超えた記録に注目が集まっている。












