透明感しか欲しくない！ MY透明感【ベスコス】トップ５

香水部門の2023年上半期・透明感キングです。L’EAU PAPIER、紙の水。真っ白な紙の上に、あなた自身がインクを走らせる情景をイメージしてみてください。

香りのジャンルはホワイトムスクなのですが、これぞいちばん欲しかった透明感と定義したいクリーンな芳香。春先、軽井沢の窓際でひとり読書するときの鼻をくすぐる匂いとでも言いましょうか。

ほんのり懐かしくてあたたかな気持ちになる秘密は、ライススチームアコードが潜んでいるから。グラース産のミモザやブロントウッドも見え隠れ。ピローミストとしても使っています。

深～いところまで炭酸がスピーディに作用する、炭酸泡洗顔のファイナルアンサーです。泡のキメが、まぁすごい。細かくて、厚みがあって、弾力がある。初めて触ったときは「ナニコレ？」とつぶやいてしまいました。

水＆保湿成分のポリオールと2種類のポリマーが絡み合って、構造体を形成する新泡膜強化技術を採用。だから濃密泡が実家のお布団のようにモチモチなんです。しかも抱え込まれた保湿成分が残留するから、洗う前よりも素肌がしっとりうるおうんですよ。洗うだけで透明感、そしてうるおい。炭酸泡をつぶさないように、やさしく肌の上でゆっくり動かす所作は、透明肌への大切なルーティンになりました。くすみベールを1枚ぱっとオフしたような、洗顔後の自分が楽しみになるうるおい炭酸泡、開発チームの底力に感嘆です。１回体験したらもう手放せなくなりますよ。さすがSENSAI！

粉浮き、しません。仕上げに少量をさっとのせれば毛穴にサヨナラ。透明感の敵、それは毛穴ですよね。肌の凹凸や影のカバー力に信頼を置いているのが、NARSのお粉。処方にナイアシンアミドが入っていて、毛穴にアプローチ。さらさらな均一肌が、長時間キープできます。

厚さはほぼ8㎜！おしゃれで、モバイル性も抜群です。ありがとう、フランソワ。

編集部でも絶賛の嵐を巻き起こしたラベンダー色のバームスティック型ハイライター。これぞ透明感の魔術師ですよ。近くで見ると、微細なラメが瞬いています。ちょっと紫が強いかな？って思うじゃないですか。この配色計算が、シャネルのすごいところ。

素肌にワンストロークするだけで、つややかなテクスチャーと共に、モードな青い透明感を運びます。ひんやりした陽光をギュッ！と集める感覚ですね。頬骨や鼻筋はもちろん、唇のキューピッドラインの上にポン、とのせてみてください。口もとにぐんと奥行きが出て、可愛いアクセントに。

発売から16年。2007年の発売時、じつは限定品でした。リッププランパーという新しい価値観とカテゴリーを生み出したマキシマイザーが、初リニューアル。90％自然由来成分にフォーミュラチェンジした新生リップ マキシマイザーは、今年の一大ニュースになりました。

刷新したポイントは３つです。ヒアルロン酸とチェリーオイルが新たに配合されたクリーンな処方。24色の幅広いカラーシェードに拡大。そしてクチュール感あふれる新パッケージです。シルバーのオブリーク ロゴが加わりました。スーッとするミントのような爽快感や唇をふっくらと導く処方はそのままステイ。永遠の定番、ピュアピンクの001はポーチのスタメンですが、特に離れられないのが夏の限定色の043 ロゼ。絶妙にオークルを帯びたヌードピーチ色で、ほどよく唇の赤みに透けてなじみ、透明感あふれるリップが簡単に手に入ります。

今すぐ使える透明感コスメ５人組。できる子たちと一緒に、年下半期も軽やかに駆け抜けたいものです。発売中の本誌８月号の「2023上半期 ベスト・オブ・ビューティへのラブレター」、そしてYouTubeのベスコス企画もぜひ。