ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンと、彼の第一子を産んだブリアナ・ヤングワースの親権を巡る争い、ご存知ですか? 詳しくはニュースを読んでいただきたいのですが、ブリアナがルイの新恋人に向けて発したツイートを見て、ゾゾーッとしてしまいました。本来であればルイに向けられるべき怒りが、その恋人に対して向けられてしまっているパターン。本当はルイに振り向いて欲しくてしょうがないのに、素直になれないブリアナの心境が素直に表れているなあ、と。そんなブリアナの心境を察した途端、なんだかちょっと彼女に同情してしまった自分がいたり。
その反面、びっくりしたのがルイの鈍感レベル。もともと付き合ってないんだから、結婚しないのも当然。結婚していないんだから、新しい彼女を作ろうと、僕の勝手でしょう? そんな彼の言い分も間違ってはいないし、理解できるんです。でも彼に、もう少しだけブリアナの心境を理解してあげられるだけの繊細さがあったら、親権争いも起きなかったのでは。
先日とあるお仕事で、恋愛カウンセラーの方に話を伺う機会が。「ボディタッチや上目遣い、かわいい絵文字使いなど、女子のモテク(モテるためのテクニックの略)って、どこまで許されるんですか?」という質問をしたところ、「恥ずかしがらずに、やり過ぎくらいで攻めるのがちょうどいい。女性は何かと”さりげなさ”を意識するけど、男性はそんなんじゃまったく気付かないから!」という答えが。
そんな先生の回答を聞いて、何だか急にドッと疲れてしまった私。やれデートの席での気の遣い方から、LINEの返事まで。相手を好きであれば好きであるほど、気にしてしまうのが女子の悲しいサガ。自ら気を遣おうと意図していないから治そうというのも無理な話ですが、女子だけがこんなに気を揉まれるって、なんだか不服じゃないですか⁉︎ 今週編集部で盛り上がったジブリネタに戻りますが…私がこよなく愛する『耳をすませば』の登場人物、天沢聖司が時代を超えて愛されているのも、ヒロイン雫の気持ちをしっかりと汲む繊細さからなのかも?と、新たな発見が。”空想の王子様を追い求めているようじゃ、結婚への道のりはまだまだ遠いかも…”と落ち込む夜でした。(ライターA)
女の嫉妬と、鈍感男 深夜のこっそり話 #373
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