同僚や友達を「最近キレイになったな」、と思うように、セレブも「また一段と輝いているなぁ」と感じることがあります。そして最近、ものすごいハッピーオーラを放ってる!と思うのが、ケイティ・ペリー。先日リリースした新曲『Never Really Over』のMVに映る姿は、もう女神みたいな美しさ。以前はちゃきちゃきとした性格と持ち前のグラマラスボディで明るい峰不二子的な雰囲気でしたが、そこに艶やかな大人の色気が。私的には今こそ、ケイペリ史上最高の状態。
そんな変化の大部分を担っているのが、ブロンドのゆるウェーブヘア。これまで大胆なカラーリングやピクシーカットなど、攻めの姿勢を崩さなかったケイティの「バック・トゥ・ベーシック」に、私を含む多くのファンがズキューン!!と度肝を抜かれたことでしょう。これぞまさに、プラスギャップ!?
そういえば、誰かさんも同じようなことしてなかったっけ……と思い出したのが、マイリー・サイラス。かつてティーンの憧れの的だったポップアイドルは多くの先輩スターと同じように、迷走期に突入。髪も衣装もぶっとびで、言動からパフォーマンスまで、イタすぎて目も当てられない状況。そんなところから救ったのは、腐れ縁の恋人リアム・ヘムズワースとの復縁でした。するとマイリーはそれまでのアタシ的ファッションをいとも簡単に棄て去り、ラブリーなお嬢さんルックに変身。恋は人をここまで変えるのか!と、それは深く深く感動したものです。
と、ここにきて、「ああそうだ、ケイペリも先日婚約したじゃないか!」。これはもしや、と頭を巡らせてみると、スカーレット・ヨハンソンも同じパターンを辿っている。このパターンとは、幸せの絶頂×ブロンドゆるウェーブという、恋愛ステータスとヘアスタイルの関係性。
個人的なイメージですが、ブロンドゆるウェーブ=アメリカ版・量産型モテヘア。モテを狙ってのモテヘアにするならわかるが、すでに恋人がいるどころか、幸せの絶頂にあるお方がなぜに、あえて? と、自分では到底理解できないモテ女のマインドを理解するべく質問を投げかけるのは、私の母親。娘がいうのもなんですが、母親は私がこれまでに出会った人のなかでトップ・オブ・モテ女と言っても過言ではなし。そんな彼女の出した答えは「彼色に染まれる女ほど、愛されるものなのよ」というもの。
多くの女性は、付き合う前に量産型モテを体現するが、いざ恋人を手に入れたら、マイウェイに戻る。しかし本当にモテる女というのは、モテなどさらさら意識していないスタイルで恋をつかむ。そして自然と彼好みの女に変化することで、男性の優越感やら独占欲を満たすのだという。
確かにスカヨハは今回ゴールインすれば3度目の結婚だし、ケイペリも2度目の結婚で相手はオーリーときた。マイリーこそ初婚だが、相手はリアル王子様を体現したようなリアム♡ うーん、ナチュラルボーンモテ女、恐るべし。
さてライトブラウンのゆるふわカールヘア(これってまだモテるのかな?)の自分を想像……すると同時にめまいに襲われ、拒絶反応。自分が好きな自分か、彼が好きな自分か……。夏ももうすぐそこに。今年こそ、このコラムで夏デートの報告をできることを願って! モテ研究に耽る夜は、まだまだ続きそうです。
セレブニュース担当。好きなセレブはマライア・キャリー、タイプはキアヌ・リーブス。運命の恋を探し続けてうん10年、取り柄はプラス思考。