薄々気づいてはいたことですが、料理が苦手です。
子どもは正直なもので、2歳の娘は容赦なく食べてくれないことも涙。肉屋で買ったコロッケを美味しいと目の前で食べられると悲しくもなり......。
料理上達がここのところの必須項目だったのですが、出合えました! 『基本調味料だけで作る 毎日の献立とおかず』(すみや 角田真秀さん著)という料理本です。醤油や塩、オイル、味噌、酢などの家にあるもので、あら不思議! 美味しい味にできあがるのです。しかも「えっ。もうできたの!」という簡単さ。
これまでホイル焼きやムニエル専門だった鮭も甘酢でさっと煮るだけの“鮭のマリネ”を作ったら、子どももパクパクと食が進むではないですか!
そして今リピート中なのが、レトルトいらずの“ハッシュドビーフ”や、すし酢いらずの“おいなりさん”。料理に自信がないと、野菜に混ぜるだけ、といったレトルトに走りがちなんですが、どうも味が濃いな~と思うこともあったので、「これこそ求めていたものだったのよ」とつぶやきながら作っています。(シチューやカレーのレシピもあるので次の課題としてチャレンジ予定であります!)
ベーシックな基本調味料さえよいものをそろえて、毎日の食卓はシンプルに、また食べたくなる素朴で優しい味を。自分の生き方にもあっている気がしてすごく気に入ってます。後は自分のやる気だけなのですが(料理に取り掛かるまでに時間がかかるという…)、エディターOも以前言っていてとってもとっても共感した丁寧な暮らしを目指すべく、日々精進します......。
ウェディングとファッション担当。淡々としてますが笑い声だけよくとおります。好きなものは夕暮れとボサノバとチョココロネ。