外に出た瞬間の強烈な日差しに、夏がすごい勢いで近づいているのを感じます。ひんやりリップの記事でも書きましたが、マスクありきの夏メイクって本当に難しい! 最近はカバー力が適度にあるミネラルBBクリームを使っていたのですが、マスクへの色移りとヨレやすさという点がマイナスだったんですね。それを使いきって新たなベースメイクの相棒を探していた時に出合いはありました。久しぶりに会った美容ライターさんがBIORの『リキッドパウダー エアレスクッション オーガニック アクア美容液ファンデーション』を「崩れない上にマスクに付きにくい!」と全力ですすめてくれたんです。
ナチュラルコスメに精通している人の太鼓判ということもあり、善は急げとばかりに伊勢丹新宿店のB2Fビューティアポセカリーへと買いに走りました。結果、買って大正解! 教えてくれてありがとうの気持ちを込めて、本コラムでその良さをリコメンドしたいと思います。
特筆すべきは、リキッド独特のベタッとした感じがないこと。肌の上にのばしたとたんパウダーのように変化する不思議なつけ心地。リキッドのうるおい感とパウダーのサラサラ感を併せ持つ、できる子なんです。そして、SPF50+ PA++++という高UV機能が頼もしい上に、化粧下地やパウダーが不要という、「メイクは時短」が合言葉の自分にぴったりなファンデーション(もちろん下地を塗っても使えるので、そこはお好みで)。
暑い日にこれを塗って不織布のマスクをしながら1日を過ごしましたが、白いマスクにうっすら色が付くくらいでほとんど気になりませんでした。あと、ボタンをプッシュするたびに新たなファンデーションが出てくる構造なので、通常のクッションタイプにくらべてファンデーションが酸化しにくい点も秀逸。私は汗っかきなので夕方頃に肌がちょっぴりテカテカするのですが、そんなときは、気になる部分にちょちょいと塗ってお直しするだけで、肌がみるみる生き返ります。テクいらずできれいに仕上がるクッションファンデ、ずぼらな自分にはありがたい相棒です。
ファッションとカルチャー担当。ボーイッシュな服がワードローブの大半を占めています。ラジオとハイボールがあれば、とりあえず幸せです。