疲れて帰ってきたある日、それでもサラダが食べたくなり、グリーンリーフミックスにオリーブオイルと家にあったスパイス塩を振りかけた、ごくごくシンプルなサラダを作ったところ……ビックリ! おいしい、と思わずつぶやいてしまうほど、まろやかで後を引く味に疲れも吹っ飛びました。
そのおいしさの秘密は、まぎれもなく「さんぺだる塩」。夏くらいからちょこちょこ使っていたものの、身体のコンディションが素直な状態で、突然そのおいしさに気づくってことありますよね!? この時がまさにそれでした。
スパイスとハーブが17種ミックスされたヴィーガン塩なのですが、癖もなくふんわりとさりげなく素材を引き立てる仕上がりがすごい。作っているのは、ヴィーガン料理のケータリングでファンも多いSUNPEDAL主宰のYOKOさん。テレビ番組のセブンルールで紹介されていたのでご存じの方も多いかもしれません!
一度ケータリングで料理をいただいたことがありますが、ヴィーガンとは思えないような色鮮やかなビジュアル、五感を刺激するような味わいと満足感に身体が喜んでいることを実感しました。
さんぺだる塩も、このSUNPEDALのエッセンスがちりばめられ、味のキーとなっている中東のスパイス、スーマックのほか、YOKOさんが旅を通して出合った17種類の農薬不使用のハーブ、スパイスを自家挽きし、フレッシュで香り高くブレンドしているのだとか。どことなく多国籍感を感じるのはそのためですね。
さらに「パフュームをまとうように」というコンセプトで、トップノート(素材を楽しむ)、ミドルノート(火を入れてポテンシャルを引き出す)、ラストノート(最後の仕上げに、余韻に浸る)を提案しているのも素敵なのです!
さりげなく異国情緒香るスパイスは旅のお供にもぴったりで、先日友人に誘われ伺った河口湖のラグジュアリーなグランピング宿「hotel norm.air fuji」 では、サラダはもちろん、お肉に下味として振り、焼いてミドルノートを楽しんだりと、さんぺだる塩が大活躍でした!
また、最近見つけてワクワクしたのが、音楽家の小林武史氏がプロデュースしていることでも知られる千葉県木更津市の「クルックフィールズ」に、皆川明氏が手がけた宿「コクーン」が11月24日にオープンするという情報。そこでは、“創る暮らし”を体感することをコンセプトに、キッチンラウンジが備えられているのが象徴的なんだとか! 暮らすように旅する、の延長で楽しむ、料理をしながら旅するという形態。(私はあくまで簡単な料理しかできませんが💦)この「さんぺだる塩」、旅にも欠かせない名わき役になりそうです。