【05:食材 & 調味料編】SPO(すぐ・ポチる・オンナ)秋の美食祭り

間違いのない「おいしいもの」こそオンラインネット通販をこよなく愛するスタッフが、「間違いのない」おすすめアイテムを調査する本企画。食欲の秋、今回はオンラインで購入できる「お取り寄せ」の名品をおいしいもの好きの人たちに大リサーチ。秋の夜長に、さああなたもレッツ「ポチ」!

料理がもっと楽しくなる食材 & 調味料

おいしいもの好きな人に聞く、日々の料理を底上げしてくれるアイテムの数々

おいしい料理はまず食材から。これであなたもお料理上手!?

編集O(以下O) 「おいしい料理はまずおいしい食材から」って言うじゃない。ラクして料理上手になれるんじゃないかという期待で、ワクワクが止まらないよ!
ライターP(以下P) まずは日本人の命の源、お米から。ゲスト推薦人はミュージシャンの坂本美雨さんです。SNSのおうちごはんの写真もいつもおいしそうな坂本さん、のお米がおすすめだとか。「白米と玄米を1対1で合わせて炊く」っていうのも気になる。やってみたい!

①のはら農研塾/ヒノヒカリ白米&玄米(ミュージシャン・坂本美雨さん)

熊本・阿蘇の湧水の恵みを受けた有機栽培米。「熊本の友人、野原さんが作る白米と玄米を、独身時代からずっとお取り寄せし続けています。情熱と愛にあふれた物作りの姿勢も尊敬しています」。白米と玄米を1対1で炊けば、白米と同じ要領で炊けるのも魅力。

白米と玄米のセット(各2㎏)¥3,500/のはら農研塾白米と玄米のセット(各2㎏)¥3,500/のはら農研塾
096-245-1919
http://www.nohara-nouken.jp/

O 冷水さんがおすすめのも美味。精米具合を細かく選べるのもうれしいよね。

②お米農家 やまざき/ひなたの粒(料理家・冷水希三子さん)

「筑波山の麓で、無農薬で愛情込めて作られている山㟢さんのお米はとてもおいしく、作っている方の人間力もすばらしいです」。鮮度のよいお米を提供するため、注文後に七分づきや五分づき、白米に精米してくれるのもうれしい。

ひなたの粒(茨城県産農薬・化学肥料不使用コシヒカリ2㎏)¥1,550/お米農家 やまざき
mail@okome-yamazaki.com
http://www.okome-yamazaki.com/

ライターM(以下Mとかとかとか、毎日使う基本の調味料がおいしいと、料理の仕上がりがワンランクアップしそう。みたいに、料理の仕上げにかけるだけで簡単にしゃれたムードを醸し出せるのもいいなー。これポチろうっと。

③クラタペッパー/ブラックペッパー(Fermentation主宰・茂木恵実子さん)

「カンボジアに魅せられたオーナーの倉田さんがかつてのカンボジアの名産品、コショウを産業として再興。おいしいコショウは数あれど香りの鮮烈さ、華やかさは群を抜いています」。香りと辛みがストレートに弾け、きらめく!
ブラックペッパー(50g)¥853(税込み)/クラタペッパー
0587-81-3207
http://www.kuratapepper.com/index.html

④日本自然発酵/おいしい酢(ファッションディレクター・濱中鮎子さん)

昔ながらの製法で造り、みかんの果実酢も配合。「口当たりまろやか。そのまま飲んでもおいしいですが、料理にも使いやすい。漬け物なども簡単に作れるので、ケース買いしています。友人に差し上げると、必ずリピート買いしています」
おいしい酢(900㎖)¥898/日本自然発酵 おいしい宅配センター
0120-338-949
https://www.nshk.jp/

⑤アムリターラ/アムリターラ農園 自然栽培味噌(編集長G)

「化粧品で有名なアムリターラですがフード&ドリンクも大充実。味噌のほかにしょうゆも愛用しています」。九州の自社農園で栽培された玄米と大豆を、今では珍しい"蔵付き麴菌"により天然の力で醸造した味噌。中甘口と中辛口の2種あり。
アムリターラ農園 自然栽培味噌(750g・2017年は10月下旬発売予定)各¥1,600/アムリターラ
0120-980-092
http://www.amritara.com/

⑥井上誠耕園/新鮮檸檬オリーブオイル(編集T)

「友人にすすめられたのがきっかけで購入。サラダなどにかけたら素敵な一品に」。小豆島でオリーブ農園を営む三代目がオーストラリアで収穫したてのオリーブとレモンで作るから超新鮮。想像以上の果実味にノックアウト。
新鮮檸檬オリーブオイル(117g)¥1,550/井上誠耕園
0120-75-0213
http://www.inoueseikoen.co.jp/

O レモンといえば、鯉党の編集長は、調味料もメイドイン広島のを愛用中。秋冬は献立を考えるのが面倒くさくてつい鍋を作りがちなんだけど、爽やかなレモンの風味でマンネリ解消できる!

⑦よしの味噌 広島れもん鍋のもと(編集長G)

塩麴の深いうま味とまろやかな甘みに広島産のレモンの爽やかさやフルーティー感がキラリ光る。5 倍希釈タイプ。「冬はこの鍋のもとを。ちなみに夏場は、『幸せの黄色いめんつゆ』がスタメンです」
広島れもん鍋のもと(180g)¥400/よしの味噌
0823-31-7527
http://www.yoshinomiso.com/

M ……さっきから気になってたんだけど、のパスタ、これ何!?

⑧パスティフィーチョ・ヴィチドーミニ/スパゲットーニ 2㎜(スタイリスト・飯田珠緒さん)

長さ50㎝を超えるビッグなパスタは、無農薬有機栽培のデュラム・セモリナ小麦100%使用。低温熟成させるため、もちもちで風味絶佳。「某イタリア料理店でも使われているらしいのがこのパスタ。おかげで太麺の魅力に目覚めました」
スパゲットーニ 2㎜(1㎏)¥1,750(税込み)/ハイ食材室
03-5809-9236
https://www.rakuten.ne.jp/gold/hi-syokuzaishitu/

P そう、写真じゃわかりづらいんだけど、このパスタ、長さが50センチ以上あってすごく大きいの。太さも2ミリあって、ゆでるともっちもち、絶品の歯ごたえ。テーブルに南イタリアの風が吹きますよ(行ったことないけど)。スタイリスト、飯田さんのおすすめです。
M 飯田さんはのおそばもすすめてたね。こっちも一度食べたら箱買いでリピートする人続出なんだとか。

⑨卯月製麺/ほっそり細そば(スタイリスト・飯田珠緒さん)

実の中心から外殻まで丸ごと使う"挽きぐるみそば粉"を使用。「友人の結婚式の引き出ものでいただいて以来、何度もリピートしています。細いのに、コシがきちんとあってのどごしも抜群。さすがそば処、山形!」
ほっそり細そば(200g・8袋入り)¥1,560(税込み)/卯月製麺
0120-123-035
https://www.rakuten.co.jp/uzuki/

O の胡麻辣醬、味見したけど初めての味。お肉とか豆腐とかにのせるだけで辛ーい、でもうまい! って止まらなくなる。ビールが欲しくなる味だね。

⑩ターンムファーム/胡麻辣醬(エディター&ライター・門前直子さん)

兵庫県篠山市で、無農薬でハバネロを育てているターンムファーム。ハバネロソースで有名だが、たっぷりの白ごまに山椒、花椒、八角、ターンムファーム産のスモークハバネロなどを混ぜ込んだこちらも逸品。「否応なしに食欲が高まる秘伝の醬。他にない味で、取り寄せる価値があります」
胡麻辣醬(100g)¥750(税込み)/ターンムファーム合同会社
hello@mellowhabanero.com
http://mellowhabanero.com

M のペーストは、バゲットとチーズと合わせたら、赤ワインが進む進む。

⑪川原田農園/いちじくペースト(料理、菓子研究家・若山曜子さん)

自家栽培したいちじくを砂糖と煮詰めたペーストは、「一見、普通のペーストですが、こしあんか栗かと思うほど濃厚。えぐみがなく、いちじくの魅力がぎゅっと凝縮されています。デザートはもちろん、チーズやシャルキュトリーと合わせても美味」
いちじくペースト(150g)¥800/神楽市場
03-3943-9004
http://www.sumeshiya.com/ichiba/

P お酒のことばっかり考えなーい! 深酒した翌日の体にもやさしいをあげます。豆乳だけでおいしいパンケーキができるから、朝食にぴったりでしょ。

⑫marilou/マリールゥのパンケーキミックス(ライター・広沢幸乃さん)

「国産の食材を使い、余計な添加物を一切含まず、豆乳と少しの油を混ぜて焼くだけで世にも不思議なすこやかパンケーキが完成。正直、何十袋買ったかわかりません……」。ふなくぼ農園の焙煎玄米粉が主役の「マリールゥのいなほパンケーキミックス」(300g)¥780も新しくお目見え。
パンケーキミックス(300g・約6枚分)¥600/マリールゥ
025-274-2122
http://marilou.jp/

ゲスト推薦人 坂本美雨さん
さかもと みう●ミュージシャン。1980年生まれ、ニューヨーク育ち。1997年「Ryuichi Sakamoto featuring Sister M」名義でデビュー。音楽活動にとどまらず、作詞、翻訳、ナレーション、俳優業など多方面で活躍中。

編集O

ワインにビール、酒のつまみのチーズまでなんでもポチる。最近は冷凍餃子の通販に夢中。

ライターM

食にはとんと疎いが、食べるのは好き! 夏の繁忙期の反動が本企画で崩壊寸前に。

ライターP

今回、SPOに新加入。お取り寄せ品を姪っ子と甥っ子が食べてくれるのが何よりの喜び。

SOURCE:SPUR 2017年11月号「SPO(すぐ・ポチる・オンナ)秋の美食祭り」
photography:Satoshi Yamaguchi(cutout), Shinsaku Kato text:Yukino Hirosawa illustration:Surrender Hashimoto

SPUR MAGAZINEプロフィール画像
SPUR MAGAZINE

着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!

FEATURE