【ケンゾー】の“ケンドーパンツ”で、カルチャーに親しむ #深夜のこっそり話 #1852

2022年秋冬コレクションから、NIGO®(ニゴー)がクリエイティブディレクターを務める、新生KENZO(ケンゾー)。その華々しいデビューコレクションに対しては賛否両論耳に入ってきましたが、私はデザイン云々よりも“トーキョーカルチャー”の一時代を作り上げたNIGOのデザインが、世界最高峰の舞台でコレクションとして発表されていることにジーンと来たのでした。

剣道着の袴とスコットランドキルトを融合!

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メンズのアイテムです! KENDOショートパンツ ¥85,800/ケンゾー

さて。私が今回手に入れたのは、こちらのKENZOパンツならぬKENDOパンツです。その名の通り剣道のパンツ、つまり剣道着の袴と、そこにスコットランドキルトをミックスしてデザインされたボトムスだそう。色や腰紐、後ろについた腰板は剣道、巻きスカート仕様なところはスコットランドキルトでしょうか。

自由にアレンジの効くデザイン

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足もとにもケンゾーのソックスを合わせてみました。ルーズソックスのように履くのにハマっています。

このパンツのウエストはなんと約120cmもあり、腰回りに付いた計4本の紐を駆使してうまいこと穿いてね〜という、穿き方がかなり難解なつくりとなっています。ルックやECサイトの着用写真を見てもどう着付けられているのかがわからない……。紐がパンツの中からのびていたり、いい感じに腰回りにギャザーが寄っている様に見えたり。個人的には、こういった着こなしの余白がある服が大好物。腰まわりをきちんと折りたたんでプリーツをきれいにして履いたり、反対にテキトーに結んでぐしゃっとさせて履いたりとアレンジを楽しんでいます。

カルチャーに根ざしたアイテムをまとうこと

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剣道の袴の腰板のようなデザイン。ベルトループとしても機能。

正直カジュアルなムードのブランドアイテムはあまり手にすることはありませんでした。しかし私が愛する1990年代のストリートカルチャー、そしてヒップホップカルチャーにも通じているNIGO®が手掛けたラグジュアリーアイテムは、どうしてもワードローブに迎え入れたかった。カルチャーとしてのファッションの奥深さを思い起こしてくれるアイテムをゲットできてご満悦です!

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エディターTAJIKA

新米エディター。危険ギリギリのラインを攻めた海外一人旅が好き。最近はスパイス料理に沼ってしまい、口内に刺激を求める日々です。

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