4月10日からインド&ブータンの2か国を訪問していた、ウィリアム英王子とキャサリン妃夫妻。およそ1週間に及ぶ旅の最終日は、インドの象徴とも言えるタージマハルへ。そこで撮影されたとある写真に、大きな注目が集まっている。
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壮大なタージマハルが、ばっちり背景に収められたこの写真。じつは1992年に、故ダイアナ妃が撮影した写真と全く同じアングルなのだ。
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当時、チャールス皇太子との離婚を公表する直前に、インドを訪れたダイアナ妃。園内を散策するなか取り囲むカメラマンや記者らから離れ、ひとりこのベンチに座り、感傷にふけっていたという。その写真はインドでも大きく取り上げられ、ベンチには「レディ・ダイアナの椅子」という愛称まで付いたとか。
14年の時を経て、偉大なる亡き母と同じ椅子に座り写真撮影に及んだウィリアム英王子。撮影中には、母の思い出に浸ってか、ひっそりと涙をこぼしたそう。
ダイアナ妃と同じベンチに座り、微笑むウィリアム英王子&キャサリン妃夫妻。 Photo: Getty Images
センチメンタルに浸りながらも、笑顔で園内を散策したふたり。キャサリン妃は初めて訪れたタージマハルをとても気に入ったようで、「息を飲むようなデザインね! ここは、とても美しい場所。タージマハル設計の背景にあるロマンスについて学べたことも、すばらしい経験だったわ」と語った。
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2か国訪問で大きな注目を集めたのが、キャサリン妃のファッション。最終日に彼女が選んだのは、インド系アメリカ人デザイナーによるブランド、ナイーム カーンのドレス。白と青のコントラストが美しいドレスが、真っ青な大空にたたずむ白いタージマハルにマッチしている。
さらに耳元には、アジアンテイストな大ぶりピアスがキラリ。じつはこの品、前日ブータンのタクツァン僧院へ訪れた際に道端の露店で購入したという物で、その価格は7ドル(約760円)だとか。
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多くの感動を得たというタージマハルで、1週間に及ぶブータンとインド訪問を締めくくったふたり。旅のルートから、キャサリン妃のファッションまで、ぜひとも今後の旅の参考にしたい!
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