検索エンジン世界最大手のグーグルが、12月14日に「2016 Year in Search List(検索リストで見る2016年)」を発表。
俳優、女優、アーティストなど、様々な部門別にランキングが公開されたが、最も注目を集めたのが、ファッションデザイナー部門。名だたるデザイナーを差し置いて1位に輝いたのは、レイチェル・ロイという人物だったのだ。
Photo: Instagram (rachel_roy)
自身の名前「Rachel Roy」をブランド名として掲げる、デザイナーのレイチェル・ロイ。キム・カーダシアンの親友として知られており、キムが同ブランドを愛用していることから、知名度がアップ。しかし1位に輝いた理由は、他にあるよう。
歌手のビヨンセが新アルバム『LEMONADE』をリリースしたのは、今年4月のこと。アルバムの収録曲『Sorry』の歌詞の中でビヨンセは、夫ジェイ・Zのかつての浮気相手を「素敵な髪をしたベッキー」と表現。それに対しレイチェルが自分だと名乗りをあげるようなツイートを発信したことで、ビヨンセのファンたちは大騒ぎ。たった一夜にして、レイチェルの名はニュースに蔓延し、一躍“時の人”になったのだ。
Photo : Adriana M. Barraza/WENN.com
2位についたのは、「エリザベス&ジェームズ」や「ザ・ロウ」などのデザイナーとして活躍するアシュレー&メアリー=ケイト・オルセン姉妹。3位にはラッパーの”Rev. Run”ことジョゼフ・シモンズの娘で、靴デザイナーのアンジェラ・シモンズがランクイン。
4位以降は、以下の通り。
4位 ゼンデイヤ
5位 ケンダル&カイリー・ジェンナー姉妹
6位 ビヨンセ
7位 アニータ・ドングル
8位 ソニア・リキエル
9位 イヴァンカ・トランプ
10位 カニエ・ウエスト
Photo : Instagram (mkastyle)
上位10人のうち、2016年にファッションショーを催したのはわずか4組。ニューヨークのファッションウィークで自分たちのブランド「ザ・ロウ」のショーを行ったオルセン姉妹と、自国インドのファッションウィークなどでショーを催したアニタ、さらにカニエ・ウェストも「Yeezy」のド派手なショーで話題を呼んだ。
本業のデザインではなくスキャンダルによって注目度1位に輝いたことを、果たして本人はどう感じているのか。キムの親友ということからも、「知名度アップになった」とよろこんでいたりして、と感じずにいられない⁉︎