今年も世界各地で盛り上がりを見せた6月の「プライド月間」。レディー・ガガ(33)やテイラー・スウィフト(29)など、多くのセレブたちがメッセージを発信した。
今や世界中に認知されるようになった6月の「プライド月間」。2019年も各地でLGBTQの権利やカルチャーへの支持を示すイベントやパレードが開催され、多くのセレブたちがSNSを通してメッセージを発信!
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ニューヨークで行われたコンサートに登場したのは、かねてからLGBTQコミュニティの熱心なサポーターとして知られるレディー・ガガ(33)。「プライド月間」のシンボルであるレインボーカラーのファッションに身を包み、ステージへ。
ここでガガは自身がバイセクシャルであることに触れつつ、これまでLGBTQコミュニティにどれだけ救われてきたかを熱弁。
「もし世間がそうでなくても、まず自分から理解を示すことが大切。皆が思いやりの心を持てば、それは大きなパワーになる」と力強くスピーチし、感動を呼んだ。
別日にはレインボーカラーのTシャツを着用/Photo:Backgrid/アフロ
同じくニューヨークでサプライズパフォーマンスを行なったのが、テイラー・スウィフト(29)。LGBTQ権利向上運動の発祥の地となった「ストーンウォール・イン」にギターを持ちこみ、ヒットソングを披露。
「プライド月間」がスタートしたばかりの6月始めには、シカゴで開催したコンサートでLGBTQコミュニティへの支持を改めて公言したテイラー。また同月リリースした新曲『You Need To Calm Down』のミュージックビデオには多くのLGBTQセレブを起用するなど、ガガに負けず熱心な姿勢を見せている。
Photo:Getty Images
ロサンゼルスで行われたパレードには、ハイディ・クルム(46)やハル・ベリー(52)の姿も。ハイディは、ゴージャスに着飾った振付師の友人と参加。ハルもレインボーカラーのアクセサリーを身につけ、楽しむ様子がキャッチされている。
ハイディ・クルム/Photo:Instagram(@laganjaestranja)
ハル・ベリー/Photo:REX/アフロ
さらに、インスタグラムでLGBTQへのサポートを発信したセレブたちも多数。シャーリーズ・セロン(43)は、以前パレードに参加したときの写真を投稿し、「プライド月間」を祝福。
LGBTQに悩む若者たちに向けたチャリティ支援を行なっているヴィクトリア・ベッカム(45)は、カラフルなメッセージが書かれたオリジナルのTシャツを制作。自ら着用した写真をSNSに投稿した。
シャーリーズ・セロン/Photo:Instagram(@charlizeafrica)
ヴィクトリア・ベッカム/Photo:Instagram(@victoriabeckham)
こうしたセレブたちの活動には、もちろん賛成や応援のコメントが殺到。世界中でLGBTQへの理解を深めるひとつのきっかけになっているのは、間違いなさそう。セレブにとってもビッグイベントとなっている「プライド月間」。来年はさらなる盛り上がりに期待!
text:Kyoko Kawaguchi