イギリス王室で長年シェフを務めていたダレン・マグレディ(58)が、エリザベス女王(93)に作っていた料理を明かすと、93歳とは思えない食生活が発覚。
2020年1月15日(現地時間)に公開されたYouTubeの動画で、イギリス王室のシェフを長年務めたダレン・マグレディ(58)がエリザベス女王(93)の好物を明かすと、カロリーを度外視したわんぱくな食生活であることが発覚!
エリザベス女王のほか、フィリップ王子(98)、ダイアナ妃(享年36)、ウィリアム王子(37)、ヘンリー王子(35)のシェフも担当していたというダレンによると、キャサリン妃(38)は甘党であるのに対して、エリザベス女王は意外にも肉好きなのだそう。
なかでもお気に入りは、ガーリックステーキのようなクラシックな料理。通常はビーフテンダーロインで作るのだが、エリザベス女王には、好物の鹿肉も添えていたとのこと。
鹿肉は女王の私邸があるノーフォーク州にあるサンドリンガムや、女王が夏休みを過ごすスコットランドのバルモラルで狩りをして調達。付け合せわやクリームベースのソースに使う野菜も、領地内で採れたものを使っていたという。
王室でシェフをしていた当時を振り返り、「すべての料理にクリームやバター、脂肪をたっぷりと使っていた」と語ったダレン。「料理にはクリームとバターを好きなだけ使うことができて、それだけで素晴らしい味になります。まさに伝統的なフランス料理ですね」と、女王のフレンチ好きを明かした。
そんなカロリー度外視な食を好んだエリザベス女王だが、デザートに関しては節制していたよう。「食事やアフタヌーンティーの際に、女王のために大きなチョコレートケーキを用意しましたが、女王が小さなひと切れしか食べなかったのには驚きました。女王はケーキをもっと食べたいと思ったかもしれませんが、翌日の食事のときまで待つでしょうね」と、適度な食事を心がけていた様子。
93歳になった今も、元気に公務に勤しんでいるエリザベス女王。健康の秘密は、カロリーを気にせず好きなものを食べることなのかも!?
text: Saki Wakamiya